東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【雑誌編集協力】JST Science Window 2013年 秋号(10-12月)の特集「空の向こうに生命を探す」の編集協力(10/1)

2013年10月 1日

 高校時代というか、遺伝学をやる前というか、その頃は、物理が好きでしたので、宇宙にロケットを打ち上げたいと思っていた頃もありました。ただ、天文というか、星とか、星座は、小学校の時の星座板と実際の星をうまく合わせることができなかったからだと思います。どうも苦手でした。ただ、田舎でしたので、冬には星がきれいでしたし、小学校の時に、理科室に大きな黒い傘を設置して、プラネタリウムを作った時は感動したのを思い出します。

 これまでも何度かJSTが発行している「Science Window」「せんせいクラブ」に書評を掲載して頂きました。今回は、少し違って、特集である「地球外生命体」に関するもの。宇宙人とか、UFOというのではなくて、科学的に考えて、地球外生命体はいるのか、また、はやぶさでとってきた鉱物から、地球外生命体というか、地球の生命の起源というか、そうしたことを考えられるかというような壮大なコンセプトの特集。専門ということではありませんが、こうしたことに興味がない訳でもなく。。。そんな折り、JSTの編集担当の方から、査読というか、編集協力を頂けないかということで。。。とてもよくできていて、こちらも吸い込まれるように拝見して、少し気になったところをコメントさせて頂きました。その冊子がHPで公開されましたので、お知らせをと。。。

DSCN7405.JPG 長くなりました。お時間のある方は、

 Science Window 2013年 秋号(10-12月)(file size 13.12MB)

 をdownloadしてお読み頂ければ、幸いです。


 わたなべしるす

 PS. 空の向こう、生命(いのち)という言葉があり、どこに書いたらと思っていたことを、ここに記させて頂きます。学生の頃から、学会、研究会、大学等、様々なところでお世話になっていていた先生が亡くなられたという訃報を昨晩頂きました。「ええええええええええええええ。」という言葉がどれくらい並んだことか。。。。「日向さんの学生さんなんだ。。。自家不和合性どうなったの??」など、よく声をかけてもらっていたのが、今も頭に残っています。いつもとてもactiveで、渡辺と違って外国の研究者とすらすらとしゃべっておられたのも、忘れられません。常に先端のことをやっていて。。。

DSCN7415.JPG この特集にある、空の向こうに行かれてしまったのでしょうか。。。この冊子を編集して、発刊されるのとタイミングが重なり。。。何ともいえない、そんな思いで。。。こんなことをどこに書けばよいのか、書いてよいのかも悩みましたが、そのことにつながる言葉があったので、ここに記すことをお許し下さい。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。