東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

NEXT FORUM 2012へ行ってきました

2012年10月10日 (水)

先週のことになりますが,実験機器や試薬でおなじみのLife Technologies社が開催していた

NEXT FORUM 2012というイベントに参加してきました.


私が聞いた第1部のフォーラムでは,同社が開発した次世代シーケンサーに関する紹介のほか

実際に機器を使った研究についての講演が行われました.

企業が主催するフォーラムは初めてだったのですが,ラウンジのサービスが学会とはまた違っていて

さすが企業! と変な感動をしてしまいました.


肝心の内容は,植物を扱っている私たちでは触れる機会のあまりない"ヒト"や"微生物"を

対象にした研究についてや,ATGC以外に人工的に作り出した第5,第6の塩基についてなど

興味深い講演ばかりでした.

行く前は理解できるか正直自信なかったのですが,講演者の方々はどなたも話上手なせいか

楽しく伺うことができました.


研究業界は新たな技術や情報の発信スピードがとても早いこともあり,アンテナ張りが大切だなあと

改めて感じます.


RIMG0189.JPGのサムネール画像


今回,参加する機会をくださった渡辺先生に大変感謝いたします.ありがとうございました.

持ち帰った知識をラボの研究にも応用できる機会があればと思っています.


さか


フォーラムが始まるまでに少し時間があったので,最近お披露目された東京駅の

赤レンガ駅舎を見てきました.天井は思わず上を見上げてしまいますよ.

屋根のスレートは宮城県雄勝産のものも使われており,昨年の震災時の津波にも奇跡的に

流されなかったため無事使うことができたそうです.うれしいですね.

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2度目の盛岡

2012年9月23日 (日)

 

先日、プロイディーアナライザーという実験機器を使用するために

岩手大に行ってきました。M2 古武城です。

 

4月に一度、小胞子培養を教えていただくために岩手大に行ったことがあったので

今回で2度目です。

 

人見知りの私は、他大学に行く際は大変緊張するのですが、

岩手大の植物育種研究室の皆さんは優しい方ばかりで、

解析もスムーズに進めることができました。

 

研究のために盛岡に行ったとはいえ、

名物を食べないと帰れない!!ということで、

前回は、じゃじゃ麺。今回は、冷麺。を食べてきました。

食べてばかりで、すみません。

 

DSC_0231.JPGのサムネール画像のサムネール画像

 

 

左下の白いものは、なんと"なし"です。

夏はスイカだったり、他の季節はパインだったりするそうです。

辛いスープに浸ってますが、"なし"は甘くて美味しかったですよ。

 

盛岡駅.jpgのサムネール画像のサムネール画像 

 

最後になりましたが、

出張の許可をしていただいた渡辺先生、

解析の指導をしていただいた岩手大の皆様、

心から感謝申し上げます。

 

M2 古武城

 

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古川農業試験場へ行ってきました。

2012年7月25日 (水)

 今日は古川農業試験場へ行ってきました。 
古川へ向かう道すがら、外気温の表示された電光掲示板がありました。
そこにはなんと31℃と表示されていました。
先週の涼しさはどこへやら・・・暑い日でした。

ところで古川農業試験場さんとうちのラボは、イネの耐冷性について共同研究中で
例年、イネの管理をお世話になっています。
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今日は古川農業試験場の佐伯さんに、
イネの生育状況など施設の案内をしていただきました。
ありがとうございました。
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たくさんのイネがあり、イネチームはサンプリングが大変になりそうです。
早くもイネが、開花していました。早くサンプリングしないといけないです。
RIMG0765.JPG
古川農業試験場周辺はとてものどかな場所で、
あたり一面緑色でした。日本の伝統的な夏の景色が広がっていました。

M1 大嶋

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新学術領域研究「ゲノム・遺伝子相関」班会議

2012年6月27日 (水)

今日の仙台は最高気温20℃という予報だったので、27℃近くあった関西との温度差が気になっていましたが、

仙台に着いてみると日差しが強く、日中は半そでがちょうどよいくらいの天気でした。

 

先日の日記にも書いてありましたとおり、各人の実験などでメンバーのほとんどが出張していました。

その中で、新学術領域「ゲノム・遺伝子相関」の班会議にも参加してきましたので、

このことについて報告したいと思います。

 

この班会議は、「メルパルク京都」で開催されました。

  P6270589.JPGのサムネール画像

30もの計画班・公募班による研究のバックグラウンド、研究方針・抱負を聞くことができました。

植物に関することだけでなく、マウスやトゲウオなど動物に関する内容、

また、病原菌に関することなど、普段はなかなか聞くことのできない

様々な分野の研究のお話を聞くことができ、とても勉強になりました。

 

また、自分の研究についても三重大の諏訪部先生とお話をすることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。

 

会場は京都駅に隣接していたのですが、京都駅の広さには驚きました!

駅の目の前にある京都タワーも立派でした。

 

P6260582.JPGのサムネール画像    P6270588.JPGのサムネール画像

また、駅の展望デッキにはアジサイが。

P6270592.JPG

仙台では咲き始めたばかりのアジサイ。

先日の日記にもあったように、アジサイは成熟するにしたがって濃い色になるとのこと。

京都でははっきりとした色のアジサイを見ることができました。

 

この前梅雨に入ったばかりと思っていましたが、あっという間に梅雨が過ぎ、

夏がやってくるんだろうなぁ・・・と感じました。

たくさんの研究について知り、自分も頑張ろう!と、モチベーションも上がったので、

今やるべきことをコツコツと、頑張っていきたいと思います。

 

M1 曽根

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ほとんど出張中です

2012年6月26日 (火)

渡辺グループは今週の前半、渡辺先生以下メンバーのほとんどが出張中です。

各人の実験や、新学術領域"ゲノム・遺伝子相関"の班会議等にも参加しているためです。

ご迷惑おかけ致しますが、よろしくお願いいたします。

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という訳で、静かな実験室で顕微鏡を見たり、温室に水やりしにいって過ごしてます。

お留守番部隊の増子です。

温室の隣にはアジサイが植わっている花壇があるので、水やりついでにM2古武城さんと観察に行ってきました。

アジサイは学名Hydrangeaと言い、"水の容器"という意味のラテン語だそうです。

学名からして梅雨っぽいですよね。

久々に見に行ってみると、沢山の花が咲き始めていましたよ!

開花直後の花は葉緑体の緑があるので薄い緑ですが、

DSC01400

日を追うに従って、アントシアニンの一種であるデルフィニジンが蓄積、

DSC01399

補助色素と各種金属イオン、pH(土壌由来・アルカリ性)のため青色になります。

DSC01402

最終的には花の成熟に伴う有機酸の蓄積により、pHが酸性に傾き赤色に変化します。

美味しそうだなー、と思っても食べちゃダメです。

アジサイには毒があり、場合によっては死に至るケースもあるそうです。

毒の種類は違えど、スズラン等と同じですね。気をつけなはれや!

 

アブラナ・春シーズンも終わり、梅雨を抜けるとイネシーズンが近づいてきます。

もう7月ですねー。体調に気を付けて、夏を迎えたいです。

 

増子

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