【出前講義】福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会(9/7)
2012年9月 7日 (金)
今年度最初の運営指導委員会で、今年度から第2期目。第1期を踏まえて、第2期はどのようなことをするのか、今年度の計画のプレゼンが最初にありました。サイエンスの取組というのは当然のことながら、企業との連携、福島復興に向けての活動等、とてもactiveな企画で、去年より大きな発展があるのではと。楽しみになりました。どこのSSH実施校でもそうかもしれないですが、最終的なものをまとめる「文章力」、「実施校全体での運営」ということが改善されれば、大きな力となるのではと。。。
福島高校では、あわせて、コアSSHにも採択され、福島県全体の「理数教育」を牽引されようとしていました。福島県内の拠点となるような高校と連携して、各教科で様々な企画がされているのは、何よりではないかと思いました。このコアSSHを核にして、県内全体を底上げするというような意識が見えたことは、何よりの感動でした。
運営指導委員会でお世話になりました、校長先生、県教委の先生方、橋爪先生、原先生、遠藤先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。今年度のさらなる発展を祈念しております。
わたなべしるす
PS. すべてが終わったあと、科学者の卵、他のSSH活動等で、お会いしたことがあると現状などを議論できたのは、何よりでした。3年生は受験まであと少し、がんばってください。

夏と秋の狭間
2012年9月 7日 (金)
お久しぶりです。
M2古武城です。
9月も一週間が過ぎ、仙台はすっかり秋の気配・・・と言いたいところですが、
昼間はまだまだ夏の日差しが残っています。
七月以降の少雨と猛暑の影響で、東北・関東地方は
水不足の恐れが高まっているそうで。
実家のある九州では、豪雨により様々な被害があったのですが、
なんでも"丁度いい"というのは難しいですね。
暦の上では秋。
ちょっとここで秋についてのお話です。
「金木犀」
秋を感じさせる植物の一つ。
残暑の厳しい熊本にいた頃、私の実家の庭にある金木犀から
漂ってくる香りがとても好きで、やっと涼しくなる!と嬉しくなっていたのを
思い出します。オレンジ色の小さい花も可愛いいですよね。
金木犀の花を乾燥させた「桂花茶」というものがあり、
お湯を注ぐと甘く濃厚な花の香りが広がるそうです。
リラクゼーション効果もあるそうなので一度試してみたいです。
金木犀の香りが漂ってくるまで、もう少しかかりそうですが
夏と秋の狭間をもうちょっと楽しみたいと思います。
残念ながら、金木犀の写真ではないのですが、
実家から去年、今年に送ってもらったマンゴーをラボで育てているので
そちらの写真を載せてみました。
左:今年のマンゴー
右:去年のマンゴー
一年の成長がはっきり示されています。
【招待セミナー】大阪府大・生命環境科学研究科・特別講義「植物も自他認識できる?!--花粉と雌しべのコミュニケーション--」と国際植物の日・検討会(9/3)
2012年9月 4日 (火)
「国際植物の日」の検討会では、今年度の活動内容、次年度以降の活動の方向性、どのような単位で活動するのがよいかなど、来年度以降、よりよい方向に行き、さらにこのactivityに参加する方々が増えてくれればと思った次第でした。今回のセミナー、会議をお世話頂きました、大阪府大・小泉先生、青木先生、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

わたなべしるす
PS. 合間に大型の植物工場を拝見しました。ここまで自動化されて、いろいろな野菜が栽培されているのかと。感動ものでした。

夏休みも終わって。。(9/2)
2012年9月 2日 (日)
HPに記す時間がなかったのですが、8/30の早朝に、宮城県沖地震が。。M5.6。久し振りに大きなものでした。出張先で知って、labなどを確認したところ、軽いものが少し落下したくらいで。何も被害がなかったといってもよいのかもしれません。3.11の大地震の時には、その2日前に「前震」があったので、この週末が危ないのかと。。。直接関係ないかもしれないですが、フィリピン東方海上で、8/31の夜に、M7.6の大きな地震が。テレビには津波警報も出て。。何とも言えない緊迫感でした。翌朝の情報では特に何もなく、ほっとしたものでした。地震といえば、SSHの関係で鹿児島出張した折りに、仙台空港から沿岸部を見たとき。ずいぶんと緑の水田が海岸近くまで広がっていたのには、ほっとしました。3.11から1年半ほどですが、少しずつこうした農業環境も戻っているのだと。。。一方で、7/2で、釜石高校におじゃましたときには、震災後初めて、津波被害を受けたところを、この目で見たときには、目をおいたくなるような。また、当日の様子を現地の方から聞いたときには。。。町並みが少しずつですが、復興していたのには、住んでいる方々の心意気というか、がんばりに感動したのを思い出します。

アルバイトさんたちには、研究室の様々な仕事を手伝ってもらっただけでなく、HPに日々のことを書いてもらう試みも始めました。帰省中のこと、自分の出身校への訪問、毎日の生活のこと、観察したこと、旅先での出来事、今までは、lab memberというと大学院生以上に限られていたのが、もう少し若い世代の目から見た世界も綴ってもらうのがよいだろうと。これからもlab memberだけでなく、こうしたアルバイトさんからの目ということで、研究室を紹介したいと思います。

その代わりというのは、あれですが。。。社会貢献というか、出前講義、研究室訪問ではかなりの方々と交流が出来たのは、次の世代を考えた時、よかったことであろうと。少しだけほっとしています。研究室に来てくれた方々も、いつもの高校生(釜石高校、観音寺第一高校、小松高校、松山南高校、高志高校、秋田南高校、相馬高校、錦江湾高校、浦和第一女子高校、秋田県教育委員会)だけでなく、小学生が夏休みの実験ということで。渡辺自身が染色体の実験というの久し振りでしたが、いろいろな方々に教えてもらいながら、何とか。。それから、大きなイベントとして、「科学者の卵」と「植物生理学会」との合同で、高校生向け、シンポジウムを行いました。夏休みの忙しい時期というのもあったのかもしれないですが、100名を超える生徒さんたちに参加頂けたのは、何よりだったと思っています。ありがとうございました。

わたなべしるす
PS. 昔のシステムで見るのが大変だったものを少しずつ、現在のHPの形式にchangeして見えるようにしています。7, 8月に1度ずつ、行いました。古い記事と思われるかもしれないですが、意外な発見があると思います。ぜひ、ご覧ください。