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研究経過報告|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関

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高速シーケンサーから得られた大規模配列情報を解析するための手法を紹介する研究集会を開催しました(日本育種学会、東北大学、2014年3月22日)。
DDBJにおける配列解析パイプライン、解析ソフトウェア、遺伝研スパコンを用いた解析におけるノウハウなどについて紹介いただきました。
資料リンク;http://bioinf.mind.meiji.ac.jp/lab/index.php?catid=18&blogid=1

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データベース講習会(植物生理学会)を開催しました。

本新学術領域研究との協賛にて、データベース講習会を植物生理学会年会(富山、2014年3月18日)において開催しました。
植物バイオインフォマティクス研究者から、ゲノムや遺伝子、オルガネラなどのWebデータベースを紹介しました。
また、松岡班との共同研究により構築を進めているデータベースについても紹介させていただきました。

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研究成果

山元班の山元大輔、佐藤耕世、小金澤雅之は、ショウジョウバエの求愛行動を作り出す神経機構に関する総説を、Journal of Comparative Physiology Aに発表しました。この総説は、最新の知見の集約よりもむしろ基本的知識の提供に重きを置いた、いわば入門的性格を持つものです。

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図:掲載誌の表紙

出典:Yamamoto, D., Sato, K. and Koganezawa, M. (2014) Neuroethology of male courtship in Drosophila: from the gene to behavior. Journal of Comparative Physiology A 200, 251-264.

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 科学研究費の申請書にも近年、実施が義務づけられている「国民との科学・技術対話」の推進。鈴木班でも、小中高への出前講義を通したアウトリーチ活動を広く展開し、国民へ科学・技術を還元します。

 前々回が9月末まで、前回が12月末までをまとめました。今回は、1月から3月の第4四半期における研究分担者・渡辺のアウトリーチ活動をまとめておきます。また、最後のところに、今年度の総括ではないですが、少しまとめてみました。詳しい内容は、研究室のHPに記してありますので、興味のある方は、ぜひ、以下のlinkをご覧ください。講義内容は、今回は小学校、中学校、高校、一般の方、向けで、内容は植物の生殖などに関わる講義、実験、見学サポートなどです。

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 仙台市立七北田小学校・NSP特別講義(1, 2)
 石川県立小松高等学校・小学生向けせいぶつ観察教室
 加賀市立橋立中学校・特別講義
 石川県立小松高等学校・SSH特別講義(1, 2, 3, 4)
 小松市立中海小学校・特別講義
 小松市立芦城小学校・特別講義
 東北大学サイエンスカフェ第100回スペシャル「楽しい実験・展示ショー」(1, 2)
 平成25年度FSC(ふくしまサイエンススクールコミュニティー)生徒交流会・コメンテーター(1, 2)
 循環型「科学者の卵養成講座」発展・エクステンドコース(1, 2, 3, 4, 5, 6)
 循環型「科学者の卵養成講座」研究室見学
 福島県立福島高等学校・SSH運営指導委員会、課題研究発表会(1, 2)
 香川県立観音寺第一高等学校・SSH研究成果報告会(1, 2)
 大谷高等学校・EDUワークショップ・グループ学習
 岩手県立盛岡第三高等学校・SSH課題研究等報告会(1, 2)
 宮城県仙台第三高等学校・SSH運営指導委員会
 仙台市立木町通小学校・特別講義
 金光学園高等学校・SSH国際化取組発表会・コメンテーター(1, 2)
 宮城県仙台第一高等学校・SSH訪問
 平成25年度宮城県高等学校理数科課題研究発表会・講師
 山形県立鶴岡南高等学校・SSH理数セミナーI
 東北バイオ教育プロジェクト発表会・コメンテーター


 今年度のまとめでもあることから、今年度行ったアウトリーチ活動は、127件。講義等を行った人数は正確に把握できておりませんが、講義のレポート、感想をいただいた児童・生徒の皆さんには全て返事を書きました。その総数は、4,034通になりました。こちらからの手紙がこれからの学習、普段の生活の励みになれば、幸いです。また、ここに実数として出すことはできませんが、出前講義等に伺ったあとに、mailでの質問なども多数ありました。主に高校生ですが。そうした方々とのやりとりもありました。

 また、今年度は、アウトリーチ活動が500回を超えたと言うことで、新聞ラジオで取り上げて頂きました。また、新聞での連載記事があったことも、こちらとしての刺激となり、科学をよりわかりやすく社会に発信することの難しさも実感できました。さらに、3月には「野依科学奨励賞」を頂き、望外の喜びでした。これも渡辺のこうした活動を支えてくれた多くの方々のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。

 次年度も引き続き、社会貢献ができる領域であるように努力したいと思います。

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 わたなべしるす


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ゲノムバイオインフォマティックス関連会議での研究成果発表

ゲノムバイオインフォマティックス関連の下記会議にて成果を発表しました。


1)生命情報科学若手の会第5回研究会 
  2014年2月17日(月)~19日(水) 検見川セミナーハウス
  http://bioinfowakate.org/events/annualmeet2013

  高橋が、研究内容に加えて若手に向けた女性研究者として研究生活の一端を話しました。
  研究会は、若手が集まる活発なもので大変有意義でした。

2)SMBE Satellite Meeting/NIG International Symposium: The Causes of Genome Evolution
  March 14 - March 17, 2014. Toray Conference Center, Mishima, Japan

  高橋班から 高橋、長田
  北野班から 北野
  木下班から 河辺
  が、それぞれ成果発表を行いました。

  長田、高橋はorganizing committeeにも入っており、シンポジウムの運営にも尽力しました。
  Andy Clark, Michael Lynch, Doris Bachtrog, Chuck Langley, Ziheng Yang など集団遺伝学を中心としたゲノム進化に関する一流の研究者が集まり、質の高い議論が行われました。

3)RCGB Conference:Research Center for Genomics and Bioinformatics
  March 18, 2014,Tokyo Metropolitan University, Japan
  http://evolgen.biol.se.tmu.ac.jp/RCGB_Conference.htm

  高橋及びポスドク研究員の宮城が成果発表を行いました。
  Sudhir Kumar が、大規模系統樹推定についての話をするなどインパクトの大きい会でした。

(首都大・高橋 記す)

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