東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

さよならは別れの言葉じゃなくて~♪

2011年3月 7日 (月)

 

春驟雨とまではいかない、しとしとと雨の降る仙台です。

ただ、雨が上がれば空気が澄んで、ぬけるような春のにおいがします。(ワンコ)

 

そんな季節には【気を使う】がキーワード。

日本だからこその素敵な言葉ではないでしょうか。

確かに思い腰をあげなければならないです。

でも、送る方も送られる方も良かったと思えるような気を自然に使える人になりたい。

 

さて、本研究室の実験を補助していただいていた今高さんのお別れが近いので、

本日は送別会が開かれました。

DSCN0448.jpg  

高田さんをはじめ、感謝の気持ちで会場(茶話スペース;)は満たされてました。

今高さんからもラボメンバーに向けて激励の言葉をいただきました。

また、この場でナベさんが受賞した日本学術振興会賞の盾を見せてくれました。

ずっしりとした感じでした。

 

冬来たりなば春遠からじ...

春来たりなば...

夏来...

はぁ、もう今年も終わりますね。

 

るーぺ。

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有機的連携、新たな研究の創造、その先にあるもの(3/1)

2011年3月 1日 (火)

 ことしも、1/6が終わってしまった。暦で、2月は逃げる、3月は去る、という。もう少ししたら、研究室のメンバーも入れ替わり、新しい体制になる。では、これまでに培ってきた研究室としての有機的連携という言葉がよいのかは不明であるが、連携はうまく継承されるのだろうか。もちろん、単に継承するだけでは、新しいことは始まらない。それこそ、内部だけでなく、これまでも広く行ってきた「共同研究」が、来年度23年度も重要であることは間違いない。この点は継承したい。

DSCN0365.JPG では、それを超える有機的連携という意味で、また、今、labで行っている研究を超えるような新しい研究の創造という点では、どうすればよいのか、頭を抱える。もちろん、これまでに内容は発想をし続けるしかない。時代に取り残されないと言うことかもしれない。出前講義に出かけると、講義のあとの感想文のようなものをいただき、それに対して返事を書いているが、その中にはこちらが驚かされるような発想や、小学生のレベルでこの講義を聴いてここまできちんと考えるのだと、。。。さて、自分がその当時、そこまで考えが至っていたであろうかと、反省をしたり、過去を振り返ったり。そういえば、歴史は繰り返すとも言う。。。

 あと1ヶ月で、今年度を振り返り、これで良かったのか、もっと何か新しいことができたのではないか。大きなミスをしていないかなど、labとしての営みとして、様々なことを考えてみたい。そうした、有機的連携である共同研究、それが生み出すであろう、新たな研究の創造の先に、何を見すえて、10年先がどうなるかを考える時間を作りたい。と思う、今日この頃である。


 わたなべしるす

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もう年度末、書くこと、しゃべること。。(2/23)

2011年2月23日 (水)

 気がついたら、今年度も1ヶ月あまり。毎日が加速的に早く進むが、少しだけ良いことは、春らしくなり、日が長くなり、菜の花のシーズンが来るのだなと。もちろん、そうなると、本格的な実験も始まり、次の年度も始まるわけであるが。年度の変わり目は、以外と忙しい。いろいろな引き継ぎである。単に、次の世代へと言うことであれば、ノートなど容易かもしれないが、研究室の中でその方が一番のプロであった、長けていたと言うことが、失われるのは、何とも痛恨の極みである。何かそうした先人の知恵を、形として残すようなことを考えるべきであろうし、何かできないのかと、毎年思う。手先の微妙な動かし方というのは、単にビデオに撮っても、それを見た人は、分からないものであろうから。それから、年をとってくると、年度末につきものは、報告書。結構、頭が痛い。

DSCN0023.JPG そんな書き物が多くなるわけであるが、そんな書くと言うことについて、とある先生から、「A4 1 pageであれば、10min(?)もあれば、きちんとしたことを書くことができないと。。。」。たしか、800-1,200字くらいと思います。この文章を書くのにも、それなりの構成を頭で考え、文字を打つわけであるが、15年くらい前であろうか、いわゆるブラインドタッチなるものを覚えて、画面を見たり、原稿を見て打つことができる。当日の指導教官であった日向教授は、当たり前のようにこなしていたが、生まれた年代を考えると、かなり不思議というか、感動した。その速さに追いついているのか、また、その思考パターンというか、コンセプトを超えているのか、なんとか、自分の師を超えるべくと思う毎日である。。。

 しゃべることは上手ではなかった。というか、博士論文の発表練習の時に、日向教授にかなりへこむくらい下手さ加減を言われたのを、この時期なのか思い出す。どうも、一本調子でしゃべるからであろう。抑揚がないのかもしれない。だから、英語の発音というか、speechもへたなのであろう。。。この点は、学生時代も一緒に過ごした、農学部の鳥山先生が上手であるのは、分かっているが、どうもまねできない。ただ、下手の横好きで、ここ数年出前講義を行い、少しは周りを見ながらしゃべれるようになったのかもしれない。どこにポイントを置いて、抑揚をつけるのか、また、どこがこの講義の鍵なのかをうまく話せているのか、その当たりは、ぜひ、評価いただきたい。そういえば、今月の「科学者の卵」の講義で、工学部の浅井先生が、高校生の目線でお話を去れ、質問に答えておられたのは、印象的であった。ぜひ、そうありたいものであると。出前講義をするようになったきっかけは、東北大学と仙台市教育委員会との連携による、知の還元と言うことだったと思う。今があることに、そのきっかけに感謝したい。

DSCN0317.JPG
 わたなべしるす


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修士最終試験 終了!!

2011年2月17日 (木)

2月15日に二年間の研究成果を発表する修士最終試験がありました。
M2'sは腰やら何やらにダメージが発生していますが、とにかく終わりました。

多くの方に支えられ、修士論文発表を終えることができました。
M2一同、ご指導ご協力頂きました皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。


さ~て、M2一人ひとりの感想をば。

◆大坂 正明
終了して一安心ですが、合格点に達しているか心配です。
基準点に達していることを願いつつ、心機一転、来年、
再来年度のことを視野に入れ精進していきたいと思います。

◆おだ 晋
学芸会のように大きな声で発表しようと臨みました(マイクがあったので必要なし)。
発表中は、ネガティブな反応(首かしげるとか)をしていらっしゃる方ばかりが目に入
ってきて、恐ろしいものでした。言葉の間に「え~」とか「あ~」とか入れ過ぎました。
取り合えず、終わってよかったです。

◆るーぺ
昔、みなしごハッチというテレビアニメがあった気がします。
今の私は〝修士みなし後〟でしょうか。チクチクと胸を刺され、悩む日々です・・・。
修士発表が終わりました。旅立ちの日は近いです。

◆須藤 恵亮
修論発表が無事(だと思いたい)終了しました。
あの胃がキュンキュンする感じは、もう味わいたくないです。。
が、3年後には・・・んあああああぁぁぁぁっ●※Θ#&×@=▽*◆?%☆!!
もっと上手く発表・議論できるように日々、精進あるのみです!

 

この最終試験後に行われた祝賀会にて、
生命科学会会長賞の発表があり、おだが受賞しました。
亦なんと喜ばしからずや。

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りとぅん by えむに~ず。

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博士論文最終発表審査終了

2011年2月15日 (火)

藤岡@ぎっくり腰養生中です。

遅ればせながら、2月8日に博士論文最終発表会がありました。

ドクター生活最後のビッグイベントであり、
多くのD3の胃粘膜を破壊するイベントです。

当日は、
8:00 起床
8:30 スーツに体を押し込める
    (その際、3年間溜め込んだ脂肪と見つめあう)
9:00 ラボ着
    (緊張により多弁になる)
9:30 練習と称して別部屋に引きこもる
12:00 吐き気により、昼飯を抜く
    (改めて自分の小ささに気付く)
13:00 発表開始
14:30 諸行無常をかみ締め、少し悟りを開く
18:00 般若湯を頂く
という流れでした。

これで、博士課程の審査は終わりです。
これまで、数多くのご迷惑をお掛けした皆様、
本当にありがとうございました!

追伸
先週の土曜に腰を痛めました・・・。
開放感に浸る予定だった3連休のほとんどを
ベッドで芋虫生活で終えました・・・。
何が原因か考えて見ましたが、Dr生活の間、腰に悪いことしかした記憶がありません。
皆様、腰は大切に・・・。

D3 藤岡

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