昔であれば、出張に出ると連絡を取るのが大変であった。ただ、長期の出張からもどると、郵便が山になっているのを見て。。。大変であった。ところが、今は、携帯電話はある、netもあってmailも見ることができるというか、研究室にいるのと同じように連絡が取れる。便利なのか。。。忙しくなったのか。。。判断は難しいことですが。。。。。で、だったらと、研究室の方にお願いして、今日の郵便物、と言うお知らせを頂き、もどって大量の郵便物をcheckして、後手にならないようにしている。場合によっては、〆切があって。。。周りに迷惑をかける訳にいかないので。。。
そんな郵便の中に、「
クミアイ化学工業株式会社・第3回学生懸賞論文募集」というのを見つけました。テーマは、「日本の農業に夢とロマンを--私が考える農業の未来--」、となっていました。毎日の生活には農産物は不可欠。元気であっても、熱を出して休むことがあっても「食糧」は重要。そう考えると、農業に未来があってほしいというか、こんな風になると、農業が盛んになって、未来もおいしいご飯を食べることができる。そんなことを今の若い人たちが考えてくれれば。。昨日までの
愛媛、香川での出前講義を通じて、瀬戸内に面した北四国の農業の高齢化だったり、
キウイフルーツかいよう病のことをニュースで見たり、書くのを忘れていましたが、
香川県立観音寺第一高等学校での出前講義でこの病害について知っている生徒さんにも出会いました。
一方で、たくさんのミカンの品種を知っている小学生に出会って、昔のようにウンシュウミカンとイヨカンだけのような自分の子供時代とは違うと。うまく多様性を使ったり、最近はやりの
農業の六次産業化など、いろいろなことができれば、農業の未来、夢、ロマンはあると思っています。自分が大学生、大学院生の頃にこんな懸賞論文があれば、トライしていただろうなと。。なにせ、教養部の頃は、経済学の講義を聴いて、試験の時にめいっぱい答案を書いたり、農業経営の酒井教授といろいろな場所で、農業の未来を議論して頂いたような。楽しかったです。もちろん、渡辺の師匠の日向先生も出身が山形・庄内で農業のことは、酒の席などで議論したような。。。
文章を長く書くのは大変。でも、どこまでも逃げていると、いつまでも上手にはならないもの。まずは、しっかり論理的な文章を書くトレーニングをすることは大事なこと。懸賞というか、表彰される訳でしょうから、トライしてみてはいかがでしょうか。
「日本の農業に夢とロマンを --私が考える農業の未来--」というテーマで「学生懸賞論文」を募集
・応募資格:大学、大学院または農業大学校に在籍する学生。
・応募期間:平成26年6月13日~11月30日(当日消印有効)
詳しいことは、募集のHPをご覧頂くのが。。。
渡辺には書くことはできないが、周りの方にがんばってみてはと言うことくらいは。。。もちろん、
クミアイ化学工業の農薬等を使って、アブラナの栽培で病害虫被害が出ないようにしないと。何より、農家レベルのしっかりした植物を育てて、その花の形質を調べるから、安定したdataが出るのだと思っているので。。。
わたなべしるす