東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

2007年12月の記事です。

2007年の終わりに。

2007年12月31日 (月)

年末の特番をみていると今年はこんなにたくさんのことがあったのだと、それをいつのことか覚えていないほどでした。
何よりも、夏に40oCを超える日があり、「猛暑日」という言葉がはやったのも今年でした。やはり、環境問題を来年以降の大切な問題にしないわけにはいかないと思います。
さらに、食品偽装なる問題は、「食・植」を扱っている者として考えさせられるものでした。食糧を単に食糧だけでなく、エネルギーに変えるということで、市場が高騰したことも、頭の痛い問題です。田畑でできる植物をどう世の中で利用するのか、真剣に考えないといけない危険水域まで来てしまったようです。
こうした問題を次の世代への積み残しとしないように、少しでも糸口を見いだせるような、次の1年にしたいと思います。
ということで、皆様、よいお年をお迎えください。

わたなべしるす、2007年、大晦日

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2007年忘年会

2007年12月21日 (金)

昨日は植物生殖遺伝分野忘年会でした。
魚頭屋という中華料理店にて、中国火鍋食べ放題でした!
幹事の五十川さん、お疲れ様です!ナイスチョイス!
皆、年を忘れて、思い思いに盛り上がっていましたよ。
火鍋は人生初なので、どきどきしてましたが。。。辛いスープと塩味のスープと2種類あるんですね。
辛いほうはラー油が浮いており、煮立つ様子はさながら地獄絵図。
でも後引く旨さなんですよね。ちょっとエスニックな香りがします。
野菜たっぷり、肉たっぷりの鍋はまさに医食同源。
明日からも元気に頑張れそうです。
渡辺先生の挨拶にて、今年の漢字は"偽"だったが来年は皆本物になれるようさらに研鑽を積んでいこうというお話がありました。
来年も、それぞれの長所を生かして、伸ばして。楽しい研究生活が送れますように!

ますこ

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2007年度生命科学研究科 グラント授賞式

2007年12月19日 (水)

通勤途中のコンビニで、おでんについつい目がいく。。。そんな寒さが続いています。そういえば、東京電力の生活情報サイトで"冬といえば。。。"というアンケート結果が出ていました。1位は鍋料理、2位はみかん、3位はおでん、だそう。閑話休題、先日、卒業生の方からみかんが沢山届き、休憩時間等に皆で喜んで頂いています。ごちそうさまです!!

そんな12月18日、多元物質科学研究所材料・物性総合研究棟1階大会議室にて生命科学研究科グラント授賞式が行われました。生命科学研究科では基礎研究の支援と若手研究者の飛躍を助力する目的から、平成16年8月より研究科内グラント制度を開設しています。先日、今年度のグラント受賞者が決定し、なんと!我が植物生殖遺伝分野、高田美信技官が受賞されました!
おめでとうございます!!!

授賞式の後は、去年のグラント受賞者による成果発表会が行われました。なかなか普段は聞くことのない、他分野の研究発表。。。興味深く聞かせて頂きました。


ますこ

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2007大掃除

2007年12月12日 (水)

拝啓

吐く息が白く、マフラーが欠かせない季節になりました。如何お過ごしですか。仙台では、今日から光のページェントが始まります。仙台の冬の風物詩。。。暖かな白色灯の光がケヤキ並木を包む美しいイベントです。機会がありましたら、ぜひ一度足をお運び下さい。
さて、去る12月7日、渡辺サブグループ2007年大掃除が行われました。渡辺サブグループでは、本格的な年末進行が訪れる一歩手前の時期に大掃除をしています。アラビを育てている部屋・通称"アラビ部屋"、学生居室、実験室、教授室のすべてを手分けして掃除する年末の大イベントです。動かせるものはすべて動かし、電球の傘を拭き、窓を拭き、床をクレンザーで磨き、ワックスをかけ。。。今回、渡辺先生は午後からの参戦のため、高田隊長の指示の元、着々と作業を進めました。掃除中は負の遺産が数々発見されましたが(賞味期限の切れた何か、怪しい物品、青春の思い出等々)、すべて速やかに廃棄されました。合掌。午後から学生バイトの松本くんも来てくれ、若い力にかなり手伝ってもらいました。ありがたいことです。終わってみると、部屋全体がワントーン明るくなったように感じます。やっぱり、掃除って本当に良いものですね。
無事、大掃除も終わり、いよいよ年末進行がスタートします。修論最終報告、忘年会、博論一次締め切りと。。。M2、D3の学生さん、ラストスパートです。体に気をつけて、頑張って頂きたく思っています。
最近、研究室では、風邪が流行っています。皆さんも流行に乗らず、どうかご自愛くださいね。

敬具

追伸、
20日は植物生殖遺伝の忘年会です。この日ばかりは全力で年を忘れます。

ますこ

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「地球温暖化と植物」シンポジウムを終えて

2007年12月 5日 (水)

学内の農学研究科・生命科学研究科による「地球温暖化と植物」シンポジウムが昨日終わりました。
基調講演では、理学研究科の花輪先生にIPCC報告も交えて、地球温暖化の報告がありました。地球環境がきわめて良くない状態にあり、予想を超える速さで悪化していることが分かり、人間の営みを考える必要があり、そのためにも植物を活かすことを考えないといけないと思いました。さらに、特別講演では、NiCHeの内丸先生には、ライフサイエンス予算など、普段伺えないような学術予算背景について、お話しいただきました。キーワードして、環境、植物科学というのがあったことは、今まで以上に、今の研究を推進することが日本の科学にとって重要だと思った次第です。また、小中高との連携による出前授業についての重要性があったことは、これまでの出前授業の方向性がよい方向にあったのだとほっとしました。
後半では、農学研究科、多元物質科学研究所、生命科学研究科の研究者から発表があり、植物科学、構造生物学など、領域横断的に地球温暖化を考える素地が検討されました。
最後に、研究担当理事の庄子先生から、この領域に期待すると言うことで、励ましのお言葉があったことはうれしい限りでした。
これをベースとして、教育・研究を領域横断的に展開できればと思ったのでした。
多くの参加者に恵まれたことも、世話役として、ほっとしています。ありがとうございました。合掌。

わたなべ

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