東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

サクラ、M8.2、日本のこと(4/2)

2014年4月 2日 (水)

 天気予報を見ていると、東北にもソメイヨシノの開花前線が東北地方にも。仙台は4/10-20の間だったような。例年並みなのだろうか。30年前、渡辺が高校を卒業して、東北大に入学した1984年は5月の連休中か、連休明けであった。一番遅かったくらいでないだろうか。東京以西では、サクラは満開とか。諸般の事情があって、現在、西日本に。見るサクラ見るサクラ、どれも満開状態。週末にかけて雨が降るとか、。。来週にはずいぶんと散り始めているのでは。。。少し寂しいが、今年は学会でサクラの開花を見てなかったので、少なくとも、仙台に帰れば、2回目を見ることができそうだ。。。そんなサクラ。1,850本のサクラのDNA解析をして、その起源の多くが「オオシマザクラ」とか。解析に使っていた遺伝学研究所までの上り坂にはずいぶんたくさんのサクラの木があった。開花時に訪ねたことはないが、師匠であった日向先生が大学院生時代に遺伝研で過ごしていらしたので、その時の話で、ずいぶんきれいだというのは聞いている。いつか、折を見て。。。と思いつつ。。。

DSCN2013.JPG 今朝の08:46頃、チリ北部沿岸でM8.2の大地震があった。3.11がM9.0であるので、エネルギー規模はかなり違うのであるが、南米での大地震でこれまでも大きな津波被害が出ていると言う歴史がある。今回の地震でも津波は予想されている。テレビでシミュレーションが出ていたが、どうもうまくイメージできない。なぜ、北海道沿岸の方が到達が早くて、西日本、西南諸島の方が遅いのか。。。地球が球体であると言うこと。あとは津波が通る海の深さが津波に影響するのだろうか。そんなことは考えてみるが、。。。もちろん、単純に、震源からの距離になるのだろうか。ぱっと考えると、北海道の方が遠いような。。。もう少し物理的感覚を取り戻すことができれば、遺伝学を考えたり、植物を考えるときに、違う感覚で物事を考えられるような。。。なにより、30年前の大学受験は物理、化学だったのだから。。。。

 30年前に東北大にきて驚いたのは「入学式」がなく、いきなり「オリエンテーション」が。。。もちろん、今はある訳で、明日、4/3に開催されるというのHPにも出ていた。あった方が気合いが入ったのか、なんとなく、クラスごとに写真を撮って終わったのがよかったのか。よくわからないが。。。ただ、なぜ、昔はなかったの、いつから、どの様に復活して、と言う歴史は知っておいた方がよいと思う。そんな歴史だけでなく、日本のことを知っておくことの大切さを書いた記事を見つけた。海外にだけ目が向いていて、「英語」のことは頭にあるかもしれないが、そうでないことが書いてあった。。。なるほどと。国際化、グローバルと言われているが、歴史、文化、文学、理系だから関係ないとはいえないような。。。歴史、文化くらいは何とかcoverできそうであるが、文学は。。。そういえば、高校の時の日本史の時間、国語の時間の文学は苦手であった。。。歴史はcoverできたのに。。。何とかしないと。。。

DSCN2021.JPG
 わたなべしする

 PS. 工学部/工学研究科には広報体制が生命科学研究科より、しっかりしているらしいことがわかった。HPのtop pageはこの4/1からかなりattractiveになっている。科学者の卵養成講座でご一緒している安藤先生の記事を2つ見つけた。。。2013年秋2014年春。こうした広報誌を作製したり、HPを作るような広報体制の重要さを改めて。。。。


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