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シンポジウム「脊椎動物の形態進化ー発生学、古生物学、形態学の視点からー」

2012年8月21日から24日に首都大学東京で行われた日本進化学会第14回東京大会にて、シンポジウム「脊椎動物の形態進化ー発生学、古生物学、形態学の視点からー」が開催されました。


オーガナイザー:田中幹子(東工大)、和田洋(筑波大)
趣旨:
脊椎動物の形態変化の歴史を理解する試みの一貫としては、古生物学•形態学的知見に合わせて、発生生物学的アプローチからも、近年大きな成果が得られている。本シンポジウムでは、四肢や歩行の進化、頭部筋肉の進化、そしてカメの甲羅の獲得といった、脊椎動物の形態進化の3つのトピックスを取り上げる。それぞれについて、発生生物学と古生物学•形態学の立場からの演者を招き、形態進化のより深淵な問題の解決への糸口を探る。

四肢•歩行の進化
1. 「恐竜発生学のすすめ」
 田村宏治(東北大•生命)

2. 「ワニと鳥類の祖先(主竜類)における、直立姿勢と二足歩行の進化」
 久保泰(福井県立恐竜博物館)

頭部筋肉の進化
3. 「脊椎動物頭部筋肉の進化と頭部分節性問題」
 足立礼考(理研•発生再生)

4.「齧歯類における咬筋構造と顎運動の多様性」
 佐藤和彦(朝日大•歯)

カメの進化
5. 「最古のカメは語る」
 平山廉(早稲田大•国際学術)

6. 「カメの起源:胚発生、ゲノム、そして化石の示す進化シナリオ」
 倉谷滋(理研•発生再生)

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