東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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News Release

【お知らせ】「環境ウェブラリ」に、取材記事掲載

2010年3月22日 (月)

 最近、環境という言葉が、様々な場面で使われます。東北大学にも、大学院環境科学研究科があります。そちらから、取材を受け、「環境ウェブラリ」というHPに渡辺の情報が記載されることになりました。

 

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東北大学研究者データベース環境ウェブラリ
(「農学」「境界農学」よりお入りいただけます)


 様々な研究が境界領域になりつつあることを実感しております。そういえば、先日は、理学部・広報室からの取材で、理学部のHPに記事が掲載されました。

 

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2010年1月6日 NewsRelease記事

【お知らせ】「SCIENCE TALK 究めるヒト。「理学」って、こんなにオモシロイ」に、取材記事掲載


 こういう形で、様々な研究の場面で、われわれの研究、教育内容が取り上げられるのは、うれしい限りです。何より、一般にわかりやすい記事にして頂けるのは、うれしい限りです。お時間のある方は、ぜひ、ご覧ください。また、こうした機会があるように、精進したいと思います。

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わたなべしるす

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【お知らせ】JST Science Window 2010年 春号 (4-5月) の「りんごろう先生の小学校の先生におくるイチから伝授、実験法--キャベツに飽いたら、ハボタンに止まれ--」に、取材協力、記事掲載(3/17)

2010年3月18日 (木)

 1/20JSTから発刊されている、Science Windowに記事を掲載したことを、発表しているが、そのときは、ハボタンの写真の掲載がきっかけであった。今回は、そのことの引き続き、アブラナ科植物のキャベツの仲間である、ハボタンをいかに利用して、というか、ハボタンを利用して、キャベツと同様に、モンシロチョウを育ててみようという試みの記事に、記事内容の確認、コメント、写真提供を行った。正確には、写真は、研究室スタッフの増子さんによるものである。

 

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 2010年1月20日 NewsRelease記事

 【お知らせ】JST Science Window 2010年 早春号 (2-3月) の「せんせいクラブ」に、書評、掲載

 

 キャベツとハボタンというと形態的には大きな違いがあるし、色も違う。しかしながら、葉っぱをよく観察すれば、表面にはワックスがあり、どちらも、Brassica oleraceaというラテン名で呼ばれる。Brassica属の「食べることができる」植物種という意味らしい。アブラナ科植物というか、作物は普段の生活にはとてもなじみが多い。キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、カブ、ミズナ、ダイコン、わさび、カラシ等々。こうした植物を高校生レベルで研究しているSSH実施高校もたくさんあり、これまでも、岩手県立水沢高校鹿児島県立錦江湾高校でのアブラナ、ダイコンコンソーシアムでの出前講義などをHPから発信してきた。

 

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 2010年2月28日 NewsRelease記事

 【出前講義】平成21年度SSH重点枠「アブラナ科植物の遺伝的多様性に関する研究」報告会・コメンテーター(2/27)

 ダイコンコンソーシアムHPはこちら

 

 今回の記事は、ハボタンを利用して、モンシロチョウを育ててみようというという企画ですが、ハボタンの場合、冬の植物ということで春先に抽苔して花が咲く頃には、花壇から撤去されることが多い。しかしながら、それの花を咲かせれば、キャベツなどと同様に、花を咲かせることができるし、記事では紹介していないが、ハボタンとキャベツの雑種を作ることもできる。また、多年生の植物なので、夏を越すことができれば、そのまま、来春に花を咲かせることもできるという、通年で楽しめる植物なのである。

 

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 Science Window 2010年 春号 (4-5月) pdf版 ダウンロードはこちら (file size 9.26MB)

 

 百聞は一見にしかず、ぜひ、この春に試してみてはいかがでしょうか。何とかと何とかは使いよう。というようなことわざもあったような気がします。思わぬ、活用法が見えてくるかもしれません。このハボタンの栽培を利用して、ぜひ、植物・作物栽培の楽しさを覚えてほしいものである。

 

わたなべしるす

 

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PS. ここで紹介した、Science Windowの特集記事には、野菜の旬、お米のおいしさ、食の安全、食を通した総合的な教育が記されている。この点は、小学校での出前講義でそんなことを話すことがある。何となく、こちらが係わった記事と関連があって、とても楽しい仕上がりになっている。その意味でも、ご覧ください。

 

 2010年1月28日 NewsRelease記事

 【出前講義】仙台市立七北田小学校・NSP「環境と植物から考える」(1/28)

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【お知らせ】生命科学セミナー「イネ葯の発達に関連する遺伝子群の解析」を3月15日に開催

2010年3月 9日 (火)

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生命科学セミナー「イネ葯の発達に関連する遺伝子群の解析」を3月15日に開催します。今回は、元・農水省作物研・博士研究員の遠藤誠 博士に、セミナーをお願いしました。

遠藤誠 博士は、岩手大で学位を取得後、東北大・旧遺伝生態研、豪州・メルボルン大でPDをされ、その後、農水省・作物研で、生殖関係の研究を展開されておりました。DNAマイクロアレイ実験の黎明期から、遺伝子発現の網羅的解析を行い、生殖器官、特に葯における遺伝子機能を明らかにしてきました。研究の後半では、生殖と高温ストレスのクロストークについても研究を行い、最近その論文も発表になったところです。今回、学会があり、来仙すると言うこともあり、セミナーをお願いした次第です。
次世代sequencerというものが、アレイ解析に取って代わろうとはしていますが、コスト面などを考えると、まだまだ、アレイ解析から得られるdataは多いと思います。そうした点からも、動植物を問わず、これからの研究手法が重要な地位を占めることは、様々な実験から示されつつあります。そのことから、植物ではありますが、関連の様々な研究分野の方々も興味を持って、聞けるのではないかと思いますので、ぜひ、ご参加いただければと思います。

研究科内のweb siteもあわせて、ご覧ください。

http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/seminar.html

3/15(Mon), 10:30~12:30に、生命科学研究科・本館大会議室 (片平・3F)で行います。
たくさんのご来場をお待ちしております。

わたなべしるす

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【お知らせ】生命科学セミナー「Diversity of epigenetic control in the FWA gene within the genus Arabidopsis」を4月9日に開催

2010年3月 5日 (金)

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 生命科学セミナー「Diversity of epigenetic control in the FWA gene within the genus Arabidopsis」を4月9日に開催します。今回は、Plant Industry, CSIRO, AustraliaのDr. Ryo Fujimotoに、セミナーをお願いしました。

 
 Dr. Ryo Fujimotoは、東北大で学位を取得後、遺伝学研究所でPDをされ、その後、現在のCSIROで、生殖関係の研究を展開されております。今回は、Geneticsという点とEpi-geneticsという点を融合する形で、モデル植物のシロイヌナズナとその近縁種での興味深い研究を発表いただきます。Epi-geneticsの問題は、動植物を問わず、これからの研究において重要な地位を占めることは、様々な実験から示されつつあります。そのことから、植物ではありますが、関連の様々な研究分野の方々も興味を持って、聞けるのではないかと思いますので、ぜひ、ご参加いただければと思います。


 研究科内のweb siteもあわせて、ご覧ください。
http://www.lifesci.tohoku.ac.jp/seminar.html

 

 4/9(Fri), 16:00~18:00に、生命科学研究科・本館大会議室 (片平・3F)で行います。

 たくさんのご来場をお待ちしております。

 


わたなべしるす

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【出前授業】平成21年度SSH重点枠「アブラナ科植物の遺伝的多様性に関する研究」報告会・コメンテーター(2/27)

2010年2月28日 (日)

 今年度最後のSSH活動への貢献は、岩手県水沢高校基幹校である「アブラナ科植物の遺伝的多様性に関する研究」報告会でのコメンテーターでした。2年前にこのコンソーシアムがミニコンソーシアムとして立ち上がり、今年から、重点枠に昇格し、研究を展開し、その運営指導委員を仰せつかっている関係での参加です。

100228-1.gif 当日は、アブラナ科植物、特に、キャベツの仲間であるBrassica olearaceaを材料とし、形態、遺伝学的研究、発酵、色素など、実験も多様性に富んでいました。半年前に中間発表会がありましたが、その時点より格段に進歩しており、また、何より、キャベツ類をきちんと栽培できるようになったことは、高く評価すべき点だと思いました。

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 コンソーシアム全体で、共通項目を決めて、測定をするというのは、コンソーシアムならではの研究であり、また、テーマの共通性で、相互に連携の可能性もあり、さらなる発展を期待したいと思います。来年度からは、「コアSSH」という枠に移行するということですが、1年ごとのプロジェクトのため、ぜひ、採択され、来年度もこの研究が継続できればと思っております。何より、これから花が咲く、アブラナ科植物ですから。。

DSC_1496.JPGのサムネール画像

わたなべしるす




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