先週は、渡辺が20年研究を行ってきたアブラナ科植物の自家不和合性について、「自家和合性のシロイヌナズナを遺伝子改変で自家不和合性に復帰」ということを、英国・科学雑誌「Nature」電子版に掲載したことをお知らせしました。
渡辺の研究室の大きな研究の柱は、自家不和合性研究ですが、その派生系というか、花粉の成熟に伴って何が起きているのか、花粉と柱頭との相互作用などを行っています。その1つが、花粉の成熟過程でどのような遺伝子が関連し、どのようなことが起きているかと言うことです。そうした研究の一環として、東北大・生命科学・東谷研との共同研究を10年近く行い、いくつかの論文を発表してきましたが、今回、高温雄性不稔を、オーキシン処理で回復できることを発見し、東谷研がメインの研究室として、米国科学アカデミー紀要「PNAS」電子版に発表しました。渡辺も共著になっております。
これからの地球温暖化などで、様々な植物、作物で高温障害による雄性不稔は起きると思います。そうしたことが、この技術で克服されるとすれば、サイエンスとしての進歩だけでなく、産業にも大きく貢献できるのではと思います。さらに共同研究でこの内容を発展させることができればと思います。
また、大学HPのtop、生命科学研究科HPにも関連記事を掲載しているので、ぜひ、ご覧ください。
わたなべしるす
PS. いくつかの新聞社などに取り上げられました。取り上げていただいた方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。先週のNatureの時よりも反響が大きいのは、こちらの説明不足と、今回のニュースのわかりやすさでしょうか。。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100427/t10014097711000.html
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100427t15013.htm
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/168055
http://www.shizushin.com/news/environment/science/2010042601000700.htm
http://www.sakigake.jp/p/news/science.jsp?nid=2010042601000700
http://www.nnn.co.jp/knews/100427/20100427011.html
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042601000700.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010042601000700.html
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldScience/2010/04/2010042601000700.html
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0002918544.shtml
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=249666&lindID=4
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2010042601000700_Science.html
http://www.shikoku-np.co.jp/national/science_environmental/article.aspx?id=20100427000026
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20100426010007001.asp
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6004059771.html
http://www.oita-press.co.jp/worldScience/2010/04/2010042601000700.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/228308.html
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100427000010&genre=H1&area=Z10
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news4/article.php?topicsid=9&pack=CN&storyid=322198
http://www.ibaraki-np.co.jp/zenkoku/detaile.php?f_page=top&f_file=CN2010042601000700.1.N.20100427T040216.xml
5/7の毎日新聞に記事が掲載されていました。
http://www.mainichi.jp/select/today/news/20100507k0000e040012000c.html
渡辺の研究室の大きな研究の柱は、自家不和合性研究ですが、その派生系というか、花粉の成熟に伴って何が起きているのか、花粉と柱頭との相互作用などを行っています。その1つが、花粉の成熟過程でどのような遺伝子が関連し、どのようなことが起きているかと言うことです。そうした研究の一環として、東北大・生命科学・東谷研との共同研究を10年近く行い、いくつかの論文を発表してきましたが、今回、高温雄性不稔を、オーキシン処理で回復できることを発見し、東谷研がメインの研究室として、米国科学アカデミー紀要「PNAS」電子版に発表しました。渡辺も共著になっております。
これからの地球温暖化などで、様々な植物、作物で高温障害による雄性不稔は起きると思います。そうしたことが、この技術で克服されるとすれば、サイエンスとしての進歩だけでなく、産業にも大きく貢献できるのではと思います。さらに共同研究でこの内容を発展させることができればと思います。
また、大学HPのtop、生命科学研究科HPにも関連記事を掲載しているので、ぜひ、ご覧ください。
わたなべしるす
PS. いくつかの新聞社などに取り上げられました。取り上げていただいた方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。先週のNatureの時よりも反響が大きいのは、こちらの説明不足と、今回のニュースのわかりやすさでしょうか。。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100427/t10014097711000.html
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100427t15013.htm
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/168055
http://www.shizushin.com/news/environment/science/2010042601000700.htm
http://www.sakigake.jp/p/news/science.jsp?nid=2010042601000700
http://www.nnn.co.jp/knews/100427/20100427011.html
http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010042601000700.html
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010042601000700.html
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldScience/2010/04/2010042601000700.html
http://www.kobe-np.co.jp/knews/0002918544.shtml
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=249666&lindID=4
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2010042601000700_Science.html
http://www.shikoku-np.co.jp/national/science_environmental/article.aspx?id=20100427000026
http://www.toonippo.co.jp/news_kyo/news/20100426010007001.asp
http://www.nhk.or.jp/lnews/sendai/6004059771.html
http://www.oita-press.co.jp/worldScience/2010/04/2010042601000700.html
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/228308.html
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100427000010&genre=H1&area=Z10
http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news4/article.php?topicsid=9&pack=CN&storyid=322198
http://www.ibaraki-np.co.jp/zenkoku/detaile.php?f_page=top&f_file=CN2010042601000700.1.N.20100427T040216.xml
5/7の毎日新聞に記事が掲載されていました。
http://www.mainichi.jp/select/today/news/20100507k0000e040012000c.html