東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

【全学教育科目・展開ゼミ】工学部・南海経過報告(25)

2014年11月 3日 (月)

 工学部1年 南海昂輝です。展開ゼミの中間報告をさせて頂きます。栽培に必要なものを揃え、ある程度時間があるときに始めようと思い、少し遅くなってしまいましたが、先週の水曜日に栽培を始めました。

 カイワレ大根については、授業で頂いたコップだけでは種の数が多すぎるということと、保険の意味でもう一つの容器を用意して育てようと考え、紙皿でも育てることにしました。家にコットンがあったので、外側をハサミで切り、中の綿を取り出し、十分に湿らせてコップと紙皿の底に敷き、種をまきました。

 白菜については、配られたシャーレに湿らせたろ紙を敷き、その上に種を置きました。調べると、発芽させるには暗所が適しているということだったので、友達がお土産に持ってきてくれたお菓子の缶の箱の中に紙皿とシャーレを入れ、さらにそれを仕送りで送られてきた段ボール箱の中にいれて温度を保つことにしました。コップで育てるカイワレ大根は、缶の中に入らないことと、2つ育てるのだから別の環境でやってみようということもあり、直接段ボール箱の中に入れました。特に寒い日は、布団カバーで段ボール箱をくるんで温度を保つようにしました。シャーレについては蓋をしているので乾燥の心配はなかったのですが、カイワレ大根については乾燥しないようにこまめに霧吹きで水をやるよう注意しました。

1103-Nankai-1.jpg 2日後の金曜日に観察してみると、3つとも発芽していたので、次の日の土曜日に白菜を移植することにしました。配られた植木鉢と土に加え、もう一つプランターと有機培養土を購入し、2つのプランターで育てることにしました。なお、配られた土には肥料を4分の1弱混ぜました。プランターに土を入れた後、表面をペットボトルのキャップの裏で押してくぼみを作り、そこに種をおいて上から土をかぶせて移植しました。その後はカイワレ大根と共に勉強机の上に移動し、ライトを照らして育てています。今朝見てみると、どちらのプランターの土からも芽が出ていました。今後は白菜への水のやりすぎ、カイワレ大根の乾燥に注意し、栽培を続けていきたいと思います。(写真は何か変化が起こる毎にこまめに撮影しているのですが、掲載写真は2枚までということだったので、移植時の白菜と、今晩の白菜とカイワレ大根の様子の写真を添付しました。)

1103-Nankai-2.jpg
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渡辺コメント

 工学部・南海さん、投稿ありがとうございました。最初に説明会をして、種子を渡してから、ずいぶんたってからの実験開始ですね。昨日、今日、明日あたりの朝が気温が下がると言っていました。比較天気がよいですが、うまく加温するなど、工夫をして下さい。19日も放置するとは。。。と言うのがこちらの感想です。他の皆さんは、遅くとも数日、1 weekあとからと言うのがほとんどですから。。。total file sizeが1MB程度なら、2枚に限らなくてもよいです。また、猪俣さんのように組み写真を作るという工夫もありですよ。投稿前に、これまでの他の人の記事を見るようにして下さい。

 ハクサイの方は、土とプランタに投資をしていますね。おもしろい試みですね。書いてあるとおり、子葉が展開始めています。このあとは、水を控えて下さい。特に、気温が下がり、日照も弱くなるので、土の乾きが悪くなります。くれぐれも、根腐れに注意して下さい。去年の基礎ゼミでもありましたが、愛情をかけすぎが、ついつい、水やり過ぎになったようですから。ということで、次の記事を楽しみにしています。


 わたなべしるす
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