東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

高田の新年度

2014年4月 9日 (水)

新年度になりました。
仙台も桜が咲き始め、暖かくなって参りました。

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以前にも書いたかもしれませんが、
ある理由で、私のアブラナ交配シーズンは非常に遅く
ゴールデンウィーク頃に全てが咲き揃う様にしています。
そのため、この時期は抽台前の植物のサンプリング等でばたばたしております。

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話題を一つ。

アブラナを使って研究をされている研究者のあいだでは、
一定期間の交配により花粉症を発症するというのが通説になっております。
一般的なスギ、イネ科雑草とは違い、アブラナ花粉のみに対して花粉症になるようです。
最近の学生さんの発症具合などを見ると、早い人では2シーズンほどで発症する方もおります。

花粉症ではない→→交配をそれほどやっていない→→実験をあまりしない
というような暴論も耳にすることがあります。

以前は、喫煙者は花粉症にならないとの噂もありましたが
最近では、この説が覆される事例も多く観察されております。

一般的には、体の中である基準値があり、それを超えて花粉を浴びると
アレルギーが発症するとの説もあるようです。
私はこの基準をダムで表現することがあります。

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ちなみに
私は、未だ花粉症を発症しておりません。
ダムにはまだ余裕があるようです。
交配数、経験年数は十分だが、花粉症を発症していないという方をご存じの方がおられましたら教えてください。
みんなで血液サンプル出し合ったら、おもしろそうな研究になりそうに思うのですがいかがでしょうか。


今年も花粉症になりませんように。
TaKaDa@でかいダムを持つ男

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