文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究」
3月21-23日に岡山大学にて行われた第54回日本植物生理学会年会におきまして、Plant Cell Physiology誌 論文賞を授与頂きました。
Ohnishi T., Yoshino M, Yamakawa H, Kinoshita T. The biotron breeding system: a rapid and reliable procedure for genetic studies and breeding in rice. Plant Cell Physiol. 52: 1249-57. (2011) http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21622665
これまでは、室内栽培にて人工交配などを行うことが難しかったイネですが、人工気象器をファインチューニングすることなどにより問題を解決した論文です。Life cycleが長い、スペースがかさむ等の問題の多くを解決し、シロイヌナズナと比較可能なペースで研究することを可能にする方法論として高く評価されました。写真は受賞式での筆頭著者の大西孝幸さん(JSPS博士研究員)と学会長の町田先生です。