東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

2014年!

2014年1月 1日 (水)

あけましておめでとうございます.
2014年になりました!
今年も私の家では,ちょっといびつな鏡餅を飾り
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おもちを食べました!
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じゃーん!えびもちです!
私にとっては小さい頃から祖母の家でいつも食べていたおもち.
しかし,このえびもち,全国区ではないということを先日知りました!
調べてみたところ・・・・
祖母の家がある宮城県栗原市近辺で食べられているおもちとのこと!
栗原市以外でも,食べている地域はちらほらあるようですが,真相はわかりません・・・
詳細はこちら
とってもおいしいのでぜひ皆さん食べてみてください♪


そして,初詣に行きました.

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おみくじをひいたら私も大吉!
今年もいい年になりそうです.

卒業までついにあと3カ月となりました.
今年の目標としては,まずは修論を仕上げること.
そして,やることをしっかりやった上で,最後の学生生活を楽しむこと!
楽しむときに本気で楽しめるよう,常に計画を立ててやるべきことをコツコツと
片付けていきたいと思います.

2014年もよろしくお願いいたします.

M2 曽根




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新年あけましておめでとうございます。

2014年1月 1日 (水)

新年あけましておめでとうござます。

M2の大嶋です。
お正月ですね。
ということで、さっそく初詣に行って参りました。
おみくじは大吉でした。
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これはこれは、いいですね。
仕事・交渉◎
恋愛・縁談〇
学業・技芸◎
健康・体調のところが△で、胃腸が危ないと警告されましたが、
ゆっくり着実にやれば大丈夫と
神様が応援してくださっております。
大吉になぞって、マイペースに生きていこうと新たな決意をいたしました。
しかしそれにしてもお正月といえど、ラボの明かりが消えることはないようです。
やはりそういう時期ですね。
さっそくパソコンを開き、書き物をしなくては。
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お正月といえど、明るい!!フル操業ですね。


それではどうぞ、今年もよろしくお願いいたします。
M2 大嶋

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2014年を迎えて。。(1/1)

2014年1月 1日 (水)

 今年の4月に仙台にきて、30年になる。当時は東北新幹線は大宮暫定開業で、上野から大宮まで新幹線リレー号なるものが走っていた。もちろん、在来線には、急行「まつしま」、「ときわ」が頻繁に走っていたが、急行で5hrくらい、新幹線とリレー号を乗り継げば、3hrくらいだったのだろうか。東京--仙台間。手元に当時の時刻表がないので、正確ではないが。。。10年一昔と言うが、30年もたつと、東京まではほぼ1.5hrとなった。隔世の感があるが、日々の積み上げがあってこそ、こうしたことが達成されたのであろう。

DSCN5161.JPG そんな今年の目標は、「生きる力」を見すえて、。。。「時間の有限性」、「環境適応力」、「完遂力」、「先見性」、「瞬発力・持続力」ということにしみたい。教育・研究とも。教育面から見た時、学生さんたちにはそれぞれの修了年限がある。もちろん、それをoverすることも可能であるが、最近は極めて少なくなったというか。ほとんど見かけない。よい意味でそうでない意味で。そう考えた時、それぞれに研究室にいる間に与えられている時間は有限であり、その有限性の中で、個々人が持つ能力を最大限に発揮して、時には出発力を活かして、一気に勝負をかけたり、息の長い勝負をしたり。。。(これを書いている脇で駅伝中継があるからだろうか。。)。また、新しくM1の方には、迅速に新しい環境に適応してほしい。また、物事は最後までやって初めて、達成できるわけであり、その完遂した時のうれしさなども合わせて実感してほしい。それが将来の社会での様々なことの生きる力になるであろうから。どんな力を持っていれば、将来役に立つのか、というか先を見すえる力も考えてほしい。

 研究面から見ても同じようなことになるかもしれないが、ここには研究テーマがあり、今何をすべきかという目標が短期、中長期にあるはずである。それを完遂するための計画を自分で立てることは生きる力として、不可欠である。もちろん、研究をするためには、師匠の日向先生の言葉ではないが、「実験がうまくっている時には、一気にやってしまう。うまくいかない時は、しばらく考える」と。。。あまりに考えるのはどうかと思うが、うまくいっている時に一気呵成にやれるか、やりきれるかというのは、研究をするための時間が決まっていると言うことでもあろう。そのためにも、期限を決めて、より多くの論文を発表してほしい。2013年以上のものを期待したい。質・量ともに。。。自分がやっている実験が思わぬ方向にいくこともある。その時に、いかにその変化に適応できるのか、ということはまさに、生きる力そのものであろう。研究ではもちろん、先見性というのは重要であるが、研究だけから先見性を学ぶことはないと思う。どんなことからでも学べばよい。最近、研究室に、週間の漫画本が転がっていない。学生の頃には、2冊は毎週あったような。そんな本があることに、日向先生から、言われたことは、「漫画本から学ぶことがあるのかと」。。。同じような年になって、別にマンガであろうが、ビジネス書であろうが、歴史本であろうが、何からでも学んで、そこで何かを考え、活かせばよい。また、漫画本、特に、連載もので、次の週がどうなるかを考えるというか、わくわくすると言うか。これは、実験結果がどうなるかを想像することと、さほどちがわないような気がする。と、言いすぎかもしれないが。実験と同じように、こうなったら、こうなる、等、先の先を読む。その意味では、将棋なども同じかもしれない。どんな形でもよい、先見性を身につけてほしい。

 アウトリーチ活動でも、この「生きる力」をテーマに、この5つのことをそれぞれの学年に合わせて、講義するようなことをしてみたい。

DSCN0731.JPG なにより、2013年に上昇機運になり始めたlabをより活気あるものにしたいと。。。そんな静かな2014年の元旦であった。


 わたなべしるす

 PS. 年末に、netを見ていて、世界の王まさかり投法の村田がこれということを記していた。チャレンジャーだったんだなと。学びたい。また、昨今の大学入試についても、とある方が。。。確かにと頷けるところあるだけに。。。何とかならないのだろうか。

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大晦日と紅白とブッシュカーンその後

2013年12月31日 (火)

大晦日です。ますこです。

ここ数日、家じゅう大掃除しております。

あちこち拭いては、出てくるホコリやゴミに、

"ヒ~~~~"

"ギャーーーー"

とか言いながら、一年の垢を落としていました。

いやあ、掃除って大事ですね。ま、普段の行いが悪いんですがね。

その後、大崎八幡宮での年越の大祓式に行ったりしてました。

今年、厄年だったんで、御礼参りもかねました。

 

夜は、紅白を見ながら寿司、という、国民的テンプレートの元、大晦日を過ごしております。

いやー、さっきのLinked Horizen~T.M.Revolution&水樹奈々の流れ、良かったです!

しかし、次に来る、森進一さんの曲が"冬のリビエラ"だったら。。。と思わずにはいられないなあ。

大瀧詠一さん、はっぴいえんど、学生時代に好きでした。

イエローサブマリン音頭も好きでした。

こんなに急に亡くなられるなんて、ショックです。

またひとり、岩手の星が。。。ご冥福をお祈りいたします。

達郎さんが来年、山下達郎のサンデーソングブックで、特集してくれるって。私、信じてますから。

 

さて、先日ダイアリーで話題に出ました、ブッシュカーン、いや、仏手柑のその後。

ますこがひとつ家に宿題として持ち帰り、ジャムにしました。

去年はママレードにしたんですけど、ちょっと固めになっちゃったんで。。。

個人的にリベンジしたいと思っていたところ、なべさんがひとつ下さったので。今年もやってみました。

 

手順。

まず、仏手柑を刻みます。

写真の通り、仏手柑は、皮だけの実をつけるのです。

ちょっと悪くなった部分を取り除きつつ、刻みます。

今回は、ジャム(ミキサーにかける)にするので、そんなに細かく刻まない。

どんぶりいっぱい、刻めました。しかし、今年もいい香り。。。

だれか精油作ってくれんだろうか。

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次に。

これの苦味を取るため、ひたすら煮こぼします。

このまま煮ると、ぎゃあ!ってくらい苦いのです。

煮る→一晩おく→水を替えて煮る→一晩おく。。。

を苦味が取れるまで3日、繰り返しました。

私は面倒だったので、漬け置きコースを選びましたが、1日で終えるためには、3度~煮こぼせばOK。

煮汁が苦くなくなったら、OKです。煮こぼしすぎても旨味が無い気がするしねえ。

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これに、砂糖を加えて一晩おきました。

(1日で終わらせるためには、そのまま煮ても良いと思います)

次の日、弱火で煮はじめ。だいぶ、皮の透明度が増したの、わかりますか??

このまま干したら、砂糖漬けになるのかなあ。

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この段階で、レモン汁、ゆず果汁を加え、酸っぱさをプラス。

(レモン汁を入れすぎるとペクチン多めでジャムが固くなるので、クエン酸でも良かった、って後で思った)

煮えたら、バーミックスでピューレへ加工します。

がりがりがりって。。。。なめらかになったら、OK。

ヘラでかき混ぜながら味を見つつ、水を足しました(重かったから)。

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なんか一味足らんなあ、ってことで、マヌカ蜂蜜入りミックスはちみつ投入(ヤケ)!!!

砂糖も追加で投入、投入!!(この時点で、砂糖の量にゾッとし始める)

でも、糖分50%くらいにしないと保存性も悪い、って言い訳を脳内で始める。

良い香りに、娘が足元をちょろ付き始めるので、アンパンマンのDVDをかけ始める。

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色はアレになったけど、美味しいはちみつレモン的な味になりました。

娘の食べかけのパンに塗ったら、美味しかったのでよし!として、充填作業へ。

ビンも殺菌はじめ。隣の鍋で煮てます。

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ビンが熱いうちに、フタをします(この部分は、余裕なくて写真なし)。

防腐のため、熱い熱い言いながらフタをします。

フタの口にジャムがつかないようにします。付いたらエタノールで拭きます。

小瓶に3つ、中瓶に2つ、大瓶に1つ、さらに入りきらないジャムがスープカップ1つ分できました。

どうだ、この照り!!しかし、ちょっと固めに出来てしまいました。

やっぱりレモン汁を入れすぎたな。来年煮る機会があったらクエン酸、買おう。

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おススメは、ヨーグルトに混ぜて食べることですね。

香りがとっても良く、はちみつのコクが旨いジャムになりました。

すっきりした甘味じゃないけど、美味しい(と思います)。

自画自賛。しながらヨーグルトを食べました。

柚子茶的にしても美味しいかもしれん。

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というわけで、仏手柑は無事ジャムになりました。

クリームチーズとかに混ぜて、パイのフィリングにしてもいいかもしれんし!

新年、余裕があったら作っていきますね。

ホットサンドメーカーで作るパイ、ってのが美味しかったから、アレンジしてみようかな。

仏手柑を提供下さったなべさん、ありがとうございました! 

 

さて、今年の私の目標は、どのくらい達成されたんでしょうか。

ひとり反省会してみようと思います。

 

・「丁寧」に仕事をする。

一年、常に心のどっかに置いてやってきました。

結果、おっちょこちょいは少なくなったんじゃない。。かなあ。。いや、そーでもないな。

ロスは少なくなったと思いますが、まだまだですね。

来年も頑張ります。よろしくお願いします。

 

・色んなコーヒー豆に出会う。

イマイチでした。色々な産地の豆をアレコレ飲む、というのは少なかったですね。

しかし、いろんなコンビニコーヒーには出会いました。

コンビニ、侮れないです。

来年も、色々巡ってみようと思ってます!

 

・プラス、今年も楽しく過ごせたら最高。

これは、個人的に合格点。

渡辺先生はじめ、ラボメンバーの皆のお蔭で、楽しく過ごさせていただきました。

ありがとうございました!!

 

来年は、また新しい目標を設定して、がんばります。

私事ですが、来年は年女だしね。てへ。

 

もう数時間で年が明けますが、来年もよろしくお願いします!

修論、D論メンバーも頑張って!

 

紅白の潮騒のメモリーを聞きながら。

(小泉今日子サイコー!薬師丸ひろ子も! あまちゃんオールスターズの小ネタ、良かったですねえ。2階では、旦那が笑ってはいけない、で年越してます。)

良いお年を! &ハッピーニューイヤー!

 

ますこ

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2013年を振り返って。。(12/30)

2013年12月30日 (月)

 今年の1/1に書いた「2013年を迎えて。。」を読みながら、。。。2013/03/11から、2年9ヶ月。修復、復興されたところもあれば、そうでないところもたくさんあって。。。だんだんとテレビなどでの放送も少なくなり、また、震災当初は、津波、原発などを見るのはそうでもなかったのであったが、最近は、だんだん見るのが忍びなくなった。これが何を意味しているのか、復興がままならないからなのか。。。

DSCN0709.JPG 今年の目標は「文章を書くこと」。渡辺自身はできるだけ、文章を書くように努めた。学生さん、スタッフも色々書いてもらったような。。。書くと言うことで、まずは研究面。原著論文としては、4報。
 Takada et al. (2013) G3, 3: 719-726
 Hiroi et al. (2013) Ann. Bot. 112: 115-122.
 Sakazono et al. (2013) APPS 1(9): 1300014.
 Osaka et al. (2013) PCP 54: 1894-1906.

 もちろん、もう少しかけたであろう部分もあったと思います。復興2年目と言うことで。。2014年はもっとがんばると言うことで。

DSCN0719.JPG 原著ではないが、岩波生物学辞典第5版東北大学広報誌・まなびの杜化学と生物愛媛高校理科Power Pointによる理系学生・研究者のためのビジュアルデザイン入門の一部の紙面を書いた。2014年もこうした機会を頂ければと思う。

 表彰としては、平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者平成24年度東北大学総長教育賞という形で、今年で5年目になる「科学者の卵養成講座」が表彰された。この表彰を励みに次の5年、がんばらないと。。。

DSCN0720.JPG 教育面では、今年は7年ぶりに「基礎ゼミ」を担当し、20名の学部が異なる学生さんに野菜栽培の大変さなど、色々なことを学んでもらえたのでは。。また、HPにそのやりとりを掲載したり、新しい取り組みになったようで。。次年度担当者向けの講師を担当したり。。来年からはちがう形での取り組みに参加するかもと言うことで。。。決まったら、またこのHPから。。。震災以降、途切れていた生命科学セミナーも11月、12月に。。。12月のは「Nature Communications Open Access Seminar」という形で再開できた。2014年はもっと多くの講師を呼んで。。。。

 広報という点では、河北新報に7回取り上げて頂いた。1回は「科学の楽しさ伝え出前授業500回 東北大院教授・渡辺さん」。後の6回は連載もの。科学の泉「植物の生殖・品種改良・遺伝」。今年も連載ものの大変さを痛感した。第6回の最終回のURLだけ入れておく。そのHPの中に前回、その前というように戻れるという形で、ご覧頂ければ、幸いである。。。。この記事のおかげで、NHKラジオ「ゴジだっちゃ!」にも出演。ラジオでの10min間のしゃべりは今でも忘れることができないくらいの緊張であった。。。というか、まだまだ、修行をしないと。という気持ちにさせてくれたラジオ出演でした。

DSCN0727.JPG アウトリーチ活動は、出前講義として124回研究室訪問は14回、出前講義の手紙に返信した返信総数は3,481通。でした。地方地方で、色々な方に支えて頂き、ここまでの数が達成できたのだと思います。ありがとうございました。また、来年もお世話になれればと思います。よろしくお願いいたします。アウトリーチ活動でのトピックと言うことではないですが、ふるさと、いまばりでの「ふるさと出前授業」を6月12月に分けて、10校以上でできたこと。教えてもらったところに少しでもお返しというか、そんなことができるのは。。うれしいことでした。また、12月の「科学者の卵養成講座の発展コース」。TAの2名の院生の方にお世話になりっぱなしとはいえ、受講生がしっかりとこちらの意図をくんでくれたのは、何ともいえない感動でした。ありがとうございました。

 年が明けると、何より最初は修論、博論、それと平行して、国際会議での口頭発表。そうしたことを今年の残された時間で少しでも片付けて。なにより、はやりの言葉ではないですが、「やるのは、今だ」と思いますので。

DSCN0732.JPG いつもでしたら、12/31の大晦日に書いているのですが、今年は1日前倒しで。では、皆さん、良いお年をお迎え下さい。


 わたなべしるす


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