東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2009年1月の記事です。

平成19年度研究科グラント受賞者の成果発表会

2009年1月22日 (木)

5年ほど前から、生命科学研究科では、若手研究者に対してグラントを出しており、研究室の高田君が昨年度、受賞しました。そのグラントに基づく、発表会が、本日の夕方に行われました。アブラナ科植物の自家不和合性関連の発表を行い、質疑も活発なものがありました。グラントをベースにして、このあとの発展が楽しみです。

そのほかの発表では、細胞における分泌系、四肢の発生、生物材料(カシパン)の提供等多様性に富み、その意味では、生命科学研究科の多様性を感じた1日でした。

わたなべしるす

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SSH指定校・岩手県立水沢高校理数科課題研究発表会コメンテーター(1/16)

2009年1月22日 (木)

昨年の1月に行われた東北地区のSSH高校での課題研究発表会にコメンテーターで参加して以来、東北地区だけでなく、様々なSSH校で出前講義などを行ってきました。その一環として、水沢高校の今年度課題研究発表会でコメンテーターを務めました。

当日は、13課題の理数科研究発表があり、10minのプレゼント質疑でした。最近の高校生は、Power pointを上手に使いこなし、原稿なしできちんと発表できるのは、さすがと思いました。研究を行い、発表をするということでは、昔の高校生から比べれば、とてもすばらしいと、感心させられました。

ただ、いくつか気になったことがあったので、記しておきます。研究としては、先端的なことから、身近なことを行っているのですが、研究に対する考察に「普段の生活での実体験」、「身の回りの自然」との連携が乏しいことを少々感じました。自然に満ちた岩手県であり、渡辺が高校生時代を過ごした環境とあまり変わりないと思いますが、何がどのように影響しているのでしょうか。そのあたりをうまく指導できれば、よりよい発展が見込め、楽しみだと思います。

再来週には、東北地区全体、鹿児島県錦江湾高校の同様な発表会へ出張依頼されており、楽しみにしております。また、2月には、七北田小学校、3月には、200名を超える愛媛県の小学生に「環境」、「植物」、「農業」、「博士」というテーマで出前講義を行います。今年もより多くの生徒さんたちに刺激を与えることができれば、幸いです。

わたなべしるす

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年明けから2週間経ちました

2009年1月13日 (火)

あけましておめでとうございます!
増子です。
2008年はラボメンバーをはじめ、様々な方に支えて頂いた一年でした。
大変お世話になり、ありがとうございました。
今年も、よりいっそうのご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いします!
今年の抱負は。。。

早め早めを心がける。
でも確実にこなす。

です。頑張ります。

さて、2009年も明けて約2週間が過ぎました。
ラボもお屠蘇気分が抜けて本格稼動中です。
しかし、修士論文作成があるメンバーはなかなか新年気分を味わえなかったようです。
大変だなあ。。がんばれと心で祈るそんな昼下がり。
日差しは暖かいですが、風が冷たいです。

新年になり、ラボにも少しづつ変化が。
ちょこっとご紹介しますね。

一部ラボメンバーが海外学会へ旅立ちました。
去年と同じで出張前は目が死んでましたが。。。
今頃、暖かいサンディエゴで活発に情報収集していると思います。
ダイアリー待ってます!

新しい学生バイトさんが加入しました。
前の代のバイトさんの知り合いということで、人の繋がりの重要性を感じます。
これからもよろしくお願いします<(__)>

寒い中ですが、春の交配作業の準備も着々と進んでいます。
まだ冬ですが、あと2週間で立春です。
早いなあ。。。

1月も折り返し、2月になれば修士論文発表会も近くなります。

ともあれ、今年も良い年になりますように!


増子

追伸:
写真はプラスミド抽出キットなどで有名な"QIAGEN"のキアドラ焼きです。
キットそっくりの概観で。。思わず写真撮っちゃいました。

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意外なところに。。

2009年1月 6日 (火)

 年始でありますが、年度末も近くなりました。様々な報告書を書かなくてはいけない、研究費をもらった領収書ですから、ある意味、研究者としては当たり前です。そんな折、dataを整理してもらっていたら、昨年、話題提供というか、聞き書きというか、「花はなぜ咲くの? (植物まるかじり叢書 (3))」というのが出版されました。その中で、渡辺は、植物の自他識別のモデルである、自家不和合性について、話をしています。

http://www.ige.tohoku.ac.jp/prg/watanabe/news/2008/03/30135431.php

 そうしたら、いろいろな人がいるのですね。amazon.co.jpに、その本のコメントがあり、自家不和合性についても語られていました。一般にもわかりやすく書いたとはいえ、この様なところで、評価をされるのは、うれしい限りです。

http://www.amazon.co.jp/dp/4759811834

 世の中の不思議なつながりを感じた今日この頃でした。

 わたなべしるす

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2009年の年始に。

2009年1月 1日 (木)

 新年あけましておめでとうございます。

 激動の2008年が終わりました。十分すぎる「変化」が起きたように思います。この「変化」を良い方向に固定して、さらなる発展をと思っております。

 今年の4月からは、新しい研究環境が整います。その環境と今まで気づいてきた研究基盤を融合すれば、大きな発展ができるのではと思っております。もちろん、多くの共同研究者との連携は欠かせないものと思っております。より多くのプロジェクトを成功させるためにも、なにとぞ、よろしくお願いします。

 日本植物生理学会誌、PCP editorも2年目となり、今まで以上に質の向上に貢献したいと思います。

 皆様にとってよい1年でありますように。また、研究室に多くの福がありますように。

わたなべしるす、2009年、正月

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