東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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News Release

【お知らせ】夏休み大学探検2013を7/25(木)に開催(6/26)

2013年6月26日 (水)

 もう少し早くお知らせと思っていたのですが、6月の中旬まであれこれとあって、お知らせできずにいました。東北大学仙台市教育委員会主催で、夏休みに仙台市立中学校・仙台青陵中等教育学校(前期課程)の生徒を対象として、今年も第12回サイエンス・スクール(夏休み大学探検2013)が開催されます。渡辺は、これまで市内の小学校への出前講義は行っていましたが、中学生向けのイベント初めて。6月上旬に大学を通して、仙台市の方に受け入れ可能人数、場所などをお知らせして、ポスターが各中学校などに配布されているのではないかと思います。それを見て、ぜひ、ご応募下さい。

DSCN6608.JPG 出前講義でお会いした小学生が大きくなって、中学生になり、また、お会いできるのを楽しみにしております。なお、日程などは、以下の通りです。

実施日・時刻:7月25日(木), 13:00~15:45
場所:東北大学片平キャンパス
最寄りのバス停:「青葉通一番町」か「東北大正門前」

講座名:「花を解剖してみよう」
集合場所:生命科学研究科本館306号室
講座実施・場所:306号室、植物生殖遺伝分野研究室(301-302号室)

 渡辺以外に研究室の大学院生などがお手伝いをしてくれます。当日は花を解剖して、大学にしかないような顕微鏡で観察したり、その写真を撮ったりしましょう。

 多くの中学生とお会いできるのを楽しみにしております。

DSCN6610.JPG わたなべしるす

 PS. 参加頂ける中学生の皆さん、もし、このHPを見て参加される時、HPで、研究の内容とか、大学院ではこんなことをしているのだと、少し勉強しておいて下さい。

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【研究成果】自家不和合性アブラナへの自己花粉、非自己花粉受粉時の動的解析をAnnals Bot.に発表(6/25, 7/3追記)

2013年6月25日 (火)

 アブラナ科植物の自家不和合性は、この研究室のメインテーマです。震災以降、少し論文発表が滞っていましたが、この前のTakada et al (2013)に続いて、今回は、顕微鏡を使った、動的解析です。

 花粉を雌しべに載せる時、交雑で種子をとる時は、大量に載せます。つまり、花粉の上に花粉がある状態。また、1つの乳頭細胞に1つの花粉という方法もあります。その中間とも言える状態。つまり、薄く花粉を載せて、観察すると、個別の花粉はどう反応するのだろうかということです。木でなく、森でなく、林を見てみようというレベルでしょうか。今まで見えなかったような現象も見えて、これを使って、さらに遺伝的背景が、個別の系統でわかるようになれば、もう少しおもしろくなるのではと思っています。(Hiroi et al. (2013) Time-lapse imaging of self- and cross-pollinations in Brassica rapa. Annals Bot, 112: 115-122.)。なお、Annals Bot.の2012のImpact factorは、3.449です。ぜひ、お読み頂き、動画を見て頂ければ、百聞は一見にしかずです。

DSCN5707.JPG 今年度は、これに続いて、より多くの論文を発表したいと。。。


 わたなべしるす

 PS. 掲載された論文の直前に、宇宙の高橋研の論文が掲載されていました。生命科学研究科の論文が続けてというのも、びっくりでした。海外のJournalで。Annals Bot.の場合には、最初のところに、簡単に書いた「ContentSnapshots」というのがあり、それのpdfはfreeですので、合わせて、ご覧頂ければ。。

 PS.のPS. 7/3(水)、新学術領域研究研究科のHPにも、関連記事を。。。合わせてご覧下さい。

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【お知らせ】日本植物生理学会誌・Plant Cell Physiol. (PCP)の2012年インパクトファクター決定(6/25)

2013年6月25日 (火)

 一昨年まで、Plant Cell Physiol. (PCP)のeditorをしていたこともあって、毎年計算される、トムソン社のインパクトファクター(IF)が出るこの時期、気になります。

 さて、その2012年のIFが、発表されました。

 2012年インパクトファクター:4.134

 でした。ちなみに一昨年の数値が4.257、昨年が4.702。一昨年の数値を下回る形になって。。。editorが終わったとはいえ、。。やはり、気になるものです。こちらもこれから、よい論文をPCPに投稿したいと思いますし、みなさまに、PCPの論文を引用いただければ、幸いです。

DSCN6603.JPG
 わたなべしるす

 PS. Plant Science分野では、IF順位   20位/195誌  で、昨年より、6ポイント降下。少し下がりすぎだなと。。何とか、失地回復を目指して。。。少しでも上位を目指してと思います。

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【お知らせ】河北新報「科学の泉」に7/16~7/21に記事掲載予定(6/24)

2013年6月24日 (月)

 最近、このHPを読まれている方は、ご存じない方もいらっしゃるかもしれないですが、2010年10月31日に、「花の中のミステリー~めしべは自分と他人の花粉を識別できる!~」と題して、東北大学サイエンスカフェを行いました。その後、震災などで、中止している期間もありましたが、もうすぐ100回になろうという企画です。

DSCN6621.JPG その企画の中で話題になったようなことを短くまとめて、「河北新報」に6日間連続の短い記事が掲載されることになりました。4月頃に依頼があり、投稿し、先日、河北新報の担当の方と、原稿のすりあわせなどを。。。それで、掲載の日ですが、今の予定では、

 7/16(火)~7/21(土)に掲載が予定されております。

 愛媛新聞の道標では、新聞社のHPに記事がありませんでしたが、今回は、新聞社のHPにも、「科学の泉」という形のものがあり、1日遅れになるかもしれないですが、記事が掲載されます。また、記事が掲載されましたら、linkを入れて、見て頂けるようにしますので。

DSCN6624.JPG 取り上げる内容は、まだ、公開できませんが、渡辺が扱った植物、生殖、遺伝などのおもしろい、へーーーと思えるようなものにしてありますので、今しばらくお待ち下さい。

 わたなべしるす

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【お知らせ】第38回日本超音波検査学会学術集会・特別講演依頼「今、教育研究の原点を考える -次世代育成に向けて-」、6/15(土)に実施(5/14)

2013年5月14日 (火)

 県内でも田植えが先の週末当たりまでで行われたのでは。。。ただ、昨日の気温は、10oCそこそこ。。今年はやっぱり、冷害になるのではというのが、何となく頭をよぎります。もちろん、コメの生産に直結するということと、イネの実験が大丈夫なのだろうかということの両方が気になりつつ。今日、明日には、少し気温も上がるようですが、。。この寒さはこたえました。

 植物をやっていて、超音波というと、。。。これといってなじみがありません。昔、雄しべの角度を測っていた大学院生が、共同研究をしている研究室にいて、その時に、超音波ではかる様なことをいっていたような。。。超音波、エコーというのは、年に一度の「人間ドック」の時に、お世話になるくらい。。。と思っていたところに、「第38回日本超音波検査学会学術集会」が、愛媛・松山で開催されるということで、昨年書いた、愛媛新聞の「道標」がよかったのでしょうか、大会長、実行委員長の先生方から、ご依頼をうけて、分野は大きく異なりますが、どこの分野であっても、「教育、研究、次世代育成」ということは、大事なテーマだということで、お引き受けしました。

第38回回日本超音波検査学会学術集会
『いま一度原点へ~超音波診断の手がかりを探る~』
大 会 長 高須賀 康宣(愛媛大学医学部附属病院 検査部)
実行委員長 渡邊 亮司(済生会今治病院 検査科)

会場   ひめぎんホール(愛媛県県民文化会館)

特別講演
日時:6月15日(土) 11:20~12:20
演題:今、教育研究の原点を考える -次世代育成に向けて-

演 者     渡辺 正夫(東北大学大学院生命科学研究科)
座 長     渡邊 亮司(社会福祉法人 恩賜財団 済生会今治病院)

 これまでに、大学で教育研究を行ったり、アウトリーチ活動として、400を超える出前講義を行ってきたことから見えてきた、日本全体としての問題などを、渡辺が見た角度かもしれないですが、お話しできればと思います。

DSCN6055.JPG 当日お目にかかるのは、初めての方ばかりだと思いますし、もしかすると、東北大関係者、仙台の病院の関係者などもいらっしゃるのでは。。そこから、また、何か発展することがあればと思っております。どれだけ、皆様の期待に添えることができるものか、どうか、気になりますが、できるだけのことをやってみたいと思いますので。。。

 学会に参加される方、当日お目にかかれるのを楽しみにしております。


 わたなべしるす

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