東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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News Release

【新聞掲載・コラム】愛媛新聞・大型コラム「道標 ふるさと伝言」・「掃除と品種改良 効率的取捨選択が鍵」(11/18(日)掲載分)

2012年11月29日 (木)

11/18の日曜日の仙台は、終日、10m/sを超える強風で。。。外に出ただけでものがまったり、飛ばされそうになったりという天気でした。部屋の中でも、暖房が恋しくなるシーズンとなってきました。短い秋から、ちゃんとした冬がきました。

前回は、「作ることと壊すこと」の重要性を、いくつかの例を挙げて、お話ししました。今回は、片付けるということ。子供の頃から上手ではなかったですが、記事にも記したように、いくつかのきっかけがあり、可能な限り片付けをしています。副題は、愛媛新聞のデスクの方がつけてくれるのですが、「効率的取捨選択が鍵」。この中の「取捨選択」。11/13(火)にあった、今治西高校での講演の最後に、生徒会長の方から、「人生における取捨選択」というような言葉で、こちらの話に対して、お礼を言ってくれました。ちょうど、ゲラ校正をしていたこともあり、こちらもびっくりでした。すべてをとることはできません。その意味で、「取捨選択」というのはこれからより重要になるような、そんな気がします。


↓クリックでPDFダウンロード(305kb)。

2012_1118

(掲載許可番号:現在申請中)

次回は、12/23(日)。今年の1/8(日)から始まったこの「道標」もついに、最終回。わりとさらっと構成ができた回。そうでなく、難産だった回。。などなど、思い出されます。そうしたことを踏まえて、最後は何とか、有終の美で、終わることができるように。。とおもっております。


わたなべしるす


PS. この記事を読んで、「身の回りを片付けたい」とか、「早めに大掃除をすることにする」というようなうれしい電話、mail、HPへの記事の掲載を頂きました。ありがとうございました。

PS.のPS. これも記事は11/18にはできており、uploadを月曜日に待つばかりが。。。この時期になったこと、お許しください。愛媛県外でこの記事を楽しみにされた方もいたのではと思います。お許しください。

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【研究成果】発熱植物・ザゼンソウの遺伝子発現解析をBiosci. Biotechnol. Biochem.に発表(10/30)

2012年10月30日 (火)

 発熱植物・ザゼンソウの共同研究は、今は宮崎大に異動された稲葉先生と岩手大時代から行っており、前回は発熱部位で発現している遺伝子の網羅的解析でした。今回は、その前回の発表から得られた遺伝子の中から興味深い遺伝子(Papain-type cysteine protease遺伝子)の解析で、渡辺のところでは、どこの細胞で発現しているかというin situ hybridization等で貢献しました(Ito-Inaba et al. (2012) Isolation and gene expression analysis of a papain-type cysteine protease in thermogenic skunk cabbage (Symplocarpus renifolius). Biosci. Biotechnol. Biochem., 76: 1990-1992.)。

 昨年の震災の影響が大きいということもあり、今年の論文発表は少ないですが、これから少しずつそうした面も回復していきたいと思います。  

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わたなべしるす

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【お知らせ】東北大学サイエンスカフェスペシャル「ヒッグス粒子とお茶の夕べ」(10/26開催)

2012年10月24日 (水)

 研究室では、植物、遺伝学といういわゆる、生物関連の研究をしているわけですが、渡辺自身は、高校時代、生物Iは履修しましたが、生物IIは履修せず、物理、化学をそれぞれ、I, IIと履修し、物理・化学で大学受験をしました。植物の遺伝学に興味があり、現在の道に進みましたが、物理・化学も結構好きで、宇宙、素粒子、核融合など今でも興味を持っている分野というか、眺めているというか。

 そんな折りに、「科学者の卵プログラム」の運営でご一緒している理学部の久利先生から、最近話題の「ヒッグス粒子」についてのサイエンスカフェのお知らせを頂きましたので、遺伝学とは直接関係ないですが、お知らせとして掲載しておきます。HPをご覧の方には、植物、作物、遺伝学だけでなく、物理に興味ある方もいらっしゃるのではと思います。お時間のある方は、ぜひ、ご参加頂ければと思います。渡辺もぜひ、参加したいところなですが、当日出張の関係で参加できません。。。とても残念です。なお、以下にあるとおり、参加には事前申し込みが必要ですので。〆切りは11/16(金)となっています。お申し込みの上、ご参加ください。

 当日は、お茶会もあるという趣あるもので、講師の山本先生自身、お茶の先生(師範?)ということを伺っております。お茶と物理の融合というのもおもしろいのではと。


 わたなべしるす

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東北大学サイエンスカフェSP「ヒッグス粒子とお茶の夕べ」
 最近ジュネーブ郊外の素粒子研究所において、「神の粒子」とも呼ばれるヒッグス粒子が発見されました。ヒッグス粒子が宇宙をビッシリ満たしている状態が宇宙の真空ですが、これは禅でいう「無一物中無尽蔵」または「色即是空空即是色」の概念と非常に良く似ています。そんなお話にいま世界的に計画されている国際リニアコライダーの紹介を加えて、お茶を楽しみながらのひと時を過ごしたいと思います。

■日時:11月22日(木) 18:00~19:45
■場所:片平キャンパスWPI-AIMR本館 5F交流スペース
■講師:山本均教授(理学研究科 物理学専攻 素粒子実験グループ)
■内容:山本先生とスタッフが点てたお抹茶を飲みながらサイエンスカフェ
■申込〆切:11月16日(金)
■申込方法:下記のWEB申込みフォームで(1)名前、(2)メールアドレス、(3)身分を記入してお申し込みください。
■WEB: http://www.sci.tohoku.ac.jp/event/2012/10/post-11.html
★問い合わせ先:理学研究科 アウトリーチ支援室
   電話:022-795-6707 (不在の場合 6708)
   E-mail:outreach@mail.sci.tohoku.ac.jp
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【お知らせ】渡辺・テレビ出演番組(2009/04/04)がタイで放送されました(10/23)

2012年10月23日 (火)

 2009年の4/4(土)の9:30~ 9:45の「かがくdeムチャミタス」で、「春が来た、菜の花」という番組テレビ大阪(TVO)で放送され、渡辺がアブラナ科植物の多様性と言うことで出演しました。

 その科学番組が、タイの放送局で放送さましたというお知らせを、当時、制作されたところからお知らせを頂きました。いつ放送されるかをあらかじめ、お知らせできればよかったのですが。。。異国ということで。。。お許しください。

 放映形態は
 ▼ 番組名      「かがくdeムチャミタス!
 ▼ 許諾地域     タイ
 ▼ 放送局名   MCOT(地上波放送局)
 ▼ 放送期間     2012年9月10日, 16:30-17:00

 以前お知らせしたとおり、現地語での放送でした。

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 わたなべしるす

 PS. きょう、以前、アルバイトをして頂いた学生さん、2名から、来年の4月から、教員、県職員(農学職)に決まったというお知らせを頂きました。とてもうれしいお知らせでしたので。HPにも。ぜひ、4月からもがんばってください。また、出前講義、共同研究等が一緒にできればと思います。ありがとうございました。

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【研究成果・受賞】日本育種学会・第122回講演会優秀発表賞受賞(10/19)

2012年10月19日 (金)

 9/18の大坂くんの記事にあるとおり、日本育種学会で発表してくれました。発表課題は、「アブラナ科植物における乳頭細胞特異的発現遺伝子群の情報基盤構築」でした。6つの研究室による共同研究で、これからの研究室の大きな財産になる発表でした。

 その発表が、この度、日本育種学会・第122回講演会優秀発表賞受賞を受賞しました。これまで研究室での受賞は、学会賞、論文賞などが中心でしたが、学会での優秀発表賞を頂いたのは、2010/04/10の国際学会での受賞以来です。何より、渡辺の研究室が目指しているいろいろな研究室の共同研究、次を見据えた研究という点で、この研究が受賞になったのは、うれしい限りです。

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 さらに発展させて、より大きな成果にしたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。


 わたなべしるす

 PS. TwitterとかいうものをHPの右下に装着してみました。何かをというより、より迅速なHPのお知らせという形でまずはやってみようと。お楽しみ頂ければ、幸甚です。

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