木原記念財団学術賞を授与頂きました
2013.05.19/
【横浜市立大】木下班
さる5月15日、木原生物学研究所(横浜市立大)において行われた授与式にて、応用科学賞を受賞された少数性生物学・新学術領域代表の永井健治先生と共に、第21回木原記念財団学術賞を授与頂きました。
ゲノム・遺伝子相関の本新学術領域の研究にも多大な影響を与えた故木原均先生を記念した学術賞を頂けたことは、ひとえに関係の先生方のご指導と励ましのおかげであります。あらためてここにお礼を申し上げます。
受賞課題は「植物生殖過程におけるエピゲノム制御と生殖隔離機構」です。ゲノム分析で有名な故木原均先生は、多くの種間交雑を行い胚乳における生殖隔離現象についても記載されています。受賞課題では、胚乳や植物生殖細胞でひきおこされるエピゲノム制御機構と古典遺伝学で明らかにされている生殖隔離現象に関連があることを示したことが評価されました。