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日本動物学会にてシンポジウムをオーガナイズ

東北大学にて開催されました日本動物学会にて、基礎生物学研究所の田中実先生と「性と生殖 - 繁殖システム多様化の遺伝・生理機構」と題しましてシンポジウムをオーガナイズしました。

いつ繁殖するのか、何匹とつがうか、どのくらいの子孫を残すのか、など有利な繁殖システムは、生息環境によって異なると考えられます。実際、繁殖システムの多様性は実に多くの生物で知られており、地道なフィールド調査は、その多様性をあきらかにしつつあります。しかし、実際にこのような繁殖システムが多様化する生理機構や遺伝機構については不明な点が多く、本シンポジウムでは、フィールド調査による近縁集団間の変異調査、内分泌シグナルの分化、遺伝基盤など、マクロレベルでの繁殖行動観察から生理機構のミクロレベルまでを網羅する多様な研究者に講演していただきました。

シンポジウム後の懇親会では多くの会員の方々から「たいへん面白かった。可能性を感じる分野だ」などのコメントを頂き、講演頂いた小林牧人先生、小北智之先生、池上啓介先生、石川麻乃先生誠にありがとうございました。(2014.9.12)

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