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Springerから霊長類(ポスト)ゲノム研究に関する書籍を出版しました

"Post-Genome Biology of Primates"という書籍をSpringerから出版しました。

内容は、霊長類に関するゲノム研究(トランスクリプトーム、感覚受容体、糖鎖、ゲノム構造、染色体構造、系統進化)と多岐に渡って国内外の研究者の方々に執筆いただきました。

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以下、簡単な書籍の紹介です。
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ヒトのゲノム概要配列の公開を契機に、2001年以降、その他の生物のゲノム解読が進んでいる。霊長類ではチンパンジー、アカゲザル、ゴリラ、オランウータン、テナガザル、ヒヒ、マーモセット、メガネザル、キツネザルにおいて全ゲノム配列が明らかになり、最近ではネアンデルタール人のゲノムも解読された。「ポストゲノム生物学」とも称される生物学の新たな時代を迎え、科学者は霊長類学や人類学における最も挑戦的な疑問、「何がわれわれをヒトたらしめたか」を究明するための、膨大なゲノム情報を手に入れつつある。本企画書は霊長類ゲノムに関連したさまざまなトピックスを収納している。進化、ヒトの起源、ゲノム構造、染色体ゲノミクス、生物情報学などである。本書は分子霊長類学の最前線の研究をカバーし、霊長類の機能的多様性に対し多くの優れた洞察を提供している。この時宜を得たレビューコレクションは、霊長類学、人類学、分子生物学、進化生物学、そして動物行動学に携わる研究者ならびに学生に役立つことを期する。
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