東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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【出前講義】石川県立小松高等学校SSH集中講義-1(課題研究発表会準備へのコメント、討論等)(10/30)

2013年10月30日 (水)

 10/30~11/3まで、小松市、加賀市内で出前講義。第55回「教育・文化週間」での教育・文化施設等における教育・文化関連行事のアウトリーチ活動の一環でもあり。。。初日は夕方の少しの時間でしたが、最初は、小松高校理数科2年の課題研究発表会が土曜日に企画されており、それに向けての準備でした。細かなことを議論する段階ではなく、最後のプレゼンを作っている段階。最初はハマダイコンの多様性のはずが、ダイコンの加工特性に変化して、。。。それをまとめている段階でした。何とかまとまった形かもしれないですが、最後のプレゼンで結構苦戦しているようでした。こちらから、ここはこうということを指摘できた訳でないですが、グラフを作り替えようとしていて。。。こんな時、大事なこと。それは、前のversionを別のfile nameで保存しておくこと。昔は、file nameの文字数が半角8文字という制限があったので、結構大変でした。それでも、versionの頭文字をとって、v1, v2, v3,...というような感じで。この前に書いていた科研費も結局、v38が最後だったような。。。少し変えれば、versionを変えるということで、少しの文章表現もあとから使いたいということもあるかもしれないので。。。それをコメントしたくらいでしょうか。実際的には、。。。いずれ、土曜日の発表を楽しみにしています。

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DSCN0263.JPG そのあとは、3年生との進路相談というか。自分が高校3年の今頃、どうだったかと考えると、11月は毎週、それぞれの志望大学をtargetした模擬試験を受けていたような。。。いずれも、余りよくない結果でしたが。。。ただ、その当時考えていなかったこと。第1志望の大学を受験できなくなるという現実が来るかもしれないということ。いつか、目標の点数が出ると。。。。(結果的には、そんな想像のレベルのところはあり得なかったのですが。。。)。。ただ、そんな現実に対して救いをくれたのが、小学校の時の担任の先生でした。。。「どこも行く大学ない訳ではないのだろう。。。いけるところでがんばれば。。」と。。これで現実にもどったのかもしれません。もちろん、まだ、2ヶ月あると思いますし、できることはできると思います。そんな話をしながら、受験というか、センター試験まで、あと2ヶ月余り。センター試験でどれだけ確保し、2次試験でどこまでがんばるか。そんなことを考えて、目標を見すえるようにと。。。。もちろん、日曜日までいますので、また、どこかで議論できると思いますので。。。

 最後は、SSHの寺岸先生、松原先生、山本先生と食事をしながら、SSH、教育問題などの討論会。いつもここでいろいろなことを学ばせてもらっています。今日から5日間。お世話になります。よろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. welcome boardは、これまで3年生が作製してくれていましたが、1年生に代替わりをしたとか。ありがとうございました。今回も楽しみにしております。

DSCN0256.JPG PS.のPS. 出前講義と書いていますが、高校生向けということを考えると、出前授業という方が、fitするのかもしれません。自分が子供の頃を考えると、小学校から高校までは「授業」と呼んでいました。大学になって「講義」と書かれたいろいろなものをもらって、あるいは、教室といわないで、第1講義室とか。。。ところが、この前に、前期に行った「基礎ゼミ」についての「授業評価の結果」という書類が。。。「?????」。いつから、大学で講義と呼んでいたものが、授業になったのか。少なくとも、学部を教えていた岩手大の時代、つまり、2004年度までは講義だったような。。。。。気がついてなかっただけで、実は、講義と呼ばず、授業といっていたのかもしれないですが。。。「授業」と「講義」の意味を改めて、考え直したのでした。。。

 PS.のPS.のPS. 今日もまた、付加的なことが多いですが。。。出前講義のあと、高校生から、レポートをもらうことが、。。。それを読んでいて、長く文章を書く方が少ないのは、。。。と。。そんな時、東北大でお世話役をしている「科学者の卵養成講座」の1期生の方が、とてもしっかりした、長い文章を書かれていて、それを昼に読みながら、感動でした。。。また、どこかで。。。そんな大事さも。。。

 PS.のPS.のPS.のPS. 打撃の神様、ボールが止まって見える、というのがよいのか、。。赤バットの川上哲治氏が逝去されたという記事を昼頃に。。。子供の頃に野球、ソフトボールをする時に、この赤バットをという意味ではなかったと思いますが、赤いバットを使っていました。渡辺では、ヒットが量産できた訳ではないのですが。。。ラジオ、テレビで解説者というのが、渡辺の世代には、イメージが強いような。。。大洋ホエールズファンの渡辺には、これくらいの表現でご勘弁を。。。。。哀悼の意を表します。

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マトリョーシカ状態のピーマン

2013年10月30日 (水)

 学生アルバイト農学部一年の小倉拓也です。先日ピーマンを切っている最中に珍しいものを発見しました。それがこちらです。

photo.JPG ピーマンのワタの中から小さなピーマンが現れたのです。まさにマトリョーシカ状態。このミニピーマンを割ってみると未熟な胚が詰まっていていたため、間違いなくピーマンの中にピーマンができていたことになります。

 ちなみにこのピーマンは青森の祖母が育てたもので仕送りとして送られてきたものです。祖母の畑では以前も冬瓜とスイカのハイブリッドのようなウリができたこともあり、関連性についても気になるところです。植物は変異が身近に発生するから面白いですね。

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一緒に、ビッグデータ、繰り返し(10/29)

2013年10月29日 (火)

 最近、こうした書き物をしてないからだろうか、何で見たのか、忘れた。テレビだったのか、netだったのか。英語に1つより2つ以上の方がよいというようなことわざがあったと。突然こんなことを書くと、何のことと思うが、一人で何かするよりも、複数名で頭をつきあわせて、一緒に何かをするということだったと思う。師匠の日向先生が複数のコンピューターをつなぐとか、人の脳みそを借りるとか、そんなことをよく言っていたのを思い出すと共に、「餅は餅屋」という、その道のプロとの共同研究の重要性を説いていた。そんなこともあってだろう。可能な限りいろいろなところ、共同研究をしている。一人で何かを考えるのもそれそれで、1つのステップかもしれないが、それを越えたら、一緒にと言うのがよいのではないだろうか。もちろん、一緒にした方が効率がよいと言うこともあるだろう。ただ、あくまで1人というのもある、将棋のように。今日も第26期竜王戦七番勝負、第2局がさされているが、遙か雲の上の戦いのようで、優劣は見えない。。。というか、わからない。。。みんなで考えれば、少しはわかるのかもしれないが。。。

DSCN5018.JPG そんな将棋も、最近はコンピューターソフトと戦い、プロにも勝つことがある。今はやりのビッグデータなるものが、こうした場面に使われるようになると、。。。。コンピューターに「大局観」というのを持たせることができれば、もちろん、人間の域を超えてしまうのかもしれないが。。。この大量データなるもの、もちろん、遺伝情報の世界にも。日々解読される遺伝情報。それを束にして何かを考える。すごいものが見えてくると思えるが、それを動かすだけのコンピューターと、プログラムを書く能力がない。まずは、どんなことが見えるかを考えて、プログラムをかけるヒトと共同研究。その後、どこのコンピューターを使うかと言うことになるのだろうか。そういえば、いつぞやの雑誌のタイトルに、量と質は異なるものというのが当たり前だけど、量が質と同じになるだったか、質を越えるだったか。もちろん、このビッグデータのことを指してであるが。。。少なくとも、誰かと一緒でないと、今のところ、それはうちのlabでは達成できない。。。何とかしたい。。。

 そうした計算、シミュレーションなど、よくあるのが、1,000回そのシミュレーションをやって、どれくらいの確率で、この遺伝子とこの遺伝子が近しいか。これを反復と呼ぶのかどうかは、わからないが、繰り返して実験をしないと、見えないことは多い。学生の頃、1回やってうまくいった時、日向先生に、同じことが繰り返し起きないと、それはそうなるとは言えないと。。。そんなで、何度も同じ実験をしたのを思い出す。実験をすると言うことでは、繰り返しは重要である。それぞれは1回の実験で、そこで、正確を期して、きちんとやるから、繰り返しが成立する。1回が重要であるとも言える。何回もやるのだから、という気持ちでは、正確性に緩みがでるのではと心配になる。そういえば、最近、また、地震が繰り返すようになったような気がする。。。あの、3/11のようなことは起きてほしくないが、あの1回のことを心に刻むからこそ、気が緩まないような気もする。今日も残り半日、気を緩めず、できるだけのことをやってみよう。思えば、あと数日で10月も終わるのだから。。。。

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 わたなべしするす

 PS. きのう、10/28は、ドーハの悲劇から20年目だったらしい。ちょうど、学位論文の最後のまとめをしながら、科研費の若手の会に参加して、夜中に、議論が終わった頃、小さなテレビで、あの場面を見ていたのを、今のように思い出す。あれから、20年。。。あっという間だったのかもしれないが、いろいろなことがあった。サッカーの出来事だったかもしれないが、この20年を考えるよい機会だったのかもしれない。。。。

 PS.のPS. 夕方にかけて、大学院の講義で、自家不和合性の話しを。。。聴講していた方に、他の仕事でお世話になった方だったり、。。世の中狭いなと。。。。

 PS.のPS.のPS. というのと、こんな記事をとあるpageで見つけました。いろいろと考えさせられます。なるほどと。。。それから、郵便でないですが、mailを出す時にも、addressは気をつけましょう。と。。痛恨でした。。。

 

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【速報】2013年10月26日, 2時10分頃, 福島県沖(M7.1)地震、同日, 6時27分頃, 福島県沖(M5.1)地震、に伴う影響(10/26)

2013年10月26日 (土)

 1週間たたないうちに、また大きく揺れました。それもまた、真夜中に。。。前回同様に、揺れるのはわかりましたが、このところの疲れか、寝たままで。。。仙台は、どの区でも震度3。さすがに、この前よりも大きかったと思っています。M7.1でしたので。。。labのことが気になりましたが、夜中にでは。。気合いが足りないのですが。。。午前中に出てきた時に、ちょうどD3の大坂くんもいましたので、labの中を見てもらいましたが、幸いにも被害はありませんでした。ほっとです。タイトルには速報となっていますが、速報というほど、早く打てないのは、今日が土曜日ということで、お許し下さい。。。

DSCN5247.JPG 朝にも地震(M5.1)があったようですが、そちらは揺れることもなかったようです。完全に寝ていたのかもしれないですが。。。一時期、地震が少なくなっていたのですが、また、多くなってきているのでしょうか。。。何か、気になりますが、「なまず」のような感性がないので。。あっても、今の科学力では止めることもできないと思いますので。。。何とかならないかと思いつつ。。。この週末は少しゆっくりできれば。来週は、北陸遠征もありますので。


 わたなべしるす

 PS. 以前にも少し書きましたが、「科研費」関係のうれしいこと。昨年度、提出した書類が、4月時点では、不採択でしたが、。。。なんと。。。追加採択というお知らせを頂きました。皆様のおかげです。ありがとうございました。今年を入れて、2年半ないですが、できるだけの研究成果をあげて、このHPから発信したいと思います。

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芋煮&バレーボール

2013年10月25日 (金)

今日は生命科学研究科の研究室対抗のソフトボール大会がありました。
また、この時期仙台では芋煮会を行うのですが、
今回はソフトボール大会の会場が河原のそばということで
芋煮会も同時に開催されることになっていました。
しかし、あいにくの雨模様で体育館でのバレーボール大会に変更となり、
芋煮は研究室内で行われました。
仙台では最近ぐずついた天気が続いています。
さわやかな秋晴れがそろそろ見たいなあと思うのですが。
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火起こし用の新聞紙など用意していたんですが・・・。ちょっと残念です。
材料は大会の主催である委員会が事前に注文してくれていました。
サトイモがかなり大きめに切ってあったので食べごたえがありました。
他にも、ゆでジャガイモやマツタケ炊きこみご飯も加わって
ボリュームいっぱいのお昼ごはんでした。
腹ごしらえも終わって、午後からはいよいよバレーボール大会です!
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結果は初戦敗退でしたが、そこそこ健闘したのではないでしょうか。
私は体を動かすことが久し振りだったので、いい気分転換になりました。

来週は北海道で若手の会が開催され、参加することになっています。
また新しい経験、しっかりと自分のものにしてきたいと思います。

M1 田口

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