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総説「コケ植物のエボデボから見えてきた胞子体の複雑化」

 連携研究者の榊原 恵子博士による総説「コケ植物のエボデボから見えてきた胞子体の複雑化」が「生物の科学 遺伝」誌の20131月号『あんな形,こんなできかた―エボデボ研究最前線[植物篇]』にて発表されました。緑色植物、特に陸上植物の進化発生学(エボデボ)研究について豊富な実例をもとに概説されています。特に、緑藻類クラミドモナス、基部陸上植物ヒメツリガネゴケ、被子植物シロイヌナズナにおける発生遺伝子の機能比較によって、陸上植物進化におけるもっとも顕著な特徴であると考えられる胞子体世代の延長と胞子体の複雑化・巨大化がどのように起きたのかについての仮説を提唱しています。

 

榊原 恵子 (2013) 「コケ植物のエボデボから見えてきた胞子体の複雑化」、生物の科学 遺伝1月号『あんな形,こんなできかた―エボデボ研究最前線[植物篇]』、39-44

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