15-20年前だろうか、まだ、農学部で植物育種学研究室の助手をしていた頃、日向教授が、何かの雑誌に頼まれて、「書評」というようなものを書いていたのを記憶している。もちろん、新聞など至る所に書評があるが、今までそのようなものを書いたことがなかった。
今回、ふとしたきっかけ、というか、化学同人から出版された植物まるかじり叢書 3 「花はなぜ咲くの?」という本の自己紹介のところに、趣味、「読書」と書いたことから、「化学」という月刊誌に書評を初めて書いた。
関連リンク: NewsRelease 植物まるかじり叢書 3 「花はなぜ咲くの?」出版 2008.03.30
「生物・植物・作物」を研究しているが、学生の頃から、「化学」という雑誌には目を通しており、そのような雑誌に書き物ができたのはうれしい限りであった。
月刊「化学」 2010年1月号 目次 【化学の本だな】 読書のススメ
研究のきっかけ、研究者として、研究を発展させるために、というような3部構成であった。大学であれば、大学生協の本棚、図書館にこの雑誌があると思う。時間がある方は、ぜひ読んでみて頂ければ、幸いである。これからの研究だけでなく、人生の発展に多少は寄与できる読み物ではと思っている。
わたなべしるす