これまでに生殖器官における遺伝子発現をmicroarrayなどを利用して解析し、多くの論文を発表してきました。3年前にも、イネ葯のタペート細胞と花粉の発達過程にそっての遺伝子発現解析の論文があります(Suwabe et al. 2008, Hobo et al. 2008)。これらの大量のdataをきれいに消化するまで、解析するというのは、いわゆる、wetの解析をやっているわれわれには、どうしても無理があります。
そこで、今年度の3月が最後となる、特定領域研究「植物ゲノム障壁」で、これまでにも共同研究を行っていた明治大・矢野さんを中心にしたグループとの共同研究で、OryzaExpressと銘打った統合データベースを国際誌Plant Cell Physiol.に発表しました(Hamada et al. (2011) Plant Cell Physiol. 52: 220-229)。この論文は、access freeとなっておりますので、ぜひ、pdfをよんで、databaseを活用していただければ幸いです。
これから、多くのdataをとるというdryの仕事も増えてくると思います。そうしたwetとdryをどう融合して、研究を発展させるかが、今後の重要なテーマだろうと思っています。
なお、研究科のHPにも関連記事があるので、参考にしてほしい。
わたなべしるす
PS. Plant Cell Physiol. (2011) vol. 52, no. 2は、database特集号になっています。こんなのがあると使いやすいなというものに出会えるかもしれません。ぜひ、一度、ご覧下さい。イネ、アラビ以外にもトマトなどいろいろありますので。

そこで、今年度の3月が最後となる、特定領域研究「植物ゲノム障壁」で、これまでにも共同研究を行っていた明治大・矢野さんを中心にしたグループとの共同研究で、OryzaExpressと銘打った統合データベースを国際誌Plant Cell Physiol.に発表しました(Hamada et al. (2011) Plant Cell Physiol. 52: 220-229)。この論文は、access freeとなっておりますので、ぜひ、pdfをよんで、databaseを活用していただければ幸いです。

なお、研究科のHPにも関連記事があるので、参考にしてほしい。
わたなべしるす
PS. Plant Cell Physiol. (2011) vol. 52, no. 2は、database特集号になっています。こんなのがあると使いやすいなというものに出会えるかもしれません。ぜひ、一度、ご覧下さい。イネ、アラビ以外にもトマトなどいろいろありますので。
