多くの優れた植物科学研究がありながらそれらの知見が応用、実用化に結びつかない主な原因として、消費者の不安や生物多様性保護のため遺伝子組換え植物を十分に活用できない点が挙げられます。そのため、啓蒙活動と並行して、従来の問題点を払拭し消費者の不安を取り除いた、社会に受け入れられ易い新規遺伝子組換え技術の開発と、それによる植物育種の実現が急務です。
河野班は、名城大学の寺田博士らとの共同研究により長年ゲノム編集に携わっており、 標的遺伝子の自在な改変でき、さらに遺伝子組み換えの痕跡ほとんど残らない「テーラーメイドゲノムデザイン技術」を確立した。申請者らが開発したテーラーメイドゲノムデザイン技術は、植物の改善に必要な変異以外は全く遺伝子の改変の痕跡がほとんど残らない為、分子レベルから実用植物の作製に理想の遺伝子改変技術であるといえる。
多くの優れた植物科学研究がありながらそれらの知見が応用、実用化に結びつかない主な原因として、消費者の不安や生物多様性保護のため遺伝子組換え植物を十分に活用できない点が挙げられます。そのため、啓蒙活動と並行して、従来の問題点を払拭し消費者の不安を取り除いた、社会に受け入れられ易い新規遺伝子組換え技術の開発と、それによる植物育種の実現が急務です。
河野班は、名城大学の寺田博士らとの共同研究により長年ゲノム編集に携わっており、 標的遺伝子の自在な改変でき、さらに遺伝子組み換えの痕跡ほとんど残らない「テーラーメイドゲノムデザイン技術」を確立した。申請者らが開発したテーラーメイドゲノムデザイン技術は、植物の改善に必要な変異以外は全く遺伝子の改変の痕跡がほとんど残らない為、分子レベルから実用植物の作製に理想の遺伝子改変技術であるといえる。
8月20-23日に韓国・済州島で開催されたThe 6th International Rice Blast Conference (IRBC) "に、スピーカーとして参加しました。
河野は、" Elucidation of mechanisms of small GTPase OsRac1 activation by R protein Pit through OsSPK1 "というタイトルで、抵抗性タンパク質のシグナル伝達ついての話題提供を行いました。
研究テーマである、ペア抵抗性タンパク質に関する情報交換をしました。
イネ免疫に関する総説を発表しました。河野班の研究テーマである、ペア型の抵抗性遺伝子の最新の知見をまとめました。さらに、川崎班の受容体型細胞質キナーゼ(RLCK: receptor-like cytoplasmic kinase)を介したシグナル伝達機構や寺内班の抵抗性遺伝子やエフェクターの同定の最新の結果も掲載されています。是非、ご覧ください。