東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2015年6月の記事です。

自動、半分、時代(6/30)

2015年6月30日 (火)

 いろいろなものが自動になっている。手動で何かをするというものの方が少ないような気がする。自動はよいが、それなりにコストがかかる。例えば、扉。手動なら、人間が動かせばよい。自動なら、電気のコストがかかる。そのコストの分を誰がどう支払うのか、考える必要があるというか、結構大変な問題である。いろいろなものがコンピューター制御、うまくいっているときは問題ない。一度、止まると、復旧には、全てのシステムを戻す必要があり、大変である。東海道新幹線でのトラブル。復旧にはかなりの時間を要した。。。通常時は、すごいシステムだといつも思っているが、何か起きたとき、どうするのか、やっぱりどんなにすごくても大変なのだと。。。

DSCN5952.JPG そんな今年上半期最後の日。というか、今年、半分終わったのだと。。。時間の流れの速さに、。。。どうすればよいか。日々、頭を抱える。6月前半の出前講義のレポート、感想文がもどってきて、それの返事をしていると、こちらも刺激をもらう。講義を受けた児童生徒さんもだろうが。同じように、大学院の講義のレポートの〆切も今日。文章を書いた方も、それを読んだこちらも半分ずつの刺激をもらえたのは、よかったのではないかと。ふと。

 そんな2015年。学生の頃だっただろうか。JNRからJRになったのは。寂しさがあった。何かが失われたように思ったが、その時、気がつかなかった。たぶん、平常時は、気がつかないのかも知れない。何かトラブルが起きたときに、気がつかされる。なにをか。。。結構難しい。でも、大事なのは相互連携のような気がした。網の目のようになったものは一体のはず。ここからはというのは。ちょっと。。。不思議な2015年上半期最後の日であった。

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 わたなべしるす

 PS. あしたからはこんなことがないように、祈るばかりである。。。黙祷。。

DSCN6202.JPG PS.のPS. 地面だけのトラブルかと思いきや、空高いところも。。。今日は何なのだろうかと。改めて。。。。お祓いでも。。。

 

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【出前講義】仙台市立泉ヶ丘小学校・特別講義「キャベツとブロッコリー」(楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--主催:河北新報社、協賛:東京エレクトロン、6/29, 7/17, 8/4追記)

2015年6月29日 (月)

 金曜日の夜当たりから降り出した雨が土曜日はかなりの恵みの雨となり、金、土、日と南からの空気が入ったのでしょうか。冷たいものを冷蔵庫から出したら、水滴だらけになっていましたが、月曜の今朝には、比較的からっとしたというよりも、前日までとは比べものにならないような梅雨の晴れ間。この晴れ間を活用して、農作業など春の最後の実験になるようなことを何とかしないと。と思えるような天気でした。

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DSCN7792.JPG そんな6月最後の月曜日。今月最後の出前講義は、仙台市立泉ヶ丘小学校で、これまでとはまたちがった印象深いものに。これまでの多くは、小学校、教育委員会、教育センターからのお願い、つながりなどで、出前講義を行ってきましたが、今回は、科学者の卵養成講座でもお世話になっている「河北新報社」様からお願いを頂きました。5/26に泉ヶ丘小学校へ伺い、曽根校長先生、河北新報社の佐藤様と打合せをした「楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--」という企画。この企画で、8つくらいの小学校で東北大の色々な分野の教員が出前講義をすると。横断幕まで作っていただき、主催が河北新報社協賛が東京エレクトロン、後援に仙台市教育委員会大和町教育委員会協力として、東北大学。いつもの「キャベツとブロッコリー」の講義なのですが、講義をする渡辺もこれまでになくわくわくするような横断幕で感動でした。なにより、講義に関わるものを河北新報社様、東京エレクトロン様の連携により準備頂き、いつもなら数個のキャベツ、ブロッコリーがたくさん。しっかり観察しながら、出前講義ができることに。ありがとうございました。また、当日は、「フリー参観日」ということで、保護者の方々も、10名近くでしょうか。参加頂きました。ありがとうございました。あと、いつもなら、渡辺が講義にいくだけなのですが、TAとして、東北大・サイエンスカフェで裏方としてがんばっておられる、2名の学生さん(辺本さん宮澤さん)にもお手伝い頂きました。ありがとうございました。

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DSCN7802.JPG 渡辺としては、こんな豪華な出前講義は、間違いなく初めてのことで。。。緊張しながらのスタートに。河北新報社は泉ヶ丘小学校のすぐ北側に工場があるので、多くの児童の方々が知っていて、目を通している方も。良いことですね。最近、活字離れというのが言われていますので。協賛頂いている東京エレクトロン様。これもかなりの方が知っていました。旧県民会館が東京エレクトロンホール宮城といわれ、テレビコマーシャルもあるからのようです。渡辺がうまく、東京エレクトロン様の半導体製造装置など社業を説明できませんでしたが、HPから見て頂ければ。そのあと、渡辺の自己紹介。この出前講義にも関係する「遺伝」に興味を持ったので、大学で勉強して博士になったと。また、博士、教授というのは、渡辺の世代には、テレビをつければ、たくさん出ていて。そんな時代背景もあって、科学に興味を持ったと。今のテレビアニメなどにもう少し博士、教授が出れば、ずいぶんと科学への親しみもちがってくるかと。どこか偉い人たちが検討してくれないのかと、思いますが。。。

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DSCN7809.JPG という導入のあと、植物の形というか、種子から種子までの世代交代が起きるまでに植物がどのように変化するか。トマトをモデルに。子葉、茎、本葉、蕾、花、開花、結実、というこれまで理科の時間に習ったことをしっかり理解できていました。もちろん、トマト以外にも、たくさんの植物、作物が同じような生長をすることも。では、今日の本題の「キャベツとブロッコリー」がどの様に生長しているのか、ほぼ住宅地の学区になるので、見たことがある方は、ほとんどいませんでした。でも、そのために、プレゼン資料に。プレゼン資料も河北新報社様に用意頂き、1 pageに1コマという大きく印刷して頂き、見にくい方には、とても良い資料となりました。で、そのキャベツ、ブロッコリーの生長を比較して、何が同じ、ちがうのか、さらには、キャベツとブロッコリーは同じ種(しゅ)の植物なので、遺伝子を混ぜることができる。渡辺が最初に話をした、日本型、インド型イネの遺伝子を混ぜたイネもできると言うのに近いコンセプト。

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DSCN7815.JPG 写真だけではわかりにくいでしょうから、実際にキャベツ、ブロッコリーの横断面を見て、どの部分が、どの部分になるのか、考えてもらい、それを踏まえて、各グループごとに考えていただき、模造紙に書く。発表時間を考慮して、25minという短い時間でしたが、5, 6年生、どのグループも時間内にしっかりとした絵をみんなで考えながら、書いていたのは、すばらしかったです。今回は、「フリー参観日」ということで、保護者の方々にも1チーム構成して、発表頂きました。児童の皆さん、親御さんのどちらにも刺激になったと思いますし、おうちに帰っての話のきっかけになったのでは。

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DSCN7826.JPG プレゼンの時間には、先日の今治でのふるさと出前授業に習って、黒板の裏表に貼り付けて。発表する、質問に答える、実物でこんな形というのを説明する人というように、しっかり分業して、プレゼン、質疑応答ができていました。質問もたくさんありましたが、時間の関係で、1班に1人ずつ。最後の保護者の方からのプレゼンは、やっぱり迫力がありました。普段から自然をたくさん観察して、よく考えられていたと。感動です。というか、保護者の威厳というか。そんなのを垣間見た瞬間でした。もちろん、子供さんの側もしっかりと質問を投げかけていたのもすごかったです。

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DSCN7850.JPG 最後は、謎解きというか、どんな植物になるのか、植物のルールに則っていることが、大事なこと。それを守れば、答えはたくさんあってもよいと。そう思っている児童の皆さんがずいぶんたくさんいたことが感動でした。5, 6年生の代表の方から、今日の講義の感想。どちらもとてもしっかりしていて、また、遺伝に興味を持ってもらえたのは良いことだと。学校の周りの自然を活かして、考える理科を楽しんでもらえればと。。。最後は、世界に向けて、情報発信。ステージに上がり、横断幕がある写真、感動の一言でした。ありがとうございました。講義が終わったあと、握手を求めてくる方も。この前の川滝小学校以来で。ありがたいことですので。

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DSCN7856.JPG 講義のあとには、6年生と給食。講義時間が少し長くなったこともあって、急ぎの給食の時間でしたので、あまり質問がなかったようですが、今日の宿題になった、この講義の感想の所に、質問がある方は、書いてくださいねと。給食のあとには、曽根校長先生を交えて、30minくらいでしょうか。昨今の教育事情について、deepな議論を。渡辺たちが育った時代、その下の世代が親御さんをされているわけで、その当時のことを思い出して、自然の中で色々な体験をすることが、後にどれだけ重要な意味を持ってくるのか、そんなことを考えることができる世の中になればと。。。そんな時代を物語るわけではないですが「忍耐」と書かれた色紙が。名前・時代から見ると、野口英世博士でしょうか。あと、「啐啄」という言葉。機を逸することなく、対応することの大事さを語っていると。そういえば、昔、どこかの先生から拝聴した言葉と。こんなところで見つけました。

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DSCN7866.JPG 最後になりましたが、本講義の場所を提供頂きました、泉ヶ丘小学校校長・曽根先生、5年生担任・早坂先生、6年生担任・佐々木先生をはじめとする皆様にお礼申し上げます。また、主催の河北新報社の佐藤様はじめ関係の皆様には、当日までの準備、運営において、たいへんお世話になりました。協賛の東京エレクトロンの志村様、古屋様はじめとする関係の皆様には、今回の企画の多大なるサポートを頂きました。最後になりましたが、出前講義がスムーズに運営されたのは、電通東日本・井上様をはじめとする関係の方々のおかげです。ありがとうございました。こうした機会がありましたが、お声かけ頂ければ、できるだけのことをしたいと思いますので。今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


 わたなべしるす

 PS. 給食室の前の所に、季節の野菜というような記事が。「旬」という言葉が失われつつある現在。旬の時期に頂くことのありがたさ、旬がいつなのかを考えること、それは、いつ種播きをするのかと言うことにもつながるわけで、ちょっとしたところに考えることがあるのだろうと。校舎の外には、ウメの木が。。。ほとんど結実していませんでした。これは、校内にこの木だけしかないからなと。この前、天王寺高校に伺ったときには、ずいぶん結実していましたので。。。ウメが咲く頃、天気が良くなったのか、その当たりの記憶がすでに。。。

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 PS.のPS. そうそう、忘れてならないのが、最後に早坂先生からアナウンスがあった、東京エレクトロン様からの小学生へのプレゼント。「えれめんトランプ」と銘打った元素記号と素粒子の解説をしたもの。写真を撮らせてもらったのですが、中身は。。。渡辺は見ることができず。見るからにすごそう。。。渡辺だけでなく、TAをやってくれた辺本さん、宮澤さんも興味津々でした。というか、それくらい、すごいものだと。今から、小学生になりたいと。。。そんなことを思ったくらいでした。東北大というか、渡辺、辺本さん、宮澤さんの研究室がある片平キャンパスには、「東北大学知の館(TOKYO ELECTRON House of Creativity)」というのが、春先に竣工。中を見たことはないのですが、外からは、。。いつか、伺ってみたいところだなと。。。HPからの文章を読むと、東京エレクトロン様より多大なる支援を頂いたと。。。ありがとうございました。

DSCN7870.JPG PS.のPS.のPS. 「楽しい理科のはなし--不思議の箱を開けよう--」という企画には、続きがあり、夏休みに東京エレクトロンホールで、大がかりな企画が。まだHPに出てないようですが、とりあえず、去年の所にlinkを。。ちかいうちにまた、このHPから、広報したいと思います。少しお時間を。。。

 PS.のPS.のPS.のPS. 7/17(金), 17:00。先日、受講した児童の皆さんから、手紙を頂きました。今日が夏休み前の最後の日だったのですが、他のこともあり、返事がかけていません。すみません。何とか、夏休み中に届けて、学校に出る日には、手元にと思いますので。すこしお待ち下さい。それから、今頃気がついて申し訳ないのですが、仙台市立泉ヶ丘小学校のHPに渡辺の出前講義の記事を発見しました。このところ、出張続きで。ようやく落ち着いたので。。。遅くなってすみません。ありがとうございました。
 
 PS.のPS.のPS.のPS.のPS. 8/4(火) 13:30。研究科のHPに関連記事が掲載されました。あわせてご覧頂ければ、幸いです。

 

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ソフトボール大会

2015年6月29日 (月)

こんにちは.
M1岡本です.

今回は先日の6月26日に行われたソフトボール大会について書こうと思います.

さて,なべ研はくじ運が良かったらしく二回戦からの登場になりました!!
無駄にくじ運が良かったせいで負けると一回しか試合ができないという事態に.
勝たなければ!!

二回戦
VS田村・十川研
院生会の仕事で先に会場に行っていた菅野研の鈴村に敵チームの視察を頼んだところ

「野球経験者いないみたい」,「いける(確信)!!!」

と言われたのでホッとしつつ会場に移動~
いざ試合前の練習になってみると

"上手そうなやついるやないか~~い!!"

と心の中で突っ込みを入れつつ
勝てるっしょと余裕の心持ち^_^;

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一試合最大30分までという過酷なルールがあるために先制したいところ
しかし,またもや鈴村の失態

"じゃんけんに負ける・・・"

まぁ取られなきゃいいんだ!!と切り替えてプレイボーール!!!
だが,初回に一点取られてしまいますがゆうたろうのファインプレーで何とか最少失点で済む

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そのあといろいろ守備でいいところがあるが点が取れず,二回裏なべ研の攻撃.
30分ルールのおかげでこの回に逆転できないと負け・・・
焦る・・・焦る・・・

ここで相手のピッチャーの球が荒れて何とか二点を取り,2-1で辛勝
みんなであぶねぇ~勝てて良かった~と言いつつお昼の会場に移動~

お昼は恒例のバーベキュー!!

慣れた手つきで高田さんと僕が火を付け,

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ひたすら食材を焼く!!

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そして食う!!いや~おいしかったです

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ピンクの服の人は午後から授業があり,途中で抜けました.あっ後ろは気にせず^_^;

一通り楽しんだところで次の試合へ~

準々決勝
VS植物生態
ここからは辺本さんが参戦!!これに勝てばベスト4!!

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さて,じゃんけんタイム!!うちの選手は鈴村!!リベンジに期待です.

"チョキで負ける"

わかっていたよ・・・鈴村君・・・
試合に勝てばいいんだ!!切り替える
が,女の子チームの活躍もむなしく野球経験者チーム(岡本,岩本,ゆうたろう)がいいところで打てず,5-3で負け・・・

ゆうたろうがそうとう悔しかったらしく

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こんな感じになっていました!!笑
岩本さんも悔しかったらしく「一週間引きずるわ~」と

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つまんなそ~~(次の試合の審判中です)

そんなこんなで楽しかったソフトボール大会もおわり.
最後にみんなで集合写真をとりましたとさ.

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P.S.
今年の研修室で作ったシャツ

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どっかの戦隊ものみたいですね
僕は好きです.

次は今週末の旧遺生研対抗のソフトボール大会です(晴れればね)!!応援よろしくぅ~(^o^)丿


M1 おかもと

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【教養講義】大学生のレポート作成入門--資料・情報の活用方法(6/26)

2015年6月27日 (土)

 東北南部も金曜日に梅雨入り。梅雨入りが一番遅かった1967年と同じだそうです。確かに、片平の植栽も水不足でないかと、かなり気になり始めた頃、まさに恵みの雨で、この記事を書いている土曜日の昼過ぎまでに50mm以上の雨が降って、しばらくは雨がなくても良さそうです。明日も降るようですが。ただ、金曜日は日中は持ちこたえて、研究科の研究室対抗のソフトボール大会があったのですが、渡辺はこの講義があったり、来週からも出張があることから、パスでした。がんばった学生の皆さん、ご苦労様でした。詳細は、また、このHPから報告したいと思います。

DSCN7773.JPG そんな週末というか、金曜日。以前からお知らせしていた「大学生のレポート作成入門」の講義。渡辺が運営に関わっている「未来の科学者養成講座」でお世話になった、当時の医学部・柳澤先生からお願いされて。。。そんな不思議なきっかけで、理系の研究、それを支える情報、評価など、大学、大学院だけでなく、社会に出ても大事と思えることを。去年までは1年生の後期に行われていましたが、前期にシフト。そんなこともあって、受講生が100名越え。渡辺が講義をするのは、自然科学の研究のモデルとそれに関わる情報収集、研究評価など。1年生には評価というのは少し難しいかも知れないですが、研究室を選んだり、いろいろと重要になってくることだと思います。また、この講義の特徴は、教官の講義と事務官が図書館実習をすると言うこと。また、講義のサポートも頂くことから、とてもhelpfulな講義でもあり、とても助かります。と言うか、ありがとうございます。

DSCN7777.JPG さて、渡辺の講義は、「大学生のレポート作成入門--資料・情報の活用方法(4) 研究活動の実際と情報検索①-自然科学分野」がfull nameです。前半は、渡辺の研究してきた、自家不和合性の話。後半が、その研究のために、どの様に情報を集めるのか。今の時代ですから、webからいろいろな情報を得ることができる。では、それをどう利活用するのか、もちろん、正しい情報を。また、今でこそ、論文はほとんど、pdfで読みますが、昔は、雑誌を読んでいて、何がよかったのか。関係ないページにこそ、おもしろいことがあるようなことも。電車でスマホを見るのもよいですが、新聞、雑誌を読むことも大事だと。雑誌も新刊が出たタイミングで、お知らせが来るシステムもあります。それらも上手に活用して下さい。また、情報は雑誌だけでなく、ヒトから得ることもたくさんあると。そうしたとき、どうすればよいか、その得た情報をどう管理するか、下手なことをすると、共同研究をしていたことが、破綻になったり。。。それくらい情報は大事なこと。改めて、認識してもらえたのではないでしょうか。

DSCN7780.JPG 評価の所では、雑誌の評価である、impact factor (IF)は、どの様に計算するのか、その数値が上がったり、下がったりする理由は。そういえば、今年の新しいIFもThomson Reutorsから発表があるような。。。一方、個人の評価は、h-indexなど、論文がどれくらい引用されているか。その被引用数をあげるためには、どこかで聞いたことがあります。共同研究が重要だと。もちろん、プロの相手との共同研究。餅は餅屋ですから。この共同研究を展開すると、first author, corresponding authorをどうするかなども、問題になります。講義の最後には、歴史を学ぶことの重要性。年号など出なく、その歴史上のイベントがなぜ起こったのかなど、その裏の裏まで考えること。それを考えるのが、これからの人生の歩みに重要だと。もちろん、最後は、組織論。「夢・野望を抱き、努力をして、失敗にへこたれない組織」をこの講義で学んで、グループ活動をしてもらえればと。そうそう、最後にちょっとだけ実習した「すごい組織」が何を考えて、行動しているのか、よくわかったのではないでしょうか。そんな風に、上手に連携して、物事を達成して下さい。

DSCN7782.JPG 大事なことを書き忘れていました。今回も、できるだけ双方向の講義。花の名前であったり、いろいろな答えをしてくれた方に。プレゼント。渡辺の別刷と「分子生物学会での戦利品」を。こんな講義をしているのは、大学でも渡辺くらいでしょうか。でも、こんなことのきっかけを教えてくれたのは、小学校の先生。もないでしょうから。受講生のコメントは、例年通り、後日頂けると。。。楽しみにしております。もちろん、、mailで質問をお待ちしております。

DSCN7778.JPG 講義が終わったあと、関係しました図書館スタッフの皆様とdeepな意見交換。気がついたら、講義のあと、1.5hr近く議論していて、びっくりでした。ただ、今回の意見交換、議論で、今後、どの様な取組にしたら、よりよいものになるか、大学講義でも希な教官と事務官との共同による企画です。だからこそ、来年度は講義と実習がうまくmixされたようなすごい講義に進化するのではと楽しみにしております。よろしくお願いいたします。

 最後になりましたが、附属図書館情報サービス課長・村上さま、参考調査係長・吉植さまをはじめとする多くの方々にお世話になりました。ありがとうございました。次年度も楽しみにしております。


 わたなべしるす

 PS. 講義を聴いていた学生さんの中に、渡辺が出前講義で講義をした方もいたりして。ありがたいことです。今後ともよろしくお願いいたします。

 PS.のPS. 春先に出前講義で受かった宮城県古川黎明高等学校の2年生の方々がSSHで論文検索などについて、実習に来られていて、渡辺がちょっと挨拶する機会を頂きました。ありがとうございました。というか、高校生の皆さん、がんばって下さい。

 PS.のPS.のPS. 参考調査係長・吉植さまより「図書館と情報リテラシー」と言うタイトルの別刷りを頂きました。ありがとうございました。これからの講義の参考にさせて頂きます。

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なべ研の日常

2015年6月22日 (月)

こんにちは、こんばんは。
あなたがこの記事を読んでいる時間帯はいつなのでしょうか?
M1のワタナベです。

先週の半ば頃、僕はあることに気が付きました。



M1で行事があるとき以外に日記を書いていないのは僕だけだ。。。



ということで今日は日記書こーーーう。
とか思ったりして(授業のレポートから逃げたいからとか思ってません)
何か書くネタを考えながら研究室のホームページを開こうとしたら



ん?ネット繋がらなくないか?



念のためM1岡本に確認。

おかもんきー 「繋がらないッキー」

はい、今日の日記の、、、いえ、事件です。そこそこ深刻な事件です。
決して日記のネタになるとか喜んでません。


そんなわけで、みんな作業をいったん止めて、ちょっとしたざわざわになりました。


まずはどこがだめなのかをチェック。

ネット使える人と使えない人がいるということは
きっとLANハブ(これ言い方あってんのかな?)が問題ありなんだ!

そんなことでおかもんきーがチェック

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なべさんも出動!

36689.jpgしかし、電源を入れなおしてもネットに繋がらない模様。

じゃあLANハブ(名前分からないんでこれでいきます)が悪いのか!と名推理をして
代わりのLANハブがはいってそうな箱の中をあさることに。

36687.jpgみんな一生懸命!

ん?
なべもとさんの口元が怪しい。。。
性格の悪いM1ワタナベは ぴんといん することを決意。

36688.jpgあーーーー。
これは、私はネット使えるから別に興味ないわよってやつですねーーー(笑)


さらに性格の悪い僕は ぴんとあうと して、増子さんの撮影に成功。

36697.jpgあーーーー。
これは、私もネット使えるから別に興味ないわよってやつですねーーー(文章の再利用)


と、思ったらお二人ともまじめにやっておられました。

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大変失礼いたしました。。。


工藤選手もとてもまじめ。

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みんながあたふたしている中、落ち着いて飲み物を作る伊藤さん

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そして、なんやかんやで直りました(笑)
別に日記書くのが面倒になったわけではございません。
本当に原因不明で、一通りみんながいじったら直ってたんだもの!!

というわけで、またひとつ、事件が解決しました。


ん?僕は何をしていたのか気になる?

勿論、写真を撮るっていう立派な仕事をしていましたよ?(すごいまじめ)。



ではでは^^



権力がない方のわたなべ

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