今年度の初めに、花粉管伸長に影響するLIM遺伝子について報告をしました。その研究の共同研究者でもあった、韓国・順天大のPark博士をはじめとする研究室との共同研究を行いました。前回は、生殖器官で特異的に発現している遺伝子の機能解析でしたが、今回は、B. rapaのゲノムが公開されたあとの研究ということもあり、ゲノムレベルでの解析となりました。
アブラナというか、B. rapaに生物的、非生物的ストレスを与えて、その時に、LIM遺伝子の発現がゲノム全体でどうなるかということを詳細に調査したものです。昔であれば、遺伝子の発現解析は個別にNorthern解析をするなど、大変でしたが、今は、次世代シークエンサーなどがあり、ずいぶん楽になりました。そうした一連のゲノムベースの研究を渡辺も始めて論文を掲載するBMC Genomicsに受理されました(Park et al. (2014) Identification and characterization of LIM gene family in Brassica rapa. BMC Genomics 15: 641, http://www.biomedcentral.com/1471-2164/15/641)。BMC Genomicsは、Open accessのJournalですので、上記のURLからdownloadして、だれでも見ることができますので。
色々な作物でゲノムがopenになり、多様な研究ができるようになってきました。そうした環境を活かして、さらに、大きな研究になるようにしたいと。。。
わたなべしるす
アブラナというか、B. rapaに生物的、非生物的ストレスを与えて、その時に、LIM遺伝子の発現がゲノム全体でどうなるかということを詳細に調査したものです。昔であれば、遺伝子の発現解析は個別にNorthern解析をするなど、大変でしたが、今は、次世代シークエンサーなどがあり、ずいぶん楽になりました。そうした一連のゲノムベースの研究を渡辺も始めて論文を掲載するBMC Genomicsに受理されました(Park et al. (2014) Identification and characterization of LIM gene family in Brassica rapa. BMC Genomics 15: 641, http://www.biomedcentral.com/1471-2164/15/641)。BMC Genomicsは、Open accessのJournalですので、上記のURLからdownloadして、だれでも見ることができますので。
色々な作物でゲノムがopenになり、多様な研究ができるようになってきました。そうした環境を活かして、さらに、大きな研究になるようにしたいと。。。
わたなべしるす