東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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研究室ダイアリー

【出前講義】平成24年度「第1回みやぎサイエンスフェスタ(コアSSH事業)」・コメンテーター(11/17)

2012年11月29日 (木)

 昨日の「平成24年度宮城県仙台第三高等学校SSH中間発表会」のコメンテーターに続いて、土曜日は、仙台第三高等学校・コアSSHを基盤とした、「みやぎサイエンスフェスタ」。点から線、面への広がりということで、小中高大連携を目指して、口頭発表、サイエンスカフェ、国際交流、ポスター発表という大規模なものとなりました。

 昨今、国際性ということがいわれ、どの様にしたら、外国の方と上手にと言うか、きちんと会話できるか。そうしたことは、聞くよりもまずやってみること。たくさんトライして、話すことがというのが、渡辺の実感です。最初に国際会議に行ったときには、さすがに何もしゃべれず。。という苦い思い出もありますので。難しく考えないで、簡単な単語で。。。というか、最後は、気合いなのかもしれません。

 午後からのポスター発表では、小中高大で50題を超える発表が。昨年は、小中学校は仙台三の近隣に限られたのが、県内のいろいろなところから、様々な角度で発表があり。また、昨年、参加していた学校、さらには、昨年、コメントしたような生徒さんとまた、議論できたことは、何よりでした。昨年と比べるというのは失礼かもしれないですが、進歩しており、こうした取り組みが宮城県全体のサイエンスの底上げになっていることは確実だと。。また、大学院生のポスターも見られたと思います。そうしたものを参考にして、科学の心に加えて、どの様に見せることがよいのかということも、考えて頂ければと思いました。

DSCN3715.JPG 最後のところで、ポスター発表の好評をお願いされ、プレゼンの時に、可能な限り原稿を読まない。繰り返して実験をすること、。平均、分散という実験の正確さを考えることなど、小中学生には少し難しいことかもしれないですが、これから大事なことです。ぜひ、少しずつでよいので考えてみてくださいと。。。来年もぜひ、こうした機会があることを楽しみにして。。。ということで。

 最後になりましたが、主催された、仙台第三高等学校の関係の先生方にこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 記事を書きためてあったのを、そのままの日付などで記していますので、今の時間になるまで、少し違和感があるかもしれませんが。。。しばらくのおつきあいを。。。

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【出前講義】平成24年度宮城県仙台第三高等学校SSH中間発表会・コメンテーター(11/16)

2012年11月16日 (金)

 先週、今週前半は、中四国遠征でした。どこかでそのことをまとめた文章をと思いますが、週末にかけては、運営指導委員をやっている宮城県仙台第三高等学校のSSHの中間発表会。昨年度はもう少し早い時期の開催でしたが、他との関係でしょうか、少し寒い時期に。。。特に、1日目の今日は、授業公開とSSH実施にあたっての討論会。県内外からも、視察にいらした高校もあり、九州からというのもあり。。。あちこちを皆さん、気にされているのだなと。そういえば、書き忘れていましたが、先日の岡山のSSH実施校の金光学園に、仙台一高の先生がいらしており、お目にかかりました。いろいろな交流があるのは、よいことだと。。

 午前中は、英語、情報、プレゼンなど、いろいろなSSH実施校でも問題になっているテーマでの授業。午後は、それについての討論会。高校時代に英語はできませんでした。はっきり言って。。。受験英語には向いてなかったのかもしれないですが、何とか、科学英語は。。。という気がします。その違いを理解して、少し書いてみれば。と思いました。あと、参加された他の委員の先生もいわれていましたが、英語を書くこととしゃべることは、別次元。しゃべるためには、中学レベルの単語でよいと。。。それは、実感しています。ぜひ、SSHでも実践して頂ければと。。。後半は、実施に当たっての問題点。どこも同じような問題かもしれないですが、プログラムの継承。。。なかなか難しいと思います。いろいろな実施校で工夫されているのを見られるのが、よいのではと。。。

DSCN4884.JPG 明日は、コアSSHの取り組みの1つの「みやぎサイエンスフェスタ」。小中高大連携で、ポスター発表。楽しみにしています。


 わたなべしるす

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【ラジオ番組出演】FMラヂオバリバリ・「すっぴん小町」にゲスト出演(11/13)

2012年11月14日 (水)

 掲載の順番が逆になりましたが、11/13の午前中は以前からお知らせしていたとおり今治のコミュニティFMである、FMラヂオバリバリ・「すっぴん小町」に出演しました。今治周辺という限られた地域での放送でしたら、出前講義のように、その小学校とかという限定ではなく、この時間にラジオをつけて頂いた方には、楽しめるという、これまでにはない広がりができたのではと思います。

 9:40すぎから10min程度の出演ということで、出前講義を行うようになったいきさつ。科学者を目指した環境、など、出前講義の裏側というでしょうか。そうしたことを話し始めたら、とても10minでは収まらなくなり、10:25の終了直前まで。ひとが見えなくて、マイクの前だけで話をするのはもちろん、初めて。果てしない緊張感がありました。それも少ししゃべれば、なんとかclear。今回の出前講義でのトピック、渡辺の理科好きを作ってくれた、小学校時代の理科室と今治自然科学教室。そして、今治の自然から、たくさんのことを学んでほしいというメッセージ。で終わりだったような。あっという間でした。

 しゃべり慣れているとはいえ、これだけあっという間にしゃべることができたのも、パーソナリティのナナさんのおかげです。ありがとうございました。また、このラジオに今回の出前講義のことを投稿頂き、そのことが、今回の出演につながりました。しおみんさま、ありがとうございました。また、来年の出前講義の時にも、ぜひ、続きの話を聞きたいということをパーソナリティの方より、お願いされました。うれしい限りです。ぜひ、また、来年の出前講義の時に。楽しみにしております。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 放送局内の色紙に、この日の午後に講演をした今治西高時代の同級生の色紙を見つけました。世の中、本当に狭いのだなと。びっくりでした。

DSCN4659.JPG PS.のPS. この時間帯にラジオを聞いていた同級生などから、楽しかったというコメントを。うれしい限りです。

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【出前講義】愛媛県立今治西高等学校・第8回螢雪記念講演会「今西35期、一(いち)卒業生が見た教育、研究、人生---今西在学中、卒業後、そして出前講義に伺い、考えたこと---」(11/13, 14追記

2012年11月14日 (水)

 今回の出前講義で、高校では4件(伯方高校金光学園観音寺第一高校今治西高校)。その最後となったのが母校。渡辺が今治西高等学校を卒業したのが、昭和59年3月。西暦でいえば、1984年3月。あれから、30年ほどの時日が流れたとは思えないくらい、あっという間でした。2006年からは、ほぼ毎年、時には年に数回、講義に伺っています。今年も、9/26に、2年生に講義を行いました。そうした講義を継続していたことと、愛媛新聞に連載している「道標」がきっかけだったようで、今回の栄えある「第8回螢雪記念講演会」となりました。今治西高等学校の同窓会を「螢雪会」といい、多くの著名な方を輩出してきました。その「螢雪会」と今治西高等学校とが合同で、卒業生の方々に全校生徒向けの講演会として、企画されたのが、この「螢雪記念講演会」。これまで、銀行頭取、音楽家、実業家など。一昨年は渡辺と同じ立場というか、大学教授が講演されたと伺っています。入学式から卒業式のいろいろな場面で、思いでのある「体育館」での講義。かなり緊張しましたが、なにより、今治の言葉でしゃべってそのまま理解してもらえるというのは、何にも代えがたいうれしさで有り、こちらにもよい刺激となりました。

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DSCN4716.JPG 最初に、螢雪会の吉野会長から、今回、渡辺に講義を依頼した経緯などの説明があり、講義が始まりました。講義の中では、今までの自分の人生を小中高校と振り返り、特に高校では、どの教科では、何を学んだのか。小学校の時にあこがれた「科学者」という根拠が、上朝小学校のところの記事にも書きましたが、テレビの影響。ここは結構理解してくれたのは、うれしい限りでした。どのようなインパクトがあったのか。そして、大学進学にあたり、頭を抱えて、東北大に行ったこと、でも、それが、今の人生のターニングポイントであると。

DSCN4802.JPG さらに、大学では、何を学んだのか。さらに、近年の出前講義で学んだ意義など。いつもの今西での出前講義をmodifyして、今西の何が今の自分になっているかなど、伝わったのではないかと思います。3年生は受験まであと少し。自分の今頃を考えると、毎週末が、オープン模試を受けていたような。その代わり、点滴をしながらだったような。。。そんなことを思い出しつつ。もちろん、これまでの出前講義で講義を聴いてくれた生徒さんたちが、研究室の大学院生で研究をしてくれていたり、大学でアルバイトをしてくれていることなども。ぜひ、この中から、研究室に来てくれる方々が現れるのを楽しみにしております。

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DSCN4869.JPG 最後の質疑では、10名近い質問があり、その中でも、突出したのは、渡辺が今回の出し物に使ったのは「南部せんべい」。case by caseでいろいろなものを使ってきましたが、今回はこれ。おもしろい回答をしてくれたり、あやとりにトライしてくれた生徒さんに。もちろん、質問をくれた生徒さんにも。あと、渡辺が科学者になろうというきっかけになった「科学忍者隊ガッチャマン」の南部博士。この南部博士と「南部せんべい」とは関係あるのか。なかなか、おもしろいことを関連づけての質問ですね。感動でした。それから、「これまでの研究で大変だったこと、そして、それをどうやってovercomeしたのか。」。この質問は、。。。さすがです。感動でした。で、こちらからの回答は、「あなたには彼氏がいましたか、ふられたことは??」、質問した方は、「ありますと。」、では、そのとき、どうやって解決したか。と聞くと。「時間が解決したと。。。」ですね。人生、そうしたものですと。これも、すごい質問で感動でした。他にも、昨今の政治問題と関連するような問題もあり、よく勉強していると。これにも結構困りました。というのと、こんなことを書いてよいといってくれた、生徒さん、すごいです。その心意気に感動です。ありがとうございました。これからも、がんばってください。

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DSCN4873.JPG 最後になりますが、本講演会にあたり、ご推薦頂きました、螢雪会・吉野会長、藤田校長先生など、関係の方々に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。とても貴重な機会を頂きました。今後ともよいよい連携ができればと思います。また、さらなる発展を祈念しております。ありがとうございました。また、同期の方々でお時間のある方も何名かご参加頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 講義のあとには、これまでの出前講義でお世話になっている、生物の小野先生にアレンジして頂き、十分な質問ができなかった生徒さんなどを対象にadditionalの討論会を行い、たくさん来てくれました。専門的な質問が多く、栽培化、家畜化、雑種強勢というこれからの問題に始まり、進学の問題も。東北大希望という方も。うれしいですね。もちろん、農学部希望も。ありがたいことです。いつもであれば、何時まででもというところでしたが、あとに予定があり、十分でなく申し訳なかったです。ぜひ、質問はレポートでも、mailでも。お待ちしております。


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DSCN4879.JPG と書いているうちにも、3名の方から、真剣な質問をもらいました。可能な限り、迅速にこたえますので。お待ちしております。講義あとには、恒例の集合写真も。また、どこかでお目にかかれるのを楽しみにしております。

 PS.のPS. 高校の予定表なるものに、今日の行事予定を見つけました。ありがとうございました。

 PS.のPS.のPS. 講演でも話しましたが、今回のプレゼンには、同期の3名の方々(妹尾(吉野)様、岡田様、別府様)にご協力頂きました。こうしたheteroな連携がよりよいものを生むのを、今回も実感しました。ありがとうございました。














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第一回ブラキポディウムワークショップ

2012年11月13日 (火)

先日、横浜市立大学木原研究所に行って参りました。
そこでは、国内では初めてのブラキポディウムワークショップが開かれました。
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横浜に行くのは初めてで、すごく楽しみにしていました。
が、地下鉄を降りた先には何やら懐かしい田舎っぽい景色が広がっており、びっくりしました。
横浜にも田舎があるんだと、意外な気持ちでした。
後で気づいたのですが、そこは横浜市の外でした。
それにしたって、景色変わりすぎだろっ。と思いました。
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木原研究所では、昨年からブラキポディウムの研究が始まったそうです。、
これからブラキポディウムの研究を進めようとしているたくさんの研究者の方々にいろいろな話を伺うことができ、よい経験をさせていただきました。

ブラキポディウムは、これからどんどんモデル植物として活躍していくことが期待されています。
今後もブラキポディウムの話は注意深くチェックしていきたいです。

最後に木原研究所内の写真です。
木原研究所内には大きなキウイフルーツがなっていました。
あまりに立派だったので写真載せました。
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M1 大嶋

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