HOME > 研究経過報告 > 2014年6月アーカイブ

研究経過報告|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関

「研究経過報告」内を検索

2014年6月の記事を表示しています

 科学研究費の申請書にも近年、実施が義務づけられている「国民との科学・技術対話」の推進。鈴木班でも、小中高への出前講義を通したアウトリーチ活動を広く展開し、国民へ科学・技術を還元します。

 前々回が12月末まで、前回が3月末までという、昨年度でした。今回は、新年度の4月から6月の第1四半期における研究分担者・渡辺のアウトリーチ活動をまとめておきます。詳しい内容は、研究室のHPに記してありますので、興味のある方は、ぜひ、以下のlinkをご覧ください。講義内容は、今回は小学校、高校、一般の方、向けで、内容は植物の生殖などに関わる講義、実験、見学サポートなどです。

DSCN2854.JPG 宮城県仙台二華高等学校
 宮城県仙台第一高等学校(1, 2, 3, 4, 5, 6)
 石川県立小松高等学校(1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9)
 小松市立中海小学校
 宮城県古川黎明高等学校
 福島県立磐城高等学校
 仙台市立七北田小学校・特別講義(1, 2, 3)
 福島県立福島高等学校(1, 2)
 宮城県宮城第一高等学校(1, 2)
 仙台市立木町通小学校(1, 2)
 加賀市立橋立中学校
 石川県立金沢泉丘高等学校(1, 2)
 宮城県仙台第三高等学校(1, 2)
 今治市立桜井小学校
 今治市立今治小学校
 今治市立今治小学校、日吉小学校、美須賀小学校、城東小学校
 今治市立富田小学校
 新居浜市立金子小学校
 愛媛県立今治南高等学校
 香川県立観音寺第一高等学校(1, 2, 3)
 今治市立立花小学校
 今治市立常盤小学校
 大阪府立天王寺高等学校


 今後も引き続き、社会貢献ができる領域であるように努力したいと思います。

DSCN2864.JPG
 わたなべしるす


ページトップへ|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関

「遺伝子が語る生命38億年の謎」出版

国立遺伝学研究所が編集した「遺伝子が語る生命38億年の謎」が悠書館から出版されました。北野は第5章の「多様性を生み出す進化の謎」を、高橋は第7章「遺伝子多型の謎」を、隅山は第8章「ヒトゲノムの暗黒部分の謎」をそれぞれ執筆しました。ゲノム遺伝子相関の基礎となる遺伝子やゲノムに関する知識を一般の方へ分かりやすく紹介することを目指した本です。


26254786_1.jpg

ページトップへ|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関

動植物を網羅する性決定システムのデータベースを構築

北米の国立進化統合センターのコンソーシアムに参加し、動植物を網羅する生殖システムのデータベースを構築しました。このデータベースについて、ネイチャー出版社の新しいジャーナルScientific Dataに論文が出版されました。植物11,038種、魚705種、両生類173種、鳥類を除くは虫類593種、鳥類195種、哺乳類479種、無脊椎動物11,556種からなります。私は魚類と哺乳類のところを担当しました。

動植物の融合というまさにゲノム遺伝子相関ならではの視点の仕事です。

The Tree of Sex Consortium (2014) Tree of Sex: A database of sexual systems. Scientific Data (doi:10.1038/sdata.2014.15)
http://www.nature.com/articles/sdata201415

ページトップへ|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関

細胞工学の7月号に寄稿

細胞工学の7月号に寄稿しました。『ゲノムで進化の謎を解く!』のシリーズの第7回にて、『 トゲウオの種分化はどのように起こるのか?』と題して、トゲウオ科の種分化研究について日本語で解説しました。

http://gakken-mesh.jp/journal/detail/9784780901566.html

ページトップへ|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関

アウトリーチ活動に関する情報など(6/25)

 班会議では大変お世話になり、また、ご迷惑をおかけしました。高山先生、木下先生からのご依頼ということで気軽く引き受けたものの、実際に始める頃になると、プレッシャーでつぶされそうになりました。labの学生、スタッフは、ひやひやものだったようで。。。最後に木下先生がfollowして下さったように「いかに聞き手にあわせるか??」ということだと思います。あくまでも渡辺のは、一例ですので、参考になれば、幸いです。また、こういうときはなど、研究以外のコラボでお手伝いできることがあれば、渡辺までお問い合わせ下さい。アウトリーチ活動に関する共同研究というのが成立するかどうかわかりませんが。。。それもありではないかと思っております。

DSCN2849.JPG それで、当日お話をしたHPなどをいかにまとめておきます。読んで頂いたり、実際の講義風景を大学のYouTubeにuploadしてありますので。当日の記事のサンプルもわかるように、渡辺のHPにまとめてありますので、それを以下に紹介しておきます。

 (1) 「化学と生物」に発表した抄録「研究者が小中高生の理科教育にかかわるために-東北大・渡辺をモデルケースとして-」というのがJ-STAGEに公開されております。

 (2) 東北大学YouTube・チャンネルに出前講義等がアップロードされており、小学生向け、2件、一般向け、1件を見ることができます。

 (3) ご紹介できませんでしたが、一般向けの新聞記事として、愛媛新聞・大型コラム「道標 ふるさと伝言」というのもあります。

 (4) アウトリーチ活動をして思うことをまとめた記事が「愛媛高校理科 創刊50周年 記念特集号」に掲載されてあります。

 (5) アウトリーチ活動一般についての記事は、出前講義研究室訪問として、渡辺のHPにまとめてありますので、参考にして頂ければと思います。

 実験、研究、教育も慣れだったのではないかと思います。なれるまでに時間がかかったものもあれば、そうでなくすぐにできたものも。途中であきらめずに、少しずつやってみてはいかがでしょうか。

DSCN2852.JPG 最後になりましたが、このような場を提供頂いた高山先生、木下先生にこの場を借りて、感謝します。また、当日、すっかり小学生らしく手を上げたり、絵を描いて頂いた方々もありがとうございました。皆様の研究のますますの発展と少しでもそれ以外のお手伝いができれば幸いです。もちろん、普通の共同研究もお誘い頂ければ、幸いです。


 わたなべしるす

DSCN2859.JPG

ページトップへ|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関

ページトップへ|新学術領域|ゲノム・遺伝子相関