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領域評価委員森脇和郎先生、東北大学渡辺正夫先生、W受賞

先日発表のありました、平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰賞におきまして、本領域評価委員の森脇和郎先生と東北大学の渡辺正夫先生が科学技術賞をW受賞されました。

ご存じの通り、同賞は科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた研究者の功績をたたえるものとして、文部科学大臣から授与されるものであります。

森脇先生は、長年尽力された、「バイオリソース・マウスの進化史に基づく生物機能モデルの研究」が高く評価されました。森脇先生は、早くからバイオリソースの重要性を理解され、国立遺伝学研究所におられる間に、世界中から野生マウスを採取され、それらのマウスの系統化に努められました。これらのマウス系統のコレクションは、現在様々な研究分野で利用されています。本領域におきましても、哺乳類の生殖的隔離等の研究にはなくてはならないリソースであり、先導的なご研究であります。

また、渡辺先生は、「科学者の卵養成講座による分野横断的科学思考力の普及啓発」に関して高く評価され、理解増進部門の表彰を受けられました。本領域がとりわけ力を入れて取り組んでいる、国民への情報発信、小中高校生を対象とした多数の出前講義が評価されています。

(木下@長浜バイオ)

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