東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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【更新履歴】出前講義履歴(4月~8月)を追加

2012年9月 7日 (金)

出前講義履歴(4月~8月)を以下のカテゴリに追加しました。

研究教育成果>活動報告>出前講義・授業

研究プロジェクト>若手(S)・アウトリーチ

2012-09-06 18.02.18

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【出前講義】福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会(9/7)

2012年9月 7日 (金)

 SSHの運営指導委員を、盛岡三仙台三観音寺一錦江湾をこれまで引き受けていましたが、今年度から、お隣の福島県立福島高等学校のSSHとコアSSHの運営指導委員とその委員長職を。。委員長職を仰せつかるのは、ここが初めてで。。議事運営、よりよい方向性ということで、少々緊張しました。

 今年度最初の運営指導委員会で、今年度から第2期目。第1期を踏まえて、第2期はどのようなことをするのか、今年度の計画のプレゼンが最初にありました。サイエンスの取組というのは当然のことながら、企業との連携、福島復興に向けての活動等、とてもactiveな企画で、去年より大きな発展があるのではと。楽しみになりました。どこのSSH実施校でもそうかもしれないですが、最終的なものをまとめる「文章力」、「実施校全体での運営」ということが改善されれば、大きな力となるのではと。。。

 福島高校では、あわせて、コアSSHにも採択され、福島県全体の「理数教育」を牽引されようとしていました。福島県内の拠点となるような高校と連携して、各教科で様々な企画がされているのは、何よりではないかと思いました。このコアSSHを核にして、県内全体を底上げするというような意識が見えたことは、何よりの感動でした。

 運営指導委員会でお世話になりました、校長先生、県教委の先生方、橋爪先生、原先生、遠藤先生をはじめとする多くの方々にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。今年度のさらなる発展を祈念しております。


 わたなべしるす

 PS. すべてが終わったあと、科学者の卵、他のSSH活動等で、お会いしたことがあると現状などを議論できたのは、何よりでした。3年生は受験まであと少し、がんばってください。

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夏と秋の狭間

2012年9月 7日 (金)

 

お久しぶりです。

M2古武城です。

 

9月も一週間が過ぎ、仙台はすっかり秋の気配・・・と言いたいところですが、

昼間はまだまだ夏の日差しが残っています。

 

七月以降の少雨と猛暑の影響で、東北・関東地方は

水不足の恐れが高まっているそうで。

実家のある九州では、豪雨により様々な被害があったのですが、

なんでも"丁度いい"というのは難しいですね。

 

暦の上では秋。

ちょっとここで秋についてのお話です。

 

「金木犀」

秋を感じさせる植物の一つ。

残暑の厳しい熊本にいた頃、私の実家の庭にある金木犀から

漂ってくる香りがとても好きで、やっと涼しくなる!と嬉しくなっていたのを

思い出します。オレンジ色の小さい花も可愛いいですよね。

 

金木犀の花を乾燥させた「桂花茶」というものがあり、

お湯を注ぐと甘く濃厚な花の香りが広がるそうです。

リラクゼーション効果もあるそうなので一度試してみたいです。

 

金木犀の香りが漂ってくるまで、もう少しかかりそうですが

夏と秋の狭間をもうちょっと楽しみたいと思います。

 

   

DSC_0205.JPG

 

残念ながら、金木犀の写真ではないのですが、

実家から去年、今年に送ってもらったマンゴーをラボで育てているので

そちらの写真を載せてみました。

左:今年のマンゴー

右:去年のマンゴー

一年の成長がはっきり示されています。

 

 

 

 

 

 

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【招待セミナー】大阪府大・生命環境科学研究科・特別講義「植物も自他認識できる?!--花粉と雌しべのコミュニケーション--」と国際植物の日・検討会(9/3)

2012年9月 4日 (火)

 アウトリーチ活動がここ10年近く認知され、広がってきたという感じを受けます。今年から、「国際植物の日」のactivityが、今年は5月・1ヶ月をこの日のactivityとして、渡辺は出前講義などを行いました。次年度以降の検討会が、大阪府大であった関係で、特別講義として、「植物も自他認識できる?!--花粉と雌しべのコミュニケーション--」という、普段、アウトリーチ活動で行っている講義パターンで、自家不和合性の講義を行いました。普段は高校生向けに、講義しているスライドで、大学生、大学院生向けに講義をしたのは初めてでした。いつもなら、自家不和合性に関係している分子についてとか、hybrid riceを作るのに、細胞質雄性不稔を使うとかなど、専門の方々にも興味を持っているような形の話を盛り込み、アウトリーチを考えるための1つの素地になったのではないかと思ったりしました。途中でずいぶんと質問をしたりした、大学院生、研究員の方々でしょうか。失礼しました。

 「国際植物の日」の検討会では、今年度の活動内容、次年度以降の活動の方向性、どのような単位で活動するのがよいかなど、来年度以降、よりよい方向に行き、さらにこのactivityに参加する方々が増えてくれればと思った次第でした。今回のセミナー、会議をお世話頂きました、大阪府大・小泉先生、青木先生、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

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 わたなべしるす

 PS. 合間に大型の植物工場を拝見しました。ここまで自動化されて、いろいろな野菜が栽培されているのかと。感動ものでした。

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夏休みも終わって。。(9/2)

2012年9月 2日 (日)

 久しぶりに朝、仙台でも雨でした。この夏はかなり雨が少ないので、少しでもあれば。。来週にはもう少し雨が降って、少しは涼しくなるのでは。大学にいると、暦上、夏休みは9月いっぱい。10月からが後期に。ただ、どうも頭の中は、高校生までの夏休みは8月いっぱいと言うがなくならないのも事実で。夏休みにやらないといけない「宿題」も終わったのか。。まだいくつかあるような。何とかしないといけないと思いつつ。と言うことで、この夏休み(7, 8月)のこんなことがあったというのを整理したいと思います。

 HPに記す時間がなかったのですが、8/30の早朝に、宮城県沖地震が。。M5.6。久し振りに大きなものでした。出張先で知って、labなどを確認したところ、軽いものが少し落下したくらいで。何も被害がなかったといってもよいのかもしれません。3.11の大地震の時には、その2日前に「前震」があったので、この週末が危ないのかと。。。直接関係ないかもしれないですが、フィリピン東方海上で、8/31の夜に、M7.6の大きな地震が。テレビには津波警報も出て。。何とも言えない緊迫感でした。翌朝の情報では特に何もなく、ほっとしたものでした。地震といえば、SSHの関係で鹿児島出張した折りに、仙台空港から沿岸部を見たとき。ずいぶんと緑の水田が海岸近くまで広がっていたのには、ほっとしました。3.11から1年半ほどですが、少しずつこうした農業環境も戻っているのだと。。。一方で、7/2で、釜石高校におじゃましたときには、震災後初めて、津波被害を受けたところを、この目で見たときには、目をおいたくなるような。また、当日の様子を現地の方から聞いたときには。。。町並みが少しずつですが、復興していたのには、住んでいる方々の心意気というか、がんばりに感動したのを思い出します。

DSCN3460.JPG 夏休みは、イネをやっている研究室では農繁期。特に、花を扱うとなると、穂孕期から開花まで1週間程度。品種、処理条件などが違うと、少しずつずれはするものの、一気にサンプリングしないといけない、毎年恒例の行事というか、作業というか。。。今回も、イネチームの方を中心に、アルバイトさんもたくさん手伝って頂き、ずいぶんたくさんの葯のサンプリングが出来ました。これを1つでも多くの業績につながるようにと。。。

 アルバイトさんたちには、研究室の様々な仕事を手伝ってもらっただけでなく、HPに日々のことを書いてもらう試みも始めました。帰省中のこと自分の出身校への訪問毎日の生活のこと観察したこと旅先での出来事、今までは、lab memberというと大学院生以上に限られていたのが、もう少し若い世代の目から見た世界も綴ってもらうのがよいだろうと。これからもlab memberだけでなく、こうしたアルバイトさんからの目ということで、研究室を紹介したいと思います。

DSCN3469.JPG この夏休み中に論文発表がなかったのは、。。。自分を含めたlab memberの努力がということだと思います。いわゆる「夏休みの宿題」をちゃんとやるということだったと。。。これをきちんと反省して、constantに論文発表出来るように。自戒を込めて、記しておきたいと思います。lab memberといえば、夏は大学院の入試。来年からのメンバーも1名増えることになりました。まだ、II期の募集も行います。ぜひ、われはという方、10/13のopen labにいらしてください。お待ちしております。

 その代わりというのは、あれですが。。。社会貢献というか、出前講義、研究室訪問ではかなりの方々と交流が出来たのは、次の世代を考えた時、よかったことであろうと。少しだけほっとしています。研究室に来てくれた方々も、いつもの高校生(釜石高校観音寺第一高校小松高校、松山南高校高志高校秋田南高校相馬高校錦江湾高校浦和第一女子高校秋田県教育委員会)だけでなく、小学生が夏休みの実験ということで。渡辺自身が染色体の実験というの久し振りでしたが、いろいろな方々に教えてもらいながら、何とか。。それから、大きなイベントとして、「科学者の卵」と「植物生理学会」との合同で、高校生向け、シンポジウムを行いました。夏休みの忙しい時期というのもあったのかもしれないですが、100名を超える生徒さんたちに参加頂けたのは、何よりだったと思っています。ありがとうございました。

DSCN3422.JPG 最後になりますが、夏の初めの頃は、ずいぶんと低温が続いて、もしかしたら、冷害になるのではと思ったほどでした。。。ところが、梅雨明けからは、好天に恵まれすぎというくらい晴れが続き、今では、秋にかけて渇水対策本部が出来るのではといわれるくらい雨が降っていません。。。。今週はずいぶんと雨の予報も出ており、一雨毎に秋らしくなることを祈りつつ。。。


 わたなべしるす

 PS. 昔のシステムで見るのが大変だったものを少しずつ、現在のHPの形式にchangeして見えるようにしています。7, 8月に1度ずつ、行いました。古い記事と思われるかもしれないですが、意外な発見があると思います。ぜひ、ご覧ください。



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