東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【お知らせ】「日本の学術誌・第10回・日本植物生理学会」の記事がSPARC Japan News Letterに掲載(5/8, 10追記)

2012年5月 8日

 昨年の12月まで「Plant Cell and Physiology(PCP)」のeditorをつとめていたこともあり、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所が発行している、SPARC Japan News Letter No. 11PCPについての記事が掲載されました。この企画は、執筆時にeditorであった渡辺と日本植物生理学会の幹事長をされていた、京都大・青山先生との共著で、PCPの出版形式、電子出版、電子投稿、どうやってJournalを充実させているのか、さらにPCPへの投稿を増加させるための著者へのPRなどをまとめたものです。2012年1月の出版となっていましたが、こちらが気がつかず、お知らせするのが遅くなりました。

 ちょうど震災直後に、IF(Impact Factor)上昇など、PCPがどのような取組をしてきたことが、国際誌としてのポイントを上げたのか、今後のさらなる取組はという点について、雑誌出版に関わる本省での会議への出席を学会などからお願いされたことが、今回の執筆のきっかけになりました。震災直後だったこと、こうした会議に出席したことがなく、どのような立ち居振る舞いがよいのかなど、ずいぶんと悩んで会議に出席していたのを思い出しました。いずれ、こうした取組がPCPだけでなく、JournalのIF、それ以外のメジャーで測ったとき、より高くことに寄与できればと思いつつ、この記事を記したのでした。

DSCN2585.JPG そういえば、今年の最新のIFも出る頃。どれくらいの数値になったのか、ちょうどPCPのeditorをしていた当時の雑誌評価の数字が出ることもあって、気になり始めた頃でした。


 わたなべしるす

 PS. 日本植物生理学会のHPでも、この記事のことが取り上げて頂けました。ありがとうございました。