東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

今年の目標

2012年4月 5日 (木)

季節の変わり目ですが、
なかなか衣替えとまでは行きませんね。
M2になりました前田です。

年度が変わり、研究室にも新メンバーが加入しました。
いつまでも一番下の学年という訳にはいきません。
しっかりしていきたいと思います。

さて、年度が変わったということで、本年度の目標です。
これまで、好きなものばかり中心に生活していたのですが、
今年は苦手なもののスキルアップに挑戦したいと考えています。
苦手なものは、英語、運動、湿度、きくらげ、など。
少しでも上達できるように、触れる機会を自ら作っていきたいと思います。

P1020152.JPG

初心忘れるべからず。
写真は、学部時代にお世話になった山形大学農学部の近くにある鶴岡公園の桜です。
過去の自分と今の自分を融合させていきたいです。


M2、前田

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今年度に思うこと(4/4)

2012年4月 4日 (水)

 明日はうちの大学、大学院の入学式。これから決まった年限、がんばろうという希望に燃えているのではと思います。同じ頃の自分をと想像したとき、。。。。どうだったのだろうと、あまり筆を進めたくないような。。大学の時は、東北大では入学式がないシステムだったので、何か、ちょっと変だなと思いつつだったような。。。

 そんな若い方々だけでなく、自分自身として、今年度、さて、どんなコンセプトで何に気合いを入れようかと。。そんなとき、とある方から、すてきなmailを頂きました。そのmailには、その方の恩師の先生の異動に伴う離任式で、「1番にこだわれ!!!」ということを残されたとか。とてもすばらしいことばだと。。。研究だけでなく、教育、さらには、いろいろな普段の生活のすべての面で、「1番にこだわれ!!!」というのは、とても大事だと。どんなことでも、ちょっとしたことでも、「1番になる」ことを目指して、がんばること、ぜひ、これを今年度の最初に思うことだと。。

 研究面では、よりいっそうの領域融合を進めて、幅広い研究をやってみたいと思っています。遺伝学、分子遺伝学、ゲノミクスという基盤の上に、多様な分野、領域との融合が新しい5年後、10年後の目玉ができるのだろうと。。。自分の研究者人生も折り返してしまい、残りの方が明らかに少ないはず。どのように効率的に、さらには、よりおもしろい発想で研究をできるかということをめざしていきたいと思います。

DSCN2670.JPG 教育面では、基礎・基盤を充実させることが、応用につながるということをふまえて、基礎・基盤を大事にする教育をしたいと。もちろん、世界で何が起きているかを正確に捉えて、どの一手を打つことができるのか、俯瞰的に見ることができる人材になってほしいと思っています。

 社会貢献、アウトリーチは、ここ数年、それなりにできることをやったのではと思います。年度末から、今月にかけて、今年度のアウトリーチ依頼を多数頂いております。これらを充実させ、自然科学、植物科学、遺伝学などを社会に理解して頂けるようにしたいと思います。

 それから、昨年度はあまり考える余裕がなかったのかもしれないですが、いわゆる「不規則発言」がないようにと思っています。せっかく、いろいろなところでそれなりの議論をしているのに対して、余計な発言をして、せっかくよい方向に行っているのが、そうでない方向に行かないように。。もし、そんなことがあれば、うちのlab memberだけでなく、共同研究の方々をはじめ、関係の方々は遠慮なくご指摘いたければ、幸甚です。

 ありきたりのすごいことを今年度の目標にしたわけではないのかもしれない。しかしながら、これだけのことをどれだけできるか、忠実に。というのも結構大変なことではないのかと。。東日本大震災からの復興ということももちろん、念頭に置いて、。。。


 わたなべしるす

DSCN2058.JPG PS. この1ヶ月ほどで、lab. memberから「今年の目標」というようなたぐいのものをこのHPに記してもらうようにしてあります。お楽しみに。。。



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2011年度を振り返って。。(3/31)

2012年3月31日 (土)

 2011年度は、東日本大震災を受けての年度で、何ができたのか、できなかったのか、今年度発表できた論文は、共同研究の3つの論文(Takahashi et al. 2011, Aya et al. 2011, Inaba-Ito et al. 2012)。情報リテラシー関連の本の出版も。震災とはいえ、もう少しという感じかも知れません。震災の影響か、記憶が定かでないので、上半期、下半期くらいの整理としておきます。

 上半期では、1名のPD、3名のM1、2名のアルバイトの1年生の方をお迎えできました。なにより、入学式が5月の連休になったのは、人生初めてでした。この頃の大きな思いでは、「都市ガス」が開通して、ガスのありがたさを知ったことでしょうか。上半期は研究室の片付け実験台が夏頃に修復していただいたのは、何よりありがたいことでした。また、震災復興のお手伝いで、試験場に出かけたり、震災がらみのことが多かったです。研究室の復旧にむけては、年末の大掃除以外も初めての経験でした。lab memberには、多大なるご尽力を頂きました。その中に明るさをくれたのは、科学研究費新学術領域「ゲノム・遺伝子相関」の新規採択の決定でした。lab memberなどとお祝いをできたのは何よりでした。もう1つは、アウトリーチ活動が東北大YouTubeにuploadいただき、高い評価を頂いていることです。まだ、ごらんになってない方、もちろん、freeですので、ご覧頂き、アウトリーチリクエストがあれば、mailでご連絡いただければと思います。

DSCN0348.JPG 下半期では、研究室見学など、たくさんの来客もありましたが、そうしたことを支えてくれたlab memberには感謝です。年明け1月くらいまでには、壊れた備品の整備なども行われ、実験に苦労をかけていたlab memberにも実験室をほぼ整備できたのでは。。。下半期には、学生さん達にも国際会議を経験してもらいました。震災のことも少しはいえたのでは。。。1月からは、ほぼ月1で、出身地の愛媛新聞・大型コラム「道標」の執筆者を仰せつかり、1, 2, 3月と記事を記してきました。

 他にも記すべき項目はたくさんあるのかも知れませんが、どうも頭がクリアーでありません。何より、研究室をここまで復旧、復興できたのもlab memberの多大なる尽力です。本当に感謝です。

 明日からの2012年度。何がどの様にできるのか、震災以来、どうも。。と言っていられないほど時間は過ぎていると。。何とか、論文発表など、よりよいニュースを発表したいと思います。その最初は、月曜日に更新できると思いますが、top pageを含めて、改変します。最近はやりのスマホ、iPadなどのようなものでも、見やすく表示できるように。百聞は一見にしかず。ぜひ、お楽しみに。

DSCN0651.JPG 最後になりましたが、今年度も皆様、ありがとうございました。次年度もよろしくお願いします。


 わたなべしるす


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今日は卒業式と。。。(3/27)

2012年3月27日 (火)

 例年、3/25が卒業式であったような。。今年は休日に重なった関係だろうか。理由は定かではない。今日、27日が卒業式になった。今年からは、net配信というかLIVE中継もあるとか。時代が変わったものだと実感する。大学の卒業の時は、改修前の萩ホールであったような。場所も近いのでいったのを覚えている。大学院の修士の時はこのときからだろうか。仙台市体育館。遠かったので、パスした。博士の時くらいと思ったら、論文博士であったので、全体の卒業式ではなくて、別枠で。そのぶん少人数で、直接当時の西澤総長からいただいた。

DSCN1661.JPG 自分のことはさておき、卒業式ということで、卒業される方々、うちの研究室では、修士の広井くんだけですが。。そんな方々に、最近読んだというより、めくった本のいくつかの言葉を自分なりに勝手に解釈して、贈る言葉というとかっこよすぎるので、こんなことを気にしながら、社会人生活をということで。もちろん、大学生活、大学院生活を送る方もいるだろうが、同じことである。小学校の頃までだろうか、結構好きの何とかで「将棋」なるものをやっていた。自分より明らかに強いのがいて、負けている将棋盤をひっくり返して勝つ手番をもらってもやっぱり同じことというような。それくらい強い、弱いがはっきりしていた。そんなこともあって、将棋の強い人というのは、すごいと。今の将棋界は羽生七冠という時代が過ぎ、群雄割拠に。それでも羽生二冠(王位棋聖)。今季は名人位への挑戦権を獲得している。そんな羽生二冠の「結果を出し続けるために---ツキ、プレッシャー、ミスを味方にする法則-」というのが、その本である。ツキ、ミスというと、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というのを思い出す。出前講義でも、子供たちに話をする。最近は、野球解説者などが使うこともあり、子供たちでも知っている言葉のようだ。大局観という言葉がある。将棋、囲碁くらいでしか使わないのかもしれないが、実験、研究をしていても今の流れがどうなっているのだろう、これから何をtrendにするのがよいかを読み切る、まさに同じことのような気がする。プレッシャーはどんな場面でもかかる。出前講義でも。ずいぶんなれたとはいえ。。ある程度のプレッシャーからの解放には、繰り返しの練習が必要な気がする。もちろん、羽生二冠とはちがうが。。それが、彼が天才といわれるゆえんであろう。ミスは誰でもする。反省をしても後悔をしないと。これも天才の言葉と感じる。渡辺にはその境地まで達しない。結構、あと時ああしていれば、。。。まさに、「IF....」である。最後に、「そして何より、続けることです。」と。。。確かにそうかもしれない。どんなことがあってもこれと思ったことを続けること。そうすることがそれぞれの望みを叶える大事なことなのだろう。。。

 そうこうしているうちに、卒業生が研究室に訪問してくれた。一緒に写真を撮ったものを載せて、卒業される皆さんに、「卒業、おめでとう」を。これからもがんばってください。

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 わたなべしるす


 PS. 今日は、lab member 前田くんの誕生日。さすが同期。古武城さん山村さんからspecialプレゼント。サボテンとか。。。大事にしてください。遺伝学では育てることも大切ですから。

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【おわび】3/16の19:30過ぎから、3/17の昼過ぎまでのserver downについて(3/17)

2012年3月17日 (土)

 いつもHPをご覧いただき、ありがとうございます。

 さて、昨日の20:00頃から今日の昼過ぎまで(正確な時間がわからないのですが。。)、serverがdownしており、HPを閲覧できない、mailが届かないなどの不都合が生じたのではないかと思います。ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。渡辺も出張先で、時間的に遅かったことから、出張から戻り、server担当の方にお願いして、急ぎ復旧をして頂いた次第です。
 
 復旧の時間帯に、また、後日報告しますが、市内の小学校の方に出前講義というか、そんなことで出かけており、復旧の時間がわからないのですが。。。

 次回以降は、こうしたことがないように、迅速な対応をしたいと思いますので。また、これまで通りごらん頂ければと思います。まずは、HP上でのお詫びにて失礼します。


 わたなべしする

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