東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【緊急告知】来週土曜日・10月11日、平成27年度大学院生命科学研究科博士課程前期2年の課程、第II期入試説明会を実施(10/3)

2014年10月 3日

 近くなったら、お知らせしますといっていましたが、平成27年度大学院生命科学研究科博士課程前期2年の課程、第II期入試説明会が、来週土曜日・10月11日に迫りました。お知らせしないといけないと思いつつ。研究科のHPを見て、事前に説明会に来られるという方は、10名くらいとか。渡辺の研究室の希望者というのは聞いていませんので、当日、この中にどれくらいの渡辺の研究室を希望しているか、わからないのですが、。。。もちろん、申込なしで渡辺のところは見学できますので、ご心配なく。

 入試説明会については、研究科のHPにあるとおりですが、10月11日(土) 10:30~14:00です。例年通り、当日は軽食が用意され、食べながらのポスターの前での議論だったり、その後、研究室見学もできます。なお、実際のII期試験は、11月17日(月)~18日(火)となっています。

DSCN3811.JPG では、渡辺の研究室でどんな研究をしているのか。アブラナ科植物の自家不和合性というもので、花粉と雌しべの相互作用というか、自己花粉を排除して、非自己花粉で受精するという遺伝的多様性を高めるものです。渡辺の師匠である日向先生が基礎を築かれ、それを世界レベルまでに発展させたものです。ぜひ、それをより多くの方々に体験して、継承してほしいと。。。他にも、エピジェネティックな遺伝子発現制御というこれからの遺伝学というのはおかしいかもしれないですが、低分子RNA、メチル化など、塩基配列だけでは語れないようなことを明らかにしています。もちろん、基本、扱うのは「花」であり、花が咲くまで我慢しないといけないので、そのぶん、競合相手が減ると、よく師匠の日向先生がいっていたのを思い出します。確かにそうだなと。もちろん、シビアな部分もたくさんあります。

 ということで、希望していた大学院に進めなかった学部生の方もいるのでは。でも、渡辺自身、大学として、東北大に来ることが第一志望ではなく、共通一次試験の結果、東北大ならということで、来たわけですが、それが大きな人生の転換点でした。そんな人生の転換点が10/11(土)に起きるはずです。ぜひ、渡辺のポスターの前までいらしてください。お待ちしております。あらかじめ、研究室の見学希望などあれば、mailでお寄せください。

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 わたなべしるす