東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【お知らせ】東北大学環境報告書・2014に研究室からの貢献、公開(12/8)

2014年12月 8日

 70年前、1944年12月7日13:36に、熊野灘沖を震源とするM7.9昭和東南海地震が起きたと。時代背景もあり、その詳細が明らかになってないとか。小学校5, 6年生の時の担任だった、白石先生からこの後にも大きな地震(昭和南海地震)があって、マンガのように地面が揺れたというのを聞いて驚いたことを覚えている。確か、何かを忘れたが、高知県に当時はいたと。戦後の南海地震のことだったような。子供頃、地震がほとんどなかった愛媛県でそんな地震が起きるのだろうかと思っていた。。。大学から東北・仙台に来て、地震が頻繁にあることに驚いた。環境の違いというか、。。今になって考えると、子供の頃の自然環境はとてもよかった。野生というか、自然の中に食べるものもたくさんあった。木イチゴ、アケビ、ユスラウメ、ビワ、クリなどなど。もちろん、ミカンはたくさん栽培していたし、冬には稲刈り後の田んぼは遊び場であった。カブトムシ、クワガタムシ、セミなど昆虫も多様であった。もちろん、こうした虫をどうやって捕まえるかという工夫もしていた。その場、その場の環境に合わせて、たとえば、スズメバチに刺されないようにするとか。というか、今考えれば、結構、かなり危ないことをしていたと。。。もちろん、やっている方は、真剣であっても、逃げる体制は十分に確保してだったと思う。

 そんな自然環境の豊かさは、今頃になってありがたく思う。もちろん、東北・仙台に来ても自然は豊かであるが、植物種などの多様性が異なる。東北大のキャンパスもいくつかに分散しているが、幸運にも、雨宮・片平は平地で自転車を活用できた。これが青葉山だったら、そうはいかない。ただ、一方で、虫取りがよるにできるのではとも考えたりした。そんな自然環境ではなく、大学としてどれくらい環境問題に取り組んでいるかと言うこと、研究面、教育面、社会貢献等々。。。それをまとめたものが「東北大学環境報告書・2014」。渡辺の研究室では、生態学合同講義の1コマ。植物の多様性などを教育した出前講義などで貢献できたような。。。total 70 pageの少し重たいpdf fileであるが、興味のある方は、時間のあるときに、めくって頂ければ。。。

DSCN5364.JPG そういえば、こんなこともしているのだという発見だったり、コラボのことなど、考えることができるような。そんなことをふと。参考になれば、幸いである。


 わたなべしるす

 PS. 環境と言えば、次年度の7月末だったろうか、仙台市教育センターから教員向けの環境の講義の依頼を。環境というのは、理系だけの問題でなく、身の回り全てが環境。それをどう考えるかで、環境は変わると。そんなことも含んで、また、この東北大の取り組みなども紹介できればと。ふと、原稿を書きながら。。。

DSCN5383.JPG