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ニューロンの性分化因子、Fruitlessの制御機構について新仮説を提唱

研究成果


佐藤耕世と山元は、Advances in Genetics86巻に総説を発表しました。キイロショウジョウバエの性決定因子、Fruitlessの機能が低下すると、一個一個のニューロンは「完全に雄型」か「完全に雌型」の形質を示しつつ、前者が減り後者が増えるという現象にヒントを得、fruitless遺伝子の異なるプロモーター間のpositive feedback仮説を提唱しました。今後の検証が期待されます。


出典:Sato, K. and Yamamoto, D. (2014) An epigenetic switch of the brain sex as a basis of gendered behavior in Drosophila. Adv. Genet. 86, 46-63.


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図:当該のChapterの見出し

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