東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

【お知らせ】平成27年度入試説明会・オープンラボ(5/23(土)~5/24(日))の詳細決定、第1報(4/16)

2015年4月16日

 4月に入って、あっという間に半分が終わりました。色々なところで、新しい環境への適応に迫られているのではないかと。。。なんだかんだ言いながら、小中高でのクラス替えでの適応は、それなりに大変でした。何より、愛媛から仙台へ。学部生になり、研究室配属。そのうち、助手になり。。仙台から盛岡へ、助教授として異動。寒さに耐えられず、仙台に戻ったのが、2005年でした。いずれ、それぞれの環境での適応は大変でしたが、なれるのも少しずつ早くなってきたのか。そんなこともないのですが。。。心臓に毛が生えているわけではないので。。。ただ、最近はどれくらいの大学でしょうか。学部の3年生或いは、後期当たりから研究室配属と言うところもあるようで。そうした方々はすっかり適応してという感じではないかと。

DSCN2021.JPG せっかく、今の環境に適応できたのに、大学院から新しいところにと言うことを考えるのは、もったいないと思うかもしれません。もちろん、それはそれで一理あります。ただ、大学受験の時、自分の思うような所に行くことができなかった悔しさ、或いは、今の学部生活でより、これはという教員・大学院生と一緒に研究生活を送れば、これまでなかった世界であったり、世界トップクラスというような研究ができるというのも事実です。もちろん、すでにそうした研究室にいらっしゃる方も。。。ただ、そうした方々が多くないというのも。事実ではないかと。では、渡辺が学部から大学院に上がるときに、研究室を変えたのか、というと、そんな時代でなかったというのは、たぶん言い訳。ただ、1つ言えることは、渡辺の師匠の日向先生にというか、のおかげというか、すでに学部4年生で研究室に配属されたとき、理学部生物動物発生学の竹内先生の研究室。東京大学農学部生物有機化学の磯貝先生の研究室を共同研究の形で拝見しており、動物とか、細胞培養にはむいてないと思いましたし、化学物質の精製というのはかっこいいと思ったこともありましたが、「化学」の奥深さを議論などで見聞して、やっぱり、遺伝学をやろうと思ったのも事実でした。たぶん、当時としては、画期的なことだったと。学部4年生の時(1987年)に外の世界を知っていたのですから。

 というわけで、2月11日に速報版として、「平成27年度入試説明会・オープンラボは、5/23(土)~5/24(日)に決定」というニュースをuploadしました。

DSCN1826.JPG あれから、2ヶ月あまり、何か進展はないのか、ということで、少しお知らせしておきます。というか、去年までのオープンラボとは、大幅に形態を変えてみました。というか、変わります。これまでは、ポスターの前で、教員・大学院生と話をすることができるくらいで、直接、教員からその研究室のstrong pointを聞くことなど、難しかったと思います。というか、II期は、そんなこともしていたのですが、。。今年から、そうした話を聞く機会が多い方が、受験生にもfamiliarだろうということで。。。研究室の数が、40近くあるので、3minでも2hrかかります。そうしたら、研究室訪問の時間がなくなるのではとお考えかもしれないですが、そこは一工夫して。講義室では教員からの研究室説明を行いながら、外にポスターを全て出して、話をしていない時間は、freeにポスターの前で話をできるように。つまり、ポスター発表と口頭発表を平行して行うという形。ポスターの前で詳しい話を聞くのにはちょっとプレッシャーだけど、教員側から話しているのを聞くのであれば、さほどでも。つまり、ちょっと興味があるけど、長い話を聞くと言うことまではという方も多いのでは。ということに配慮しました。なので、比較的多くの研究室の話を聞いて、その上で、ポスターで話を聞いたり、それで面白かったら、研究室訪問。ということがよいのではと思います。

 時間割について、まだ、詳細が決まっていませんが、基本、5/23(土)の午前中というか昼過ぎくらいまでが入試説明会。その日の午後と、5/24(日)が研究室公開となります。

DSCN1854.JPG<入試説明会>

【日時】平成27年5月23日(土) 10:00-14:00頃のはず
【場所】片平キャンパス 生命科学プロジェクト総合研究棟1F 講義室

 入試説明会では、この大学院一般の話のあと、研究室の教員からのshort talk (たぶん、3minくらい)。と平行して、ポスターでの研究紹介。渡辺の研究室に来たら、どんな良いことがあるのか、例えば、飲み会がなくて、ケーキ会があるとか。そんなことを。もちろん、研究内容など説明しますし、研究室としてのadvantageなど。いろいろと。ぜひ、いらしてください。

 それに引き続き、

DSCN1256.JPG<オープンラボ>

【日時】平成27年5月23日(土) 14:00-18:00(予定)
    平成27年5月24日 (日) 10:00-13:00(予定)
【場所】片平キャンパス 生命科学研究科本館 3F 303号室

 大学院時代にだれが指導教員をしたのか。海外の方によく聞かれます。おまえのsupervisorはだれだったのか。Hinataか。といわれます。研究者の世界は広いようで狭いもの。意外なところで、つながりがあったりします。それも指導教員がどれくらい幅広い共同研究をしているかによって、かなり違いが出てきます。不思議なくらい。。。なので、そんなことも教員を、研究室を選ぶ大事なポイントだと思います。何より、自分の将来がかかっているわけですので。

DSCN2214.JPG ということで、渡辺の研究室を初めてという方は、是非、研究コンセプト研究室案内研究・教育成果などご覧頂ければ。最初の2つくらいは。遺伝学というので難しいと思っている方。生き物を扱うというか、科学をやる上での基本は「観察」。2つの実験区、サンプルの何がちがうのか。それを見る眼ができれば、遺伝学で言う表現型を見抜けるわけで、それ以外の様々なことに適応できるのではと。。。ということで、「植物」、「花」、「生殖」、「遺伝」、「ゲノム」というようなことがちょっと気になる方。お待ちしております。もちろん、というか、最近は、big dataというnet上には、大量の核酸情報があります。それを計算機だけで面白い因子を探す、そんなこともできます。そんなことがやりたいといってきてくれた学生さんもいました。卒業しましたが。。。なので、そうした方も、welcomeですので。

 渡辺のHPは、パソコンだけでなく、様々な媒体に自動的にリサイズされるようになっています。なので、移動中を含めて、どこででも、見ることができます。また、関連情報も発信しています。発信している分、新しい情報も取り入れていると言うことです。で、今回のオープンラボ日程では厳しい。。。という方も、ご連絡頂ければ後日、あるいは、あらかじめお会いするという日程調整も可能です。mailでご相談ください。

DSCN3776.JPG 最後に、研究をすると言っても大事なことは、研究に付随した生活の場。その点、渡辺の研究室は町中の片平。駅から歩いて、15min。この冬には、地下鉄が青葉山まで行くと言いますが、場所的には、たぶん、情報科学研究科当たりが一番近い場所で。。。というような。そう考えると、駅から徒歩15minというのは、お得感があるのでは。ということで、新しい方々にお目にかかれるのを楽しみにしております。

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 わたなべしるす

 PS. まだ、研究科のHPに完全公開でないので、。。ただ、あらかじめ、参加申込をしてきて頂ける方には、豪華景品と言うことまではいかないですが、それなりのものがあるというはなしが。。。そのためにも、是非、参加を検討している方、是非、研究科教務係の方に申込をしてから、いらしてください。必ず、お得感がありますので。。。

DSCN6628.JPG PS.のPS. 東京会場での入試説明会は、5/16(土)です。渡辺はとある役職を仰せつかっているので、東京会場にも伺います。植物の楽しさというか、そんなことを是非、見ていって頂ければと思います。その時にも、研究室を代表して、5min程度で研究内容などを説明しますので。

【日時】平成27年5月16日(土) 13:00~17:30
【場所】フクラシア東京ステーション 会議室A
     東京都千代田区大手町2-6-1 朝日生命大手町ビル6階
     ※東京駅・大手町駅B6出口直結、東京駅日本橋口徒歩1分
     会場までのアクセスはこちらから:http://www.fukuracia-tokyo.jp/access/
 
【プログラム】
 研究科全体説明、研究室ごとの説明の後、個別相談会を行います。

 詳しくは、研究科のHPをご覧下さい。

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