東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【お知らせ】JST Science Window 2011年 夏号(8-9月)の「せんせいクラブ」に、書評「科学者の役割、再認識させてくれた」掲載、及び7/3~7/15までに、3件の記事、新聞紙に記事掲載(7/15)

2011年7月15日

 JSTには、「科学者の卵・養成講座」、「SSHへ出前講義、運営指導委員」でお世話になっております。そうしたアウトリーチ活動以外に、JSTが発行している、Science Windowへの記事が、これまでも掲載されてきました(2010年春号夏号2011年春号)。多くは、「せんせいクラブ」への書評掲載でした。

 今日、発表された、Science Window 2011年 夏号(8-9月)では、アサガオの花の表紙に、特集は、「暮らしの中から電気を見直す」。まさに、震災後の節電問題に関係ある電気の特集。最初には、トンボとカゲロウ。最後に、次回の予告には、「放射能」。すべてのページを楽しみました。

DSCN0818.JPG そんな中の「せんせいクラブ」に、「科学者の役割、再認識させてくれた」という書評が掲載されました。前回は、水泳の特集と震災。被災地・仙台にとってはこれとないというか、何ともいえない感情で、読んだのを今でも思い出します。3/11の大地震から、あっという間に、4ヶ月。来客される多くの方々にも、沿岸部と大学周辺の大きな違いに驚かれます。宮城県というか、東北地方の太平洋沿岸部の回復はいつに。。。

 長くなりました。お時間のある方は、

 Science Window 2011年 初夏号(6-7月)(file size 6.3MB)

 Science Window 2011年 夏号(8-9月)(file size 8.2MB)

 をdownloadしてお読み頂ければ、幸いです。


 この記事と平行して、愛媛新聞、河北新報に3件の渡辺関連の記事がありました。

 7/3(日)には、愛媛新聞に「被災児童癒やす授業、渡辺・東北大教授(今治出身)、農学テーマ出前講座、放射線量も測定も」ということで、出身県の新聞総合面に取り上げて頂きました。7/13(水)にも、同紙に「取材最前線、自分ができること」ということで、取材頂いた記者の方が、渡辺のことを取り上げてくれました。On-lineでweb上にあれば、URLをご紹介できるのですが、愛媛県内か、近県の方しか見ることができないかもしれないですが、お時間のある方は、是非に。

 また、今日、7/15(金)には、河北新報に先日の科学者の卵の記事。「地震や放射能講義追加、科学者の卵、東北大講座、1ヶ月遅れで開始」ということで、渡辺が受講生からの質問に答えているところが、写真で。ありがとうございました。こちらも直接、新聞紙上でごらんいただければと思います。

 何より、こうした活動を取り上げて頂けることは、ありがたいです。今後ともよろしくお願いします。


 わたなべしるす

DSCN0747.JPG
 PS. 今日、科学者の卵の打ち合わせで、青葉山に。被害の大きかった建物では、研究室内の設備を取り出すための外部エレベータの設置など、学内の大規模被害地も復旧しつつあるようです。研究室の実験台も、あと1ヶ月ほどで、復旧の予定。待ち遠しくなります。

 研究室を取り上げて頂いたことという点では、今日のM1の山村さんの記事にありましたとおり、山村さんの出身の理学部の刷子に取り上げられました。併せて、ご覧ください。