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研究成果がPLoS ONEに掲載されました

研究成果がPLoS ONEに掲載されました。
今回の成果は、松岡班と鈴木班の共同研究によるものであり、イネを材料に用いて、葯特異的遺伝子のネットワーク解析を行ったものです。我々は、以前からイネの生殖器官に注目して遺伝子発現などの網羅的解析を行ってきました。今回の論文発表では、イネの雄性生殖器官において共発現している遺伝子を網羅的に解析し、実際に「減数分裂」や「花粉壁合成」の共発現ネットワークを構築することにより、ネットワーク解析の有用性を議論しています。

Comprehensive network analysis of anther-expressed genes in rice by the combination of 33 laser microdissection and 143 spatiotemporal microarrays.

Aya, K., Suzuki, G., Suwabe, K., Hobo, T., Takahashi, H., Shiono, K., Yano, K., Tsutsumi, N., Nakazono, M., Nagamura, Y., Matsuoka, M., and Watanabe, M.

PLoS ONE (2011) 6: e26162
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0026162

本研究成果のデータは、自由にダウンロードして利用できるようになっていますので、「ゲノム・遺伝子相関」研究に関連して、植物生殖の研究者に幅広く利用してもらえれば幸いです。

鈴木 剛

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