文部科学省科学研究費補助金「新学術領域研究」
連携研究者の木村 宏博士、大阪大学の佐藤 優子博士、林 陽子博士による総説「内在性タンパク質翻訳後修飾の生細胞計測」が「生物物理」誌の2012年10月号にて発表されました。ヒストン修飾を含むタンパク質の翻訳後修飾を、木村博士らが最近開発したFab(Fragment, antigen-binding、抗原結合断片)を用いるFabLEM (Fab-based live endogenous modification labeling) で検出する方法について紹介されています。タンパク質機能を直接検出する手法は極めて限られており、FabLEMは今後タンパク質修飾のイメージングを介したタンパク質機能解析の有用な手法になると期待されます。
木村 宏、佐藤 優子、林 陽子 (2012) 「内在性タンパク質翻訳後修飾の生細胞計測」、生物物理 52: 234-235.