東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【お知らせ】平成25年度 JST「次世代科学者育成プログラム」・循環型「科学者の卵養成講座」に採択(3/15)

2013年3月15日

 個人ベースのアウトリーチ活動のメインは、出前講義。それに対して、大学という組織の中でこれまで4年間実施してきたのが、「科学者の卵養成講座」。この4年間、工学研究科理学研究科農学研究科の先生方とorganizeすることを行ってきました。最初の3年は、3年間継続のプログラムでした。この運営が評価されて、卒業式の3/27に、総長教育賞をいただきますということは、以前にお知らせしたとおり。今年度から、1年更新のプログラムへ形態が変化したということもあり、今年度とは少し変化をつけるという意味で、また、進化させないといけない部分もありで。タイトルを、「循環型「科学者の卵養成講座」」ということで、申請していました。高校生に活動してもらう訳ですが、その科学者の卵たちも、大学生となり、その最上級生は、大学3年。ということで、その卵から巣立った、「ひよこ」たちをも巻き込んだ形で、何とかできないかというのが、今回の発想でした。

 そのプログラムが、採択されたというお知らせを今日頂きました。継続は何とかといいます。もちろん、少しずつでも発展しながらでないと。。そう考えた時、5年という節目を迎える形での採択は、何より、参加してくれた高校生、高校の先生方、保護者の方々などのご支援のたまものと思っております。ありがとうございました。活動の詳細については、科学者の卵養成講座のHPでということにしますが、簡単に。。。

DSCN5155.JPG 予算が縮減されたことにより、従来のような毎月の基礎コースの継続が困難な状態になると思います。学会との連携などで、少しでもカバーしたいと思います。発展コースも瞬発力と継続力という2つの観点での選抜をしていたのを、1回だけに。。。エクステンドコースについては、現在、検討中です。募集枠は、今年度と同じ、50名とします。これくらいでしょうか。一方、ひよこの会ではないですが、たまごを卒業した方々の連携をとるシステムをうまく作って、高校生との連携を図ることを企画したいと思います。

 少し形が変わる部分もありますが、公募などについては、これまで同様のHPでお知らせします。また、経費節減ということで、今年度同様に、ポスター発送などについては、停止させていただき、HPのみでのお知らせだと言うことでお許しください。

 これまで活動してきた方々には、ぜひ、後輩にこのプログラムを勧めて頂ければと思います。また、新しい、科学者のたまごとあえるのを楽しみにして。。。

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 わたなべしるす

 PS. 科学者の卵養成講座のHPにも簡単な記事がありますので。あわせて。。