2014年を迎えて。。(1/1)
2014年1月 1日 (水)

研究面から見ても同じようなことになるかもしれないが、ここには研究テーマがあり、今何をすべきかという目標が短期、中長期にあるはずである。それを完遂するための計画を自分で立てることは生きる力として、不可欠である。もちろん、研究をするためには、師匠の日向先生の言葉ではないが、「実験がうまくっている時には、一気にやってしまう。うまくいかない時は、しばらく考える」と。。。あまりに考えるのはどうかと思うが、うまくいっている時に一気呵成にやれるか、やりきれるかというのは、研究をするための時間が決まっていると言うことでもあろう。そのためにも、期限を決めて、より多くの論文を発表してほしい。2013年以上のものを期待したい。質・量ともに。。。自分がやっている実験が思わぬ方向にいくこともある。その時に、いかにその変化に適応できるのか、ということはまさに、生きる力そのものであろう。研究ではもちろん、先見性というのは重要であるが、研究だけから先見性を学ぶことはないと思う。どんなことからでも学べばよい。最近、研究室に、週間の漫画本が転がっていない。学生の頃には、2冊は毎週あったような。そんな本があることに、日向先生から、言われたことは、「漫画本から学ぶことがあるのかと」。。。同じような年になって、別にマンガであろうが、ビジネス書であろうが、歴史本であろうが、何からでも学んで、そこで何かを考え、活かせばよい。また、漫画本、特に、連載もので、次の週がどうなるかを考えるというか、わくわくすると言うか。これは、実験結果がどうなるかを想像することと、さほどちがわないような気がする。と、言いすぎかもしれないが。実験と同じように、こうなったら、こうなる、等、先の先を読む。その意味では、将棋なども同じかもしれない。どんな形でもよい、先見性を身につけてほしい。
アウトリーチ活動でも、この「生きる力」をテーマに、この5つのことをそれぞれの学年に合わせて、講義するようなことをしてみたい。

わたなべしるす
PS. 年末に、netを見ていて、世界の王、まさかり投法の村田がこれということを記していた。チャレンジャーだったんだなと。学びたい。また、昨今の大学入試についても、とある方が。。。確かにと頷けるところあるだけに。。。何とかならないのだろうか。

大晦日と紅白とブッシュカーンその後
2013年12月31日 (火)
大晦日です。ますこです。
ここ数日、家じゅう大掃除しております。
あちこち拭いては、出てくるホコリやゴミに、
"ヒ~~~~"
"ギャーーーー"
とか言いながら、一年の垢を落としていました。
いやあ、掃除って大事ですね。ま、普段の行いが悪いんですがね。
その後、大崎八幡宮での年越の大祓式に行ったりしてました。
今年、厄年だったんで、御礼参りもかねました。
夜は、紅白を見ながら寿司、という、国民的テンプレートの元、大晦日を過ごしております。
いやー、さっきのLinked Horizen~T.M.Revolution&水樹奈々の流れ、良かったです!
しかし、次に来る、森進一さんの曲が"冬のリビエラ"だったら。。。と思わずにはいられないなあ。
大瀧詠一さん、はっぴいえんど、学生時代に好きでした。
イエローサブマリン音頭も好きでした。
こんなに急に亡くなられるなんて、ショックです。
またひとり、岩手の星が。。。ご冥福をお祈りいたします。
達郎さんが来年、山下達郎のサンデーソングブックで、特集してくれるって。私、信じてますから。
さて、先日ダイアリーで話題に出ました、ブッシュカーン、いや、仏手柑のその後。
ますこがひとつ家に宿題として持ち帰り、ジャムにしました。
去年はママレードにしたんですけど、ちょっと固めになっちゃったんで。。。
個人的にリベンジしたいと思っていたところ、なべさんがひとつ下さったので。今年もやってみました。
手順。
まず、仏手柑を刻みます。
写真の通り、仏手柑は、皮だけの実をつけるのです。
ちょっと悪くなった部分を取り除きつつ、刻みます。
今回は、ジャム(ミキサーにかける)にするので、そんなに細かく刻まない。
どんぶりいっぱい、刻めました。しかし、今年もいい香り。。。
だれか精油作ってくれんだろうか。
次に。
これの苦味を取るため、ひたすら煮こぼします。
このまま煮ると、ぎゃあ!ってくらい苦いのです。
煮る→一晩おく→水を替えて煮る→一晩おく。。。
を苦味が取れるまで3日、繰り返しました。
私は面倒だったので、漬け置きコースを選びましたが、1日で終えるためには、3度~煮こぼせばOK。
煮汁が苦くなくなったら、OKです。煮こぼしすぎても旨味が無い気がするしねえ。
これに、砂糖を加えて一晩おきました。
(1日で終わらせるためには、そのまま煮ても良いと思います)
次の日、弱火で煮はじめ。だいぶ、皮の透明度が増したの、わかりますか??
このまま干したら、砂糖漬けになるのかなあ。
この段階で、レモン汁、ゆず果汁を加え、酸っぱさをプラス。
(レモン汁を入れすぎるとペクチン多めでジャムが固くなるので、クエン酸でも良かった、って後で思った)
煮えたら、バーミックスでピューレへ加工します。
がりがりがりって。。。。なめらかになったら、OK。
ヘラでかき混ぜながら味を見つつ、水を足しました(重かったから)。
なんか一味足らんなあ、ってことで、マヌカ蜂蜜入りミックスはちみつ投入(ヤケ)!!!
砂糖も追加で投入、投入!!(この時点で、砂糖の量にゾッとし始める)
でも、糖分50%くらいにしないと保存性も悪い、って言い訳を脳内で始める。
良い香りに、娘が足元をちょろ付き始めるので、アンパンマンのDVDをかけ始める。
色はアレになったけど、美味しいはちみつレモン的な味になりました。
娘の食べかけのパンに塗ったら、美味しかったのでよし!として、充填作業へ。
ビンも殺菌はじめ。隣の鍋で煮てます。
ビンが熱いうちに、フタをします(この部分は、余裕なくて写真なし)。
防腐のため、熱い熱い言いながらフタをします。
フタの口にジャムがつかないようにします。付いたらエタノールで拭きます。
小瓶に3つ、中瓶に2つ、大瓶に1つ、さらに入りきらないジャムがスープカップ1つ分できました。
どうだ、この照り!!しかし、ちょっと固めに出来てしまいました。
やっぱりレモン汁を入れすぎたな。来年煮る機会があったらクエン酸、買おう。
おススメは、ヨーグルトに混ぜて食べることですね。
香りがとっても良く、はちみつのコクが旨いジャムになりました。
すっきりした甘味じゃないけど、美味しい(と思います)。
自画自賛。しながらヨーグルトを食べました。
柚子茶的にしても美味しいかもしれん。
というわけで、仏手柑は無事ジャムになりました。
クリームチーズとかに混ぜて、パイのフィリングにしてもいいかもしれんし!
新年、余裕があったら作っていきますね。
ホットサンドメーカーで作るパイ、ってのが美味しかったから、アレンジしてみようかな。
仏手柑を提供下さったなべさん、ありがとうございました!
さて、今年の私の目標は、どのくらい達成されたんでしょうか。
ひとり反省会してみようと思います。
・「丁寧」に仕事をする。
一年、常に心のどっかに置いてやってきました。
結果、おっちょこちょいは少なくなったんじゃない。。かなあ。。いや、そーでもないな。
ロスは少なくなったと思いますが、まだまだですね。
来年も頑張ります。よろしくお願いします。
・色んなコーヒー豆に出会う。
イマイチでした。色々な産地の豆をアレコレ飲む、というのは少なかったですね。
しかし、いろんなコンビニコーヒーには出会いました。
コンビニ、侮れないです。
来年も、色々巡ってみようと思ってます!
・プラス、今年も楽しく過ごせたら最高。
これは、個人的に合格点。
渡辺先生はじめ、ラボメンバーの皆のお蔭で、楽しく過ごさせていただきました。
ありがとうございました!!
来年は、また新しい目標を設定して、がんばります。
私事ですが、来年は年女だしね。てへ。
もう数時間で年が明けますが、来年もよろしくお願いします!
修論、D論メンバーも頑張って!
紅白の潮騒のメモリーを聞きながら。
(小泉今日子サイコー!薬師丸ひろ子も! あまちゃんオールスターズの小ネタ、良かったですねえ。2階では、旦那が笑ってはいけない、で年越してます。)
良いお年を! &ハッピーニューイヤー!
ますこ
2013年を振り返って。。(12/30)
2013年12月30日 (月)

Takada et al. (2013) G3, 3: 719-726
Hiroi et al. (2013) Ann. Bot. 112: 115-122.
Sakazono et al. (2013) APPS 1(9): 1300014.
Osaka et al. (2013) PCP 54: 1894-1906.
もちろん、もう少しかけたであろう部分もあったと思います。復興2年目と言うことで。。2014年はもっとがんばると言うことで。

表彰としては、平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者、平成24年度東北大学総長教育賞という形で、今年で5年目になる「科学者の卵養成講座」が表彰された。この表彰を励みに次の5年、がんばらないと。。。

広報という点では、河北新報に7回取り上げて頂いた。1回は「科学の楽しさ伝え出前授業500回 東北大院教授・渡辺さん」。後の6回は連載もの。科学の泉「植物の生殖・品種改良・遺伝」。今年も連載ものの大変さを痛感した。第6回の最終回のURLだけ入れておく。そのHPの中に前回、その前というように戻れるという形で、ご覧頂ければ、幸いである。。。。この記事のおかげで、NHKラジオ「ゴジだっちゃ!」にも出演。ラジオでの10min間のしゃべりは今でも忘れることができないくらいの緊張であった。。。というか、まだまだ、修行をしないと。という気持ちにさせてくれたラジオ出演でした。

年が明けると、何より最初は修論、博論、それと平行して、国際会議での口頭発表。そうしたことを今年の残された時間で少しでも片付けて。なにより、はやりの言葉ではないですが、「やるのは、今だ」と思いますので。

わたなべしるす