東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

育てるのは、100年。。。。

2008年12月22日 (月)

昨日は、冬至であったとか。今日は、ほとんど真冬日に近い寒さでした。。今年の出張、出前講義も終わり、残してある雑用を片付けなくてはと思います。

そういえば、何かの書物に「賢者は歴史に学ぶ。。。。」とか言う一節があったのを思い出しています。歴史の中には、今の時代を生き抜くために重要なことがたくさん含まれているのでしょう。そのためにも、今までにあった歴史を今一度、大切にしなくてはいけないのでしょうし、その歴史の中の真実を知ることは、とても大切なことなのかもしれません。

歴史の生き証人といえば、樹木がそうなのかもしれません。何も言わず、その場所に育っていますが、誰よりも、歴史の流れを見てきたのだと思っています。研究室の隣には、仙台でも一番大きいと言われているいちょうの木があります。イチョウは、雌雄が別の樹木なので、そのイチョウは、雄の樹です。そこから、5mほど離れたところにあった雌の木は、その樹から比べれば、ずいぶんと小さかったかもしれないですが、ご近所の方も、ぎんなん拾いを楽しみにされていたものでした。

何事でもそうかもしれないですが、育てるのには、大変時間がかかります。それをなくしたり、除いたりするのは一瞬です。樹齢何十年というものがまた、そこにできるまでに、世の中がよい方向になっているのを祈るばかりでした。。。。。

わたなべしるす

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第2回引越し終了

2008年12月 9日 (火)

拝啓

TVからFNS歌謡祭が流れてくるともう年の瀬だなあと思う今日この頃、如何お過ごしですか。
今日で、師走も約1/3終了です。
師走の名の通り、渡辺先生は今月も大変お忙しそうで、メンバーは密かに体調を心配しております。

さて、私事ですが、先日やっとスタッドレスタイヤに交換しました。
先週の土曜日の夜、道が凍り。。。
次の日慌てて換えに行きました。
師走には色々な別名がありますが、その中のひとつは"氷月(ひょうげつ)"と言うとか。
まったく、納得な寒さです。。。例年より寒い気がします。

閑話休題、耐震工事に伴う引越し第2回目が無事終了しました。
今回は、今まで仮住まいしていた3階の部屋から同じ階の工事が終わった部分への移動です。
高田技官のもと、いっせいに平行移動して先週の金曜日~今週の月曜日でほとんどが終了しました。
ここぞという時の機動力は、やっぱり凄いです。

添付した写真は今まで仮住まいしていた部屋(before)と、新しい仮住まい先(after)です。
新しい部屋はやはり気持ちが良く、住み着きたい気持ちに駆られますが。。。
ここも仮住まいですから4月には出て行かなくてはなりません。
ちょっと切ない冬の午後です。

来週からは今まで仮住まいしていた部屋を含むブロックが工事に入ります。
それが終了し、完全に新しい環境に移れるのは来年の4月になります。

師走のもうひとつの別名は"春待月(はるまちつき)"。
まだ見ぬ新しい春を、楽しみに待っています。
。。と、その前に忘年会ですね。ふふふ。

これから、ますますの冷え込みが予想されます。
皆様も、どうかお体ご自愛下さいませ。

敬具

2008年12月9日

増子 潤美

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来年は、環境改善に向けて。。

2008年12月 1日 (月)

来年のことを言うと、鬼が笑うと言いますが、そういえば、今年も残すところ、31日でしょうか。。あっという間でした。

今年もいろいろあったというのは、また、年末にするとして、今年の大きなことは、建物の改修工事でしょうか。地球に優しいという点では、建物を新築するより、効率的で、良いのではと思います。その意味では、地球で、CO2を吸収できる植物研究者としては、良いことをしたのではと思っています。その意味で、身の回りの植物、作物を大事にして、CO2を吸収するようにすることは、大学の目標にもあうとのこと。なによりです。研究をすることが、大学の目標に合うというのは、幸せなことです。

地球温暖化しても、すぐに、仙台が亜熱帯になるわけでもなく、異形花型自家不和合性を示す、スターフルーツが、仙台で栽培できることはないでしょう。さすがに。。。。出前授業による地域貢献という「環境作り」もできました。ことしは。

来年には、新しいlab spaceが完成するでしょう。その意味で、来年も、引き続き、様々な環境改善に向けて、labをと思うのでした。

わたなべしるす

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新しい大学院生メンバー確定(サクラ咲くと言うより、ダイコンの花咲く)

2008年11月28日 (金)

大学院をメインに受け持っていると、来年からのメンバーがどうなるのか、大学院の入試が終わらないと、確定しないところがあります。昨今の少子化、大学院重点化などで、受験生の確保が大変になっています。

その意味で、今年はtotal 4名の新しい博士課程前期の学生が、来年の4月から来てくれることが確定しました。何よりうれしい限りです。4月には、labも新しいところに引っ越し、心機一転でありますし、その意味では、新入生にも良い環境で仕事をしてもらえると思っています。お待ちしております。

あとは、スタッフの方がどれだけきちんとサポートして、よりよい人材として社会に貢献できるような形で、リリースすると言うことがこちらの責務であり、その意味では、植物ではありますが、生殖という形質を扱っており、よりよい形質をもった後代を以下に残すかと言うこと、これはまさに、同じことなのかもしれません。できるだけのことをしたいと思います。とともに、新入生が来ることを楽しみにしております。

わたなべしるす

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改修工事に伴う停電と顛末

2008年11月16日 (日)

今日は、改修工事に伴う停電その1でした。9:00-16:00というのが、開通したのは16:50くらいでした。。。。。そのあと、netがつながらないというハプニングもあって、19:00すぎまで、あれこれと。。

で、まあ、良かったことは、工事現場がのぞけたこと。2Fを見る限り、天井の空調ができていたり、壁が貼ってあったり、エレベーターがきてあったり。来週からは、床張りが始まるそうな。たぶん、今週で、ほぼ、終わるのでしょう。

で、ついでに問題も。天井が思ったよりも低くて、2.7mくらい。3Fは、2.8mくらいでした。
引っ越しのものが置けたり、おけなかったりをかなり考えないといけないことになりそうです。

いずれ、遅い時間までつきあわされたものの、まあそれなりに観察もでき、後期工事に向けて、何をどう考えるか、良いヒントをもらいました。

ということで、今週末からは、冬らしくなってくるとか。早く、工事も終わり、新しい環境で仕事ができればと思います。

わたなべしるす

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