東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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News Release

【お知らせ】日本遺伝学会第82回大会(札幌)で、ワークショップ企画(9/6)

2010年9月 6日 (月)

 特定領域研究「植物ゲノム障壁」も、今年で5年目で最終年です。そんなこともあり、これまでの研究を発表するような場を設けるのも、重要な案件の1つです。そんなこともあり、同じ計画班、奈良先端大の木下先生と一緒にワークショップを企画しました。札幌の北海道大学で開催される日本遺伝学会第82回大会です。

DSCN4423.JPG ゲノムの中の様々な要因が、障壁となったり、逆に調和をすることで、生物がこの様に多様になったことはご存じの通りです。例えば、ハクサイ、カブの仲間のBrassica rapaとキャベツ、ブロッコリーの仲間のB. oleraceaの両方のゲノムを有している作物として、西洋ナタネがあり、Brassica napusと呼ばれています。植物では、こうした複二倍体形成は多く見られますが、動物ではどうなのか、そんなことを議論できればと思っています。

 ワークショップは、9/20(月)の15:00-17:00です。2hrほどですが、お時間のある方は、ぜひ。

 お待ちしております。


 わたなべしるす

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【お知らせ】東北大学 Annual Review 2010に「4/29掲載の「Nature」に関する取材記事」と「科学者の卵養成講座 2年目の模様」が、記事に(9/1)。

2010年9月 1日 (水)

 今年は、天候が春先は寒く、夏はいつになったら終わるのか。。。というようなあり得ない状態ですが。。研究面でも、これまで報告の通り、4/29「Nature」にダーウィンにちなんだ自家不和合性研究のことが、8/19「Nature」にはメンデルにちなんだ自家不和合性研究が掲載されました。また、5/11には、研究科内の東谷教授との共同研究がPNASに掲載され、研究面ではあと、4ヶ月残していますが、ある意味、「あり得ない」年になりました。

 そんなこともあってか、学内誌の東北大学 Annual Review 2010に、4/29のダーウィンにちなんだ研究について、記事を掲載頂きました。ご覧いただける方は、渡辺の掲載ページだけであれば、
 <最近の研究紹介>
 10. 動かない植物に宿る、そこに在ることの神秘

 というところをclick頂ければ、pdfで見えます。

 全体をご覧になる場合は、「一括表示」をご覧下さい。

 また、本記事には、渡辺が運営に携わっている「科学者の卵養成講座」についても、

 25. 社会貢献・男女共同参画

 というところにあります。あわせてご覧下さい。こうした形で情報発信ができることをありがたく思っております。記事にして頂いた関係のみなさまに、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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 わたなべしるす。


 PS. 本冊子は、とても上質紙でできており、渡辺の手元にもあります。ご要望の方がいらっしゃれば、ぜひ、ご連絡下さい。

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【お知らせ・再通知】日本植物細胞分子生物学会・仙台大会・市民公開シンポジウム「植物とともに活きる--有用成分から眺めた植物の魅力とバイオテクノロジー--(9/4(土)開催)」

2010年8月26日 (木)

 1ヶ月あまり前の7/15に、日本植物細胞分子生物学会・仙台大会・市民公開シンポジウム「植物とともに活きる--有用成分から眺めた植物の魅力とバイオテクノロジー--と言う企画が、9/4(土)にあることをお知らせしました。あれから、ずいぶんたったのと、お知らせをしたときに、開催が近くなったら、またお知らせすると言うことを記してありました。

 そこで、改めて、お知らせしておきます。

 日時:9月4日(土), 13:00~17:00
 場所:東京エレクトロンホール宮城
 シンポジウム名称:植物とともに活きる
          -有用成分から眺めた植物の魅力とバイオテクノロジー-
 
 シンポジウムの内容は、「植物を活かす」研究として、植物を利用したエネルギー生産、アメニティーとしての「花」が、持つ魅力です。細かな演者については、「未来の科学者の卵養成講座」に記事を記しております。そちらをぜひ、ご覧ください。また、pdfは「未来の科学者の卵」7/15のニュースのどちらにもあります。

 当日は、市内の高校で「文化祭」があるとか。どっちにしようか悩んでいる方、午前中は、文化祭、午後からは、シンポジウムにいらしてください。あっと驚くようなプレゼントも用意しておりますので。

 では、9/4(土), 13:00に、東京エレクトロンホール宮城でお会いしましょう。

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 わたなべしるす

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【研究成果・受賞】8/19発表のNatureの論文が、Faculty of 1000 Biologyに推薦(8/26)

2010年8月26日 (木)

 アブラナ科植物の自家不和合性における対立遺伝子間の優劣性発現メカニズムに低分子RNA・DNAメチル化が関与を世界初で証明、英国・科学雑誌「Nature」8月19日号に掲載 (奈良先端大・高山研との共同研究)ということをお知らせしました。この研究内容は、これまでに多くの新聞紙上で取り上げて頂きました。

 今回、この論文が、「Faculty of 1000 Biology」に推薦頂きました。この「Faculty of 1000 Biology」というのは、世界の2,000名を超えるトップ研究者からの推薦に基づき、生物科学に関する論文で興味深い者が評価されるものです。7/30には、PNASに掲載された「オーキシン処理による稔性回復」という論文もこの「Faculty of 1000 Biology」に推薦頂きました。

 1ヶ月足らずの間に、この様な評価はありがたい限りです。

DSCN4422.JPG  わたなべしるす


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【お知らせ】東北大学サイエンスカフェ第64回「花の中のミステリー~めしべは自分と他人の花粉を識別できる!~」(10/29(金)開催)

2010年8月24日 (火)

 これまでいろいろなところで出前講義を行ってきましたが、一般の方の方が多いサイエンスカフェというのは、6月に高校の文化祭での講演以来かもしれません。東北大のサイエンスカフェの歴史は古く、国内の大学では最初に始めたとか。。。。そうした歴史あるところでお話しできるのは、こちらもうれしい限りでお引き受けしました。

 お話の内容は、これまで多くのところで行っている「お花の不思議」ということで、自家不和合性の話をしますが、何より、毎日見かけているお花の見方が変われば、毎日の生活も変わるような気がします。お花とか、野菜とか。。そんな毎日が楽しくなるようなお話をしたいと思います。

 何より、サイエンスは身近にあり、そんなことに気がつくことから始めれば、楽しくなると。。

 それで、開催の日時、場所は、

 日時:2010年10月29日(金) 18:00-19:45
 場所:せんだいメディアテーク(仙台市青葉区春日町2-1)

 小学生から大人の方まで、普段、お花を見ているけど、へーーと思えることをお話ししますので、時間を見つけていらして下さい。おまちしております。


 わたなべしるす


P.S. ↓の画像クリックでポスターのjpg版がダウンロードできます。
        pdf版はこちら(2ページ file size 2.65MB)

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