東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

News Release

2013年4月の記事です。

【研究成果】平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者(科学技術賞・理解増進部門)に決定(4/8, 9追記)

2013年4月 8日 (月)

 「科学者の卵養成講座」が、総長教育賞をいただきました。その運営に、この4年間、関わって、こうした表彰を受けることができたのは、望外の喜びでした。また、今年度も、先のHPの通り、規模を少し縮小しますが、継続できることを楽しみにしていました。

 そうした時、「平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞者(科学技術賞・理解増進部門)に決定」というお知らせをいただきました。受賞タイトルは、「科学者の卵養成講座による分野横断的科学思考力の普及啓発」ということで、他に、工学部・安藤先生災害科学国際研・久利先生農学部・伊藤先生生命科学の日出間先生との共同受賞です。

 2005年に、仙台市教育委員会からのお願いと言うことで、出前講義を始め、それが今では、年に100件程度。大学では、先の先生方と「科学者の卵養成講座」を運営するまでに至ったことは、この活動を陰で支えてくれた、生命科学研究科の事務の方々をはじめ、多くの方々の下支えがあったからこそと思っております。この場を借りて、お礼申し上げます。授賞式は、4月16日(火)、12:10から、文部科学省で執り行われます

DSCN5048.JPG 表彰式当日のことについては、また、お知らせしたいと思います。


 わたなべしるす

 PS. 4/9に、大学研究科のHPにも関連記事を見つけました。また、多くの方々から、お祝いのmailを頂きました。ありがとうございました。

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【研究成果】「研究者が小中高生の理科教育にかかわるために-東北大・渡辺をモデルケースとして-」という抄録を「化学と生物」に発表(4/1)

2013年4月 5日 (金)

 アウトリーチ活動というのは、今では、大学と小中高連携など、ずいぶんと一般的になってきましたが、2005年に始めた頃は、出前講義とか、出前授業といわれて、やることに対して、これという評価というか、そうしたこともあまりなかったような。。。それが、一定の評価をされるというか、かなり義務的になったのは、「科研費」等の外部資金との連動からでしょうか。

 これまでにどれくらいの活動をしてきたのか、正確にわかりませんが、昨年度は、100件近い小中高での講義、実験等を行ってきました。こうしたことについて、日本農芸化学会の「化学と生物」の編集を担当している先生から、ぜひ、書いてほしいと。。。日本農芸化学会に記事を書くのは、大学院生の頃に自家不和合性の話しを、助手になった頃に、最近のおもしろい研究の紹介を書いて以来のような。とても懐かしく、また、共同研究をしている、磯貝先生、高山先生の主たる学会でもあり、何ともいえないうれしさと身の引き締まる思いで、お引き受けしました。

 論文は、

 渡辺正夫 (2013) 研究者が小中高生の理科教育にかかわるために-東北大・渡辺をモデルケースとして-. 化学と生物 51: 263-266.

Kagaku&Seibutsu1.jpg タイトルなどが、HPに公開されています。1年後には、J-STAGEから公開されるようですが、手元に多くの別刷を用意しましたので、ぜひ、読みたいという方で、お近くで手に入れるのが困難な方。ご連絡下さい(電子版がopen accessになった時点で、また、HPでお知らせしますので。)。もちろん、「化学と生物」は、大学生協の売店、大きな本屋さんにはあるのではと思います。

 この記事がきっかけとなって、自分自身のアウトリーチ活動をさらにversion upするとともに、皆様方のきっかけなれば幸いと思った次第です。


 わたなべしるす

 PS. 昨日、「コロンブスの台所」が、21:00-21:54に、放送されました。番組の最後の方に、ケールから、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーなどが、栽培化され、分化したというモデル図のところで、渡辺の名前と「監修」と入れていただきました。テレビでそのようなのを見たのは初めてで、感動でした。見るのを忘れた方など、お知らせ下さい。何かの対応ができると思いますので。また、再放送がある時、お知らせします。

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【研究成果】東北大学広報誌・まなびの杜・2013年春号に、「東北大発・高大連携プログラム「科学者の卵養成講座」」という記事が掲載(4/1)

2013年4月 1日 (月)

 東北大学の教育研究、様々な活動を一般の市民の方々に発信するために、「まなびの杜」というのが刊行され、広報誌となっています。2010年には、アブラナ科植物の自家不和合性研究が、Nature誌に掲載されたと言うことから、「Line-up of Leading-edge Research (最先端の研究ラインアップ)」に、取り上げて頂きました。

DSCN5792.JPG 今回は、総長教育賞にも評価された「科学者の卵養成講座」についてのご紹介と言うことで、編集委員長であり、本講座でも基礎コースの講義をして頂きました農学部の齋藤先生からの依頼と言うこともあって、お引き受けしました。1 pageの中に納めると言うことで、字数の制限があったこともあって、どれだけ、うまく一般の方々に、こちらの活動が伝わっているのか、渡辺の文章力が試されることでもあったのですが。。。

 本文では、この高大連携プログラム「科学者の卵養成講座」というのが、どの様な経緯で始まり、どの様な実施形態であり、これまでどの様な成果を上げてきたのか、また、こうした活動が将来に対して、どの様に貢献するのかと言うことを、まとめてあります。受講生方いただいたmailの中にあった文章に、

 「東北大学・科学者の卵養成講座の成果は、今ではなく、必ず私たち受講生が将来証明していきたいと思います。」

 というのをいただいた時は、何ともいえない感動がありました。

 なお、東北大学広報誌・まなびの杜・2013年春号は、大学のHPからこの号全体をdownloadして、見て頂くことができますので、お時間の許す方、ぜひ、ご笑覧頂ければ、幸いです。

 今年度早々に、こうしたことを公開でき、年度初めとしてはよいのではと。。。。。これまで以上に、よりよい形で運営に励みたいと思います。

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 わたなべしるす


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