東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

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【研究室訪問】山形県立鶴岡南高等学校理数科・SSH理数セミナーI・研究室訪問、実験実習「バナナからDNAを」、特別講義「自家不和合性、植物の生殖」(3/20)

2015年3月20日 (金)

 ここ数年、年度末最後のアウトリーチ活動は「山形県立鶴岡南高等学校理数科の研究室訪問、実験実習、講義」。今年で4年目となりました。なにより、渡辺にとっての親よりもお世話になったのではとも言える師匠である日向先生の母校。「何をおいても賜ります」と。。。今の渡辺があるのも、日向先生のおかげだと思いますので。少しずつでもお返しというか、そんなことができたら、昨年の9月になくなられてから、余計にそんな思いがして、今回の講義を。。。渡辺も母校の先輩、後輩の方々に出前講義でお世話になったり、やっぱり、母校という縦の繋がりは、大きいと思いますので。大事にして下さい。 

DSCN6341.JPG そんな思いがあったこと、ちょうど高校3年生の時に遺伝子実験を指導していた方が、すでに学部の3年生。研究室配属になったと。そんなこともあって、どんなことをやりたいかも大事。でも、だれが自分の師匠になるかと言うことで、将来は大きく変わってくると。渡辺も東北大に来て、日向先生の元で、自家不和合性の実験をしたので、今があると。。。なので、やりたいことも大事。でも、そのやりたいことをだれの指導の下で行うのか、それくらい指導教官は大事ですのでと。。。

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DSCN6350.JPG 実験、研究室見学、講義。その最初は、「バナナからDNAをとて見よう」。15名の履修でしたので、2名の7グループと1名でがんばってもらう。という形式。簡単に書いた実験書は渡しますが、細かいことは書いていない。どれくらいバナナをつぶすのか、効率よく濾過するためには、どうすれば良いのか。そうしたことを、次年度からの課題研究のためにも考えてほしいと。色々工夫したり、どうやれば、より高速でできるのかなど、それぞれの生徒さんの正確が出るところ。毎年、実験を拝見して、こちらが楽しませてもらいます。もちろん、実験は皆さんうまくいって、ほっとするわけですが。。。

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DSCN6365.JPG その後は、TAの辺本さん、岩本君に研究室とガラス室の案内を。今年度もずいぶん多くの高校生などが来てくれるたびに、案内してくれているので、こちらは安心。高校では見ることができないいろいろなもの、アブラナ科植物の多様性を実感できたのではないかと思います。案内は、渡辺がほとんどできなかったですが、研究室に掲げている「日向先生の写真と追悼文」を説明してくらいで。また、写真にはありませんが、「教授の気分」を味わうために、渡辺のイスに座って頂いたり。。研究室が少し身近になったのでは。。。

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DSCN6405.JPG 最後は講義。渡辺の自己紹介から。研究室に「バリィさん」がたくさんあるので、驚いた方も。それは、渡辺の出身地・今治との関係だと。。。なぜ、今治から仙台に来たのか、それが今から歴史を振り返れば、良かったと。日向先生との出会いでもあり。。。もちろん、自家不和合性のテーマを頂いたことも。。。実験、講義をしながら、男の子が引っ込み思案で。。。そういえば、日向先生がしゃべらないくらいの方がよいと、昔は言われていたと、日向先生の子供時代に。でも、そうでなくて、しゃべることは大事だからと。一方で。そんなことを思い出しました。自家不和合性がなぜ必要なのか、自殖と他殖がなぜ存在し、それを植物は使い分けるのか、それと人間による栽培化との関係。などなど。いつものことを話したつもりでも、また、しゃべりすぎでした。。。もちろん、最後には、名古屋大の東山先生からの受精の動画を。東山先生も偉大な鶴岡南高の皆さんの先輩ですから。。。質問が終わったあとは、例年通り世界に向けて情報発信。

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DSCN6391.JPG 講義が終わったあとに、代表の高校生から今日の講義のお礼の言葉。とてもしっかりしたコメントを頂き、これからの人生を歩む上での大切なこと、また、生命科学、遺伝学、広くは植物科学も面白いのだと思ってくれたのはよかったと。なにより、遺伝学は、これから、表現型をどの様に評価し、塩基配列をどの様に高速で整理するのか、等は、コンピューターの力を必要とします。つまり、生物という狭い世界でなくて、物理、化学を含めた領域に加えて、文理融合も含めて。。。。

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DSCN6397.JPG 最後になりましたが、引率頂きました、鶴岡南・笹木先生、ありがとうございました。また、次年度も楽しみにしておりますし、是非、科学者の卵養成講座に も、より多くの方がご参加頂ければと。。。また、今日の実験、講義、研究室見学をお手伝い頂いたTAの辺本さん岩本君、また、準備を頂いた多くの方々に 感謝します。ありがとうございました。研究室見学等のアウトリーチ活動も今回のが今年度最後。本当にお世話になりました。ありがとうございました。(あす から、卵の関係で、渡辺が海外に出かけるので、アウトリーチ活動は、27日まであるのですが。。。研究室でとなると最後なので。。。)

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 わたなべしるす

 PS. 引率できて頂いた、笹木先生。帰り際に、話をしたら、渡辺の農学部の同じ学科の後輩の方。研究室は土壌立地学。世の中、本当に狭くできているんだなと。びっくりです。

 PS.のPS. 最後に挨拶をしてくれた生徒さん。実は、渡辺が出前講義に博士として活用しているものを子供時代に使っておられたと。びっくりです。帰り際に伺い、準備が間に合わず、慌ててお昼の時間に見つけることができて。。。是非また、いらしてください。オープンラボもありますので。高校生ももちろん、welcomeですから。

DSCN6404.JPG PS.のPS.のPS. 夕方には、農学部でお世話になった山谷先生の最終講義。渡辺が学生で日向先生の研究室に配属なった頃だったか、M1になった頃に、岡山大から農芸化学科に植物細胞工学と言う研究室だったと思いますが、新しい研究室を立ち上げられて。そのあと、様々な場面でたくさんのことを教えていただき、また、ご迷惑もおかけしたような。。。ご迷惑をおかけしたことは、最終講義と言うことで、ご容赦いただければ。。。というか、たくさんの大事な言葉をたまりました。「次世代のために」、「世界一」などなど。心に深く刻んであと15年くらいがんばってみますので。。。と言うより、4月からの次年度以降も、これまで以上にお世話になることができれば、幸いです。ありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻を賜ることができれば。。。

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【出前講義】福島県立福島高等学校・平成26年度SSH生徒研究発表会(3/19, 22追記)

2015年3月19日 (木)

 昨日まであれほど天気がよかったのが、一転、春の雨。サクラが咲いていると、花びらを散らすような雨ですが、もちろん、そんなに暖かくないわけで。。。ちょっと前にもずいぶん寒い時期がありましたので、その時であれば、雪になったのが、そうならないだけ、よかったのかも。昨日までは、Professor Kaoがゼミだったり、様々なdiscussionの関係で研究室に来て頂き、。。学生さんにもよい刺激になったようです。

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DSCN6339.JPG 今日は朝から福島高校のSSH。昨日までの英語漬けから、開放されるのかと思いきや。。。口頭発表は英語で。。。慣れていた分、少しきくことができたのかも知れないですが。。。また、国際交流の中で、自分たちの立ち位置、考えることの重要性を理解できていたのは、よいことかと。一方で、なぜ、「英語」が国際公用語というか、みんな使うのか、それがツールであると言うことなどを、理解してください。また、それぞれの国の文化を相互に理解するためには、母国の文化、歴史をきちんと理解した上で、国際交流をしてほしいと。国際交流では、台湾、タイ等と行っており、台湾は先日までいらしていた、Professor Kaoの母国。今の日本と台湾、タイが国同士として、どの様な関係にあるのか。特に、台湾は3.11の震災の時に、すごい援助をしてくれたこと。あれから4年ですが、是非、改めて、考える機会になっていたのであれば。。。

DSCN6337.JPG ポスター発表は、多様性に富んで、理系から文系まで。よいことだと思います。ただ、一方で、調べ物学習をする代わりに、早い段階から、研究をしては、研究というか、観察をやることは、大事だろうと、ちょうど、渡辺が子供の頃、外で遊びながら、「アリの通り道」を観察と言うだけでなくて、邪魔をしたら、どうなるのか、砂糖のようなものを置いたら、何が起きるか、などなど。経験値を上げるというのが、。。。前にも、卵の記事で書いたことかも知れないですが。。。

DSCN6338.JPG 最後は、ディベート。昨年は他イベントと重なり、拝見できなかったのが、今回は時間もあって。テーマは昨今の話題。「紛争地域」、「凶悪事件」、「土曜半ドン」、「原発廃炉」。時間を守るのが難しいようでしたが、これは、盛岡三のSSHで、運動部の電光掲示板を使っていたのを、利用してはと。。。また、3.11の震災での問題点、昨今の話題など、ディベートのためにあらかじめ、準備したかも知れないですが、そうした、近々に起きたようなことをうまくfollowして、戦うことを考えてほしいなと。。。講評では、JSTの田辺様と渡辺から。田辺様からは、福島復興をできる人材として、がんばってほしいと。。。

DSCN6340.JPG 最後になりましたが、SSHの指導をされている関係の多くの先生方にこの場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。次年度のさらなる発展を祈念しております。


 わたなべしるす

 PS. 3/22(日), 15:45。当日、物理の原先生から話は聞いていたのですが、放射線量を計測したことが新聞に掲載されると。今日、netで発見しました。さすがです。科学者の卵など、サポートできることがあれば。。。いつでも。


 

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あまいもの、しょっぱいもの、あまいもの、しょっぱいもの、あまいもの

2015年3月18日 (水)

こんにちは!増子です。

 

昨日から、アメリカ・ペンシルバニア州立大学のProfessor Kaoがいらしておりまして。

セミナーとその後、寿司ディナーにメンバー有志は参加していたんですが、Kao先生の気さくな人柄と楽しいトークで、素晴らしい時間を過ごしたようですよ!私も、研究室見学の際、いわもとと一緒に少しお話させて頂きましたが、以前仙台にいらした時にお会いした時のことを覚えていて下さり、非常に感動しました。Kao先生、ありがとうございました!

 

Kao先生と、一緒に、多くの先生方にもおいで頂きました。

そして、沢山のおみやげをメンバーに頂きました。

本当にありがとうございます!

 

まず甘いもの!

中国語が堪能な江川先生から頂いた、ベルギーチョコです!

とっても溶けやすくて、すっと口の中からなくなります。

オレンジの良い香りが鼻に抜けますね。

ごちそうさまでした!

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もうひとつ江川先生から。次はしょっぱいもの。

めんべいネギ味

めんべいといえば、博多土産のもはや定番ですよね。

ネギ味は初めて頂きましたが、香ばしい魚介の風味と辛子明太子のコクと辛み、ネギの風味がアクセントとなって、大人なめんべいになってました!おススメです。

めんべいって沢山の種類があるんですね。是非、今度他の味も食べてみたいものです。

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次は甘いもの!

なべさんの同級生という武田先生から、抹茶キャラメルを頂きました。

ザ抹茶!!!!という感じの風味だ、とのことです。

私はまだ食べてないので、楽しみにしています。

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次は、塩を振るとしょっぱいもの!

なべさんのおみやげのクルミです。丸ままのクルミは珍しいですね!

近くに木槌が置いてあり、セルフで割って食べるシステムになっています。

後で割って、塩振って食べるんだ。ちょっと炒るとまた美味しいんだよね。

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次は、甘いもの!

かつてこの研究室で学生バイトされていた農学部の若林さんが、企業説明会の説明担当として生命科学研究科にいらっしゃり、ご挨拶に来てくださいました。立派な姿を見せてくれて、とっても嬉しいです!おみやげのお菓子も美味しかったですよー。春らしいいちご色でした!

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ということで、今日も渡辺グループのお菓子コーナーはバラエティ豊かです。

甘いもの、しょっぱいもの、甘いもの・・・でエンドレスループに嵌りそうです。

あー、太る太る。

 

幸せな水曜の昼下がりでした☆

 

増子

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yes man と 20皿食べられる先輩

2015年3月18日 (水)

暖かい日が増えてきましたね.僕の周りは花粉症で苦しんでる人が多数出現中!!春の訪れを感じます(笑)
花粉症予防のため春はマスク率が高くなる M1 イワモトです.

今回はナベさんが前述されているProfessor kao がナベ研に来て下さったお話をさせて頂きます. 

17日の朝ナベ研に到着すると既にナベさんがラボに到着済み.(しまった,ナベさんより遅く来てしまった~)と,慌てつつそれを顔に出さぬ様に挨拶をし自分の席に向かいかける僕.そんな僕を呼び止めるナベさんの声.

ナベさん 「オイ,岩本.」
僕     「あ,はい.(ドキドキ)」
ナベさん 「今日は回る寿司屋な.」
僕     「あ,はい.(Kao さんと一緒にってことかな?)了解です.」←即答!

言われた事には取敢えず即答する僕(笑)

ナベさん  「あ,後.Kaoさんの研究室案内よろしくね~」
僕      「・・・・・・.」←即答出来ずOrz

5分後にはPCで英単語を慌てて調べる僕.ナベさん,良い経験をさせて頂きありがとうございます.増子さんもフォローをありがとうございました.


話は変わり夕飯の話.うまい鮨勘へナベさんの車に8人で向かいます.
2テーブルを使い,僕のテーブルはKaoさんと,坂園さん,ナベモトさん,の4人で座ります.座敷の席に案内されたのでお寿司は全てorder style.下っ端の僕が注文を取りまとめます. 

DSCN6332.JPGのサムネール画像
ここでもKao さんと楽しくお話をさせてもらえました.日本語の分からない人と話す事はとても勉強になりました.お寿司もとても美味しかったです.


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だがしかし!a little happening.序盤はお寿司を各自で決めてその枚数を注文していましたが,中盤より4皿ずつ頼む流れに.そして,オーダー表に書くのが即答する(yes man)僕.お寿司を決めるのはナベモトさんが.後から知った事実ですがナベモトさんはお寿司を20皿食べられるらしく,これがハプニングの原因に.20皿食べられる人の感覚で注文したら・・・・お寿司は余ります.最終的には隣のテーブルにもお裾分けしつつ完食.

Professor kao は言いました.
「I finished 20 minutes ago.(私は20分前には満足していたんだよ)」

そして,ナベモトさんは言いました.
「・・・・・デザート(食べたいな).」

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左,序盤
中央,僕たちのテーブル(計44枚)
右,隣のテーブルと合わせて

すし皿のスカイツリーや!!・・・・・ごめんなさい(汗)
ナベさん,ご馳走様でした.Kao さんと話す機会を頂いた事と合わせて感謝申し上げます.

ダイアリーを書いて現在12:00 にですが,僕は未だにお腹が減りません(笑)


あ,そういえば.帰りの車の中で

ナベさん 「あ~.(隣の分も食べたから)お腹いっぱいだ~」
と,ぼそっと言った時に

僕,(申し訳ないです)と無言・・・・
ナベモトさん,「イヒヒ~(笑)」

あ,笑っちゃうんだ~.
そんな事が出来て,それが許されるキャラのナベモトさん.お寿司20皿食べられるし尊敬しっぱなしです(笑)

とても楽しい一日でした.ナベさんありがとうございました.

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第25回生命科学セミナー「Self-incompatibility in Petunia」開催(3/17)

2015年3月17日 (火)

 前日の植物生理学会シンポジウム「植物の生殖過程における鍵分子とその機能解析」。その時も話を頂いた、Professor Kaoに仙台に来て頂き、いろいろな議論をして頂いたわけですが、その合間に、生命科学セミナーを。震災の前、渡辺の建物が改修工事をされる前にも来て頂き、セミナーをお願いしたわけですが。。。今回は、topicというよりも、ナス科ペチュニアの自家不和合性の歴史を。

DSCN6326.JPG セミナーでは、Penn. State Univ.に移って、なぜ、Petuniaを使うようになったのか、その時に、7つの個体を選んで、その前のPDの時代のCornnel Univ.からどんな気持ちで異動したのか。。そんなことも伺えました。そのあとの数枚のスライドは、渡辺にとっては、涙もの。。。。Ai et al. (1990) Sex. Plant Reprod.のS-RNaseの遺伝子がS alleleと分離が一致するdataを見たときには、ちょうど、D1くらいだったと思います。この論文を読んだのは。研究室の学生さんの年代。あのとき、論文を読んで、感動したのを、その時にもどったように、思い出したのでした。。。Lee et al. (1994) Natureの論文。これで、S-RNaseが雌しべ側S因子というのをしめされたのでしたが、この1年前、横浜での国際会議の時に、小さな会議で、Professor Kaoの同時通訳をして、。。それを思い出して。。時代を追って、説明をして頂いたので、自分はあのとき、こんなことをしていたなど、思い出して。何ともいえない気持ちになりました。Professor Kaoにとって、それまで、Chemistry, Biochemistryをベースに実験をされてきたのに、形質転換というPlant Scienceをやる事への決断の過程も。。。そうだなと。fieldを変えたり、方向性を変えるのは、大変なことなので。

DSCN6310.JPG もちろん、話の核心はS-RNaseとSLFがどの様に相互作用して、自家不和合性になるのか。アブラナ科植物の自家不和合性のようにおなじS alleleのSP11とSRKが相互作用するのではなくて、それ以外のS locusに持っているたくさんのSLFが他人を識別する。鍵をジャラジャラと持っている状態。。。理解はとても大変ですが、こんなモデルももちろん、自家不和合性の歴史を考えると、初期にはあったわけですが、まさか、こんな形で使われているとは。。。質問のところで、動物の免疫系、T-cellとの比較というか、そんなことを話されていたのが、印象的で。。より刺激的な2hrでした。ありがとうございました。Professor Kao。また、数年後に、さらに発展した話を伺えれば。。。


 わたなべしるす

 PS. Professor Kaoといつも書いていますが、元々は台湾の出身で、昔で言う台北帝国大学、現、国立台湾大学を卒業されたあと、アメリカで学位を取られて。。。もちろん、中国語をしゃべることができるわけです。昔、国際会議で、中華料理店でずいぶん、一緒に食事をするのを助けてもらいました。今回は、文理融合の科研費「アブラナ科植物の伝播・栽培・食文化史に関する領域融合的研究」の関係で大谷大・武田先生、明治大・江川先生が来られていて、研究室での来客との議論がはじめて、中国語。渡辺はもちろん、蚊帳の外でしたが、文理融合の科研費については、思わぬ情報を頂けたり。。。そうそう、忘れないうちに。Professor Kaoと書きますが、漢字で書くと、「高徳輝」。それに老師と最後につけて、高徳輝老師と書くのが、目上の方というか、偉い方に使う表現のようで。これも文理融合で学んだのでした。

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