東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

はったい粉、ゲームのルール、免疫(6/28)

2013年6月28日 (金)

 子供の頃、小学校の頃だったろうか、うちに帰って、お菓子がある訳でもなく、そんな時に、「はったい粉」というのをコップに入れて、水で練って、お砂糖を少し入れると、まあ、おいしいとは言えないまでも、食べることができた。この「はったい粉」とは何者なかのか、そのあと、中学生になって以降、食べなくなったような記憶がある。そんなはったい粉を思い出させてくれることが。先週までの出前講義が、愛媛、香川、大阪。その愛媛でこれというお菓子を学生さんからリクエストされて。。。見たことがないお菓子だったので、買う前に、しげしげと眺めていたら、。。。原材料に「はったい粉」とあるではないか。こんなものが今でも存在するのだと思って。。。びっくり。。。あわてて、Googleすると。。。なるほど。。そうだったのかと。。いまでもあるんだなと。。確かに、四国はオオムギでもハダカムギが多いところ。学校の帰りに、ムギの穂を抜いて、むぎぶえを作っていたのを、思い出したのでした。

DSCN6899.JPG 学校の帰り道、今のように全てがアスファルトで舗装されてなく、途中で遊ぶことも。そんな時、地面に正方形を書いて、四隅から、陣地を広げるのをやっていた。陣地取りとか、何とか言っていたような。じゃんけんをして、勝てば、ぱー、なら、親指と小指で、陣地の先端から、円弧を書いて、陣地を広げる。グーなら、グーの状態。問題は、ちょき。普通のちょきなら、人差し指と中指。これでは大きくならない。そのうち、シオマネキのはさみのような形で、親指と人差し指で、ちょき。これだと、全然、半径は長くなる。そんな風に、ゲームのルールを変えるというか、進化させてきたというか、そんなことを思い出す。というか、ものは考えようなのかもしれない。これでもありと言わせた方が勝ちというような。。。もちろん、そんなでけんかしたこともあったような気がする。が、そのうち、仲直りして。。また、けんかして。。。

 というように、何でもなれてくると、上手に、ゲームのやり方というか、地方ルールというか、そんなものができてくるようになる。その一気に変えないで、ゆっくりと変えるのだろう。免疫力が付くというと、語弊があるかもしれないが、。。もちろん、失敗して、次はこうしようと、反省して。また、戦略を考える。ハチに刺されたら、ハチの巣を動かさないで、なんとか、しようとする。また、樹液のところに、スズメバチがいたら、カブトムシと一緒に。最初にスズメバチを除外してから、安心してgetした。これは、戦略かもしれないが、ゆっくりと学んで、適応して、免疫力ができたと言うことかもしれない。そういえば。免疫力は、生活のいろいろなところに重要というような記事も。梅雨から夏へ。免疫力をつけて乗り切るしかなさそうである。。。

DSCN6566.JPG わたなべしるす

 PS. ノーベル賞をもらった偉い先生も、いろいろなことを考えて活動しているのだなと。。。ノーベル賞ももらえない自分は、もっと何かをがんばらないと。。と思った次第でした。。。

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