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【アウトリーチ活動】大阪府立高津高等学校での進路講演会

大阪教育大学の鈴木です。
10月3日(木)に大阪府立高津高等学校にて進路講演会の模擬講義を行いました。高津高等学校の先生方には大変お世話になり、ありがとうございました。進路講演会は、生徒の進路意識を高揚させ、各自の進路を考える契機とすることを目的として取り組まれているものです。文系・理系の様々な分野の10講座が開かれ、近畿圏を中心とした大学の先生方が模擬講義を行っています。

私のタイトルは「近親交配を防ぐ植物の生殖システム −どのようにしてアブラナの花は自己と非自己の花粉を見分けるのか? −」で、アブラナ科植物の自家不和合性の分子メカニズムについて説明しつつ、生命科学系・農学系の大学への進路、および研究者とはどういう人達なのか、などについて、ざっくばらんに講義しました。生徒の皆さんからの聴講レポートを見ると、進路に対する前向きな意見と、生命科学に関する好奇心が見て取れました。対象は高校1年生でしたので、どこまで理解してもらえたかは分かりませんが、ゲノム遺伝子相関のホームページについても宣伝しましたので、この領域のような複雑な生命現象にも、若い人達の興味が増えていくよう期待しております。



鈴木 剛

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