東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

  • TOP
  • News Release

News Release

【お知らせ】今治市立今治小学校・地域教育フォーラム(6/12(木), 19:00~開催; 5/19告知)

2014年5月19日 (月)

 5月も下旬。今が一番季候のよい時期のような。夕方まで、仙台三高のSSHの発表会でしたが、木々の緑がとてもきれいな季節でした。そういえば、増子さんが書いてくれてあったように、昨日は、青葉祭り。30年目とか書いてあったのを見ると、渡辺がきた頃から始まったお祭りでしょうか。。。

 さて、6/12(木)から恒例となっている「ふるさと出前授業」と題して、今治市内とその近郊の小学校に出前講義に伺います。2007年に常盤小学校今治小学校の2校からはじめ、今では、10校を超える小学校で出前講義をやるようになりました。以前は、11月くらいにというのがmainでしたが、この企画をご支援頂いている今治市立今治小学校の高橋校長先生のおかげで、年に数回に分けて、市内のより多くの小学校に講義ができるようになりました。その今治小学校で、今回の出張時に、保護者、一般の方向けに「地域教育フォーラム」を開催します。講義のタイトルは、「子供が転んでも「ただ」では起きない人生を歩むためには---一(いち)科学者の子供時代を振り返って考える。。。---」としました。

Maso-poster-v3.jpg 小学校の頃は、日が暮れるまで外で遊び、夏には虫取りをして、秋、冬には、稲刈りの終わった田んぼで野球をしたり、たこ揚げをしたり。。。そんなことで、自然の中で色々なことを学びました。もちろん、今考えれば、ずいぶん、危ない思いも。。。ただ、そうしたたくさんの経験があるからこそ、これをしたらどうなるということを大人になって自然と考えられるようになったのだと思います。つまり、どこまでやるのがよいのかという「いい加減(よい加減という意味)」を理解したのだと。。。そんなことを、渡辺の子供時代から、現在に至るまでをお話しすることで、改めて考えて頂く機会になればと思います。より多くの今治の方々とお会いできるのを今から楽しみにしております。上記の案内の写真をclick頂ければ、問い合わせ先など記してありますが、今治小学校の方にご連絡頂ければと思います。もちろん、渡辺宛に何か質問などあれば、あらかじめ。それにまつわるようなお話しをすることも可能ですので。


 わたなべしする

DSCN2253.JPG

ページの一番上へ

【お知らせ】平成26年度入試説明会・オープンラボは、5/31(土)~6/1(日)に開催(5/13)

2014年5月13日 (火)

 1/9にもお知らせしましたが、平成26年度入試説明会・オープンラボを、5/31(土)~6/1(日)に開催します。あと、3週間を切ったと言うことで、改めて記しておきます。5/10(日)には、東京会場で説明会という設定だったのですが、渡辺は北陸・石川に出かけていた関係で、お会いできずの方々もいたかもしれません。申し訳ありません。関西方面からとなると、少し遠いかもしれないですが、説明会と実際の研究室見学はずいぶんとちがいますので、ぜひ、一度いらして頂ければと思います。

DSCN2442.JPG 渡辺自身、共同研究の関係だったり、招待セミナーだったりで、国内外の色々な研究室に。それぞれの研究室で決まり事だったり、どの様に設備を配置していたりなど、ちょっとしたことがちがいます。もちろん、実験、研究に対するコンセプトであったり、セミナーのやり方だったり。。。そうしたそれぞれの研究室の「色」のようなものがちがう、それはつまり、そこにいるスタッフの研究教育に対する考え方の違いを反映しているのだと。。。渡辺の研究室であれば、外との共同研究をたくさんやりますし、高校生などが研究室見学に来たときに、学生さんにlab内を説明してもらったりします。実験だけしているのとは、ちょっとちがうと思うかもしれません。ただ、他の研究室の方々と色々な形で接することは、自分の考え方などの幅を広げるものです。また、高校生に説明するというのは、異分野、あるいは、就職などの面接の時に、難しい内容をわかりやすく説明するための第1歩だとも考えることができます。また、HPなどに文章を書くにしても、同じです。文章は書かないと上手にならないですから。。。

 高校生向けに講義をしていると、大学を選ぶのは「偏差値」ということにならざるを得ない、実際、渡辺も高校の時はそうでした。ただ、植物で遺伝学をやりたい、品種改良をしたいと思って、大学に来たわけですが。。。高校生は今はオープンキャンパスというのがあります。大学の雰囲気というそんなのを感じるためでしょうか。でも、それより、実際の教授とかに会ってしゃべるのが大事と高校生には講義をしています。その意味で、オープンラボをうまく活用して、これというテーマであったり、教授を見つけてほしいわけです。

DSCN2448.JPG 実際にそんな研究ができるのは4年生になってから。まだ、その研究室生活を始めたばかりで、他の研究室をと思うかもしれないですが、渡辺自身、共同研究をすると言うことで、研究室でテーマが自家不和合性に決まった時点で、抗体作成と言うことで、理学部の動物発生学の竹内教授のところに1年間、自分の研究室での実験と平行して、実験に通うことに。。。また、抗体ができたかどうかなどを調べるために、共同研究をしていた東京大・農学部の磯貝先生のところに6月のはじめころに初めて伺って、生成したタンパク質を頂いたりしたのを覚えています。その頃から始まった他研究室の見学というか、そんなのもあって、自分の研究室がこうあったらとか、比較するようになったのかもしれません。また、何より、そうした共同研究先の先生方から、多くの影響を受けて今日があります。1つの研究室だけであれば、そうはいかなかったと思います。

 長くなりました。5/31(土)の午前中が入試説明会。その日の午後と、6/1(日)が研究室公開となります。

0507_ARABI.jpg<入試説明会>

【日時】平成26年5月31日(土) 10:00~13:00(受付 9:30~)
【場所】片平キャンパス 生命科学プロジェクト総合研究棟1F 講義室

 入試説明会では、この大学院のコンセプト、奨学金等、大学院での講義、生活などの説明があります。そのあと、各分野のポスターのところで説明会となります。もちろん、渡辺のところでも、研究内容など説明しますし、研究室としてのadvantageなど。いろいろと。ぜひ、いらしてください。

 それに引き続き、

<オープンラボ>

【日時】平成26年5月31日(土) 14:00-18:00
    平成26年6月1日 (日) 10:00-13:00
【場所】片平キャンパス 生命科学研究科本館 3F 303号室


 動物と違い、植物は動かないのでおもしろくないと思っている方もいるかも。また、人類の訳に立つという点でと考えている方も。。。ただ、植物は毎日の食卓に上る穀物、野菜、果物です。大事な食糧です。そう考えたとき、植物の重要性も。。また、遺伝学というと難しいメンデル遺伝と思うかもしれません。また、高校時代に生物をとらず、物理をとってという方も。。。今や、遺伝学もゲノム全体を見たり、エピジェネティクスという個体として発生したあとに遺伝情報が修飾されるそんなことを研究する時代に。そんな風に考えてもらえれば。。。逆に言えば、情報学であったり、数学をベースに、大量の遺伝情報から新しい因子を探すという時代ですので、そうした方々もwelcomeです。前に記事を書いてから、「大学院生募集」のところもずいぶん書き換えました。というか、ほぼ、新しくなりました。全部が。研究室にある機器なども見ることができます。

 また、渡辺だけでなく、他のスタッフ、大学院生とも話をしてみて下さい。生の現場の声を聞くことができると思いますので。なお、今回のオープンラボ日程では厳しい。。。という方も、ご連絡頂ければ後日、あるいは、あらかじめお会いするという日程調整も可能です。mailでご相談ください。

 それでは、今年も片平キャンパス3階でお待ちしています!何より、駅から歩いて15minという町中にあるのは、色々な意味でよい環境だと思っていますので。

DSCN2440.JPG
 わたなべしるす


ページの一番上へ

【お知らせ】東北大学サイエンスカフェ第100回スペシャルがYouTubeにupload(5/12)

2014年5月12日 (月)

 1/31(金)に東北大学サイエンスカフェ第100回スペシャル「楽しい実験・展示ショー」で「花の不思議を探しだそう!!」ということで、1つのブースをいただき、花の不思議、実験、展示、さらには、リンゴのプレゼントなど、30minくらいだったと思いますが、たくさんの来客を頂きました。

FSCN1589.JPG その時の模様が、東北大学サイエンスカフェ第100回スペシャルとして、YouTubeにuploadされました。

 http://youtu.be/5hPqAJTDiyM?em

 最初は講演会などがあり、55min番組に編集されていますが、渡辺のブースのところは、52min 59sec当たりから、渡辺が説明していたり、当日お手伝い頂いた、増子さん辺本さんもその後、登場します。ゆっくり見たい方は最初から。そうでない方は、その当たりの時間を見て頂けると、当日の雰囲気を見ることができます。

DSCN1584.JPG
 わたなべしるす

 PS. 渡辺が登場する前にパネルディスカッションがあり、51min 57sec当たりからですが、出前講義等でお世話になっている仙台一・小松原先生科学者の卵養成講座を一緒に運営している安藤先生、久利先生も。残念ながら、コメント内容ははしょられていますが。。。


ページの一番上へ

【お知らせ】新農業展開ゲノムプロジェクト・終了研究成果報告書公開(5/9)

2014年5月 9日 (金)

 一昨年度のまでの5年間、農林水産省・新農業展開ゲノムプロジェクトに参画して、「開花期低温ストレス耐性関連遺伝子の単離と機能解析(IPG0019)」というタイトルで、イネの耐冷性について研究を行ってきました。その間に、いくつかの論文は出ましたが、このたび、農林水産省のHPで、終了研究成果報告書が公開されました。

DSCN2267.JPG イネゲノムが公開され、次世代sequencerでの解析も可能となり、現在問題となっている形質に対して、どの様にアプローチしたのかを見ることができると思います。今年の春先はまずまずの天候でしたが、夏は冷夏になりそうとか。。。。少しでも今回の研究が役葯立ってほしいような、冷害になってほしくないような。。。

DSCN2270.JPG
 わたなべしるす



ページの一番上へ

【お知らせ】研究科小冊子「生命科学研究科は今、」Vol. 8に「平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞・理解増進分野)」と題して、受賞記事が掲載(4/15)

2014年4月15日 (火)

 情報をどの様に広報するかと言うことは、インターネットの登場以来、ずいぶんと変わってきていると感じる。出版物不況などとも言われているとおり、たしかに、昔よりも本を読む時間は減ったのかもしれないと思うが、意外とそうでもないような気もする。もちろん、論文など、pdfでめくると言うことが多いが、冊子体であれば、本来とは関係ない情報まで、目にすることができ、意外と重要な情報がそこにあったりする。

DSCN2053.JPG そうした中で、渡辺の所属する生命科学研究科では、小冊子と銘打って「生命科学研究科は今、」というのが、ほぼ1年に1回、企画されている。今回の冊子に「平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞・理解増進分野)」と題して、科学者の卵養成講座の運営メンバーである、日出間先生、工学研究科・安藤先生、元理学研究科・久利先生、農学研究科・伊藤先生の5名が表彰された記事と写真が掲載された。あわせて、一昨年度の総長教育賞を事務部も含めた実施運営委員会が受賞されたことも。

 もちろん、平成25年度科学技術分野の文部科学大臣表彰(科学技術賞・理解増進分野)総長教育賞については、このHPでも記したが、研究科という単位でこうしてまとまった形での広報は、違った意味を持つような。。。今年度もよりよい広報ができるように。。。このHP、研究科のHP・冊子、大学のHP・冊子などで。。。と、思い出させてくれた「生命科学研究科は今、」であった。

DSCN2052.JPG
 わたなべしるす

 PS. 4/1に「野依科学奨励賞」のことについて、渡辺のHP以外で取り上げて頂いているものと言うことで、記事を書いて頂いたが、その中の岩手県立盛岡第三高等学校の副校長をされている下町先生からmailを頂いた。この記事を記すとともに、受賞については、職員朝会で話し、生徒へもHRで伝えましたと。。。岩手県立盛岡第三高等学校のSSH運営指導委員を仰せつかっているとはいえ。。。こうして取り上げて頂けることは、望外の喜びで。。。というのも、今回の受賞は下町先生のような国内の様々なサポーターの方々がいればこそ、できるわけであって。。こちらこそ、ありがとうございました。今年度のSSHの活動も楽しみにしております。

 PS.のPS. 近日中に電子版もHPにuploadされるのだろうと。。。その時には、また、改めてお知らせします。。。


ページの一番上へ

« 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17