遺伝子の大規模発現調査は、最近の様々なtypeのsequencerを組み合わせることで、昔のmicroarrayで実験をしていた頃から比べれば、ずいぶんと容易になりましたが、その分、数学的な側面をどうするかという問題が。。。致し方ないことなのですが。
とはいえ、遺伝学と言うよりもゲノミクスという方がよいのか。単純な遺伝学では片付けられなくなりましたが、それはそれで面白いことができるという可能性があるわけです。研究室でも、イネをモデルにアレイでの発現調査、次世代シークエンサーによる柱頭での発現解析を行ってきましたが、今回は受粉の有無による遺伝子発現変化の調査。これが簡単そうに見えて、実は難しい問題。花粉で発現している遺伝子をどうするかと言うこと。そうした困難なこともありましたが。。。なんとか。。
ということで、 今回の論文発表では、三重大・諏訪部准教授の研究室を中心とした、渡辺の研究室を入れると、国内外6研究室を統合した共同研究。植物、ゲノミクス、受粉反応、進化、数理統計など色々な分野の方が合わさって、4/10付けのPlant Cell Physiol.に公開されていたのですが、週末は出張で。。。気がついたら、この時期になってしまい。。。(Matuda et al. (2015) Transcriptional characteristics and differences in Arabidopsis stigmatic papilla cells pre- and post-pollination. Plant Cell Physiol. 56: 663-673., http://pcp.oxfordjournals.org/content/56/4/663.abstract)。なお、本論文はPlant Cell Physiol.のtop pageにあるResearch Highlightsに取り上げられました。以前の柱頭での遺伝子発現では、表紙として取り上げていただき、生殖というのが少しずつmajorなfieldになっているのだなと。。。もちろん、日々のこれからの努力が、大事かと。興味のある方、是非、お声かけ頂ければ、共同研究等、さらなる発展ができればと思いますので。
わたなべしるす
とはいえ、遺伝学と言うよりもゲノミクスという方がよいのか。単純な遺伝学では片付けられなくなりましたが、それはそれで面白いことができるという可能性があるわけです。研究室でも、イネをモデルにアレイでの発現調査、次世代シークエンサーによる柱頭での発現解析を行ってきましたが、今回は受粉の有無による遺伝子発現変化の調査。これが簡単そうに見えて、実は難しい問題。花粉で発現している遺伝子をどうするかと言うこと。そうした困難なこともありましたが。。。なんとか。。
ということで、 今回の論文発表では、三重大・諏訪部准教授の研究室を中心とした、渡辺の研究室を入れると、国内外6研究室を統合した共同研究。植物、ゲノミクス、受粉反応、進化、数理統計など色々な分野の方が合わさって、4/10付けのPlant Cell Physiol.に公開されていたのですが、週末は出張で。。。気がついたら、この時期になってしまい。。。(Matuda et al. (2015) Transcriptional characteristics and differences in Arabidopsis stigmatic papilla cells pre- and post-pollination. Plant Cell Physiol. 56: 663-673., http://pcp.oxfordjournals.org/content/56/4/663.abstract)。なお、本論文はPlant Cell Physiol.のtop pageにあるResearch Highlightsに取り上げられました。以前の柱頭での遺伝子発現では、表紙として取り上げていただき、生殖というのが少しずつmajorなfieldになっているのだなと。。。もちろん、日々のこれからの努力が、大事かと。興味のある方、是非、お声かけ頂ければ、共同研究等、さらなる発展ができればと思いますので。
わたなべしるす