東北大学大学院生命科学研究科 植物分子育種分野 渡辺研究室

研究室ダイアリー

【研究室訪問】宮城第一高校・コアSSHダイコンコンソーシアム参加チーム来訪(6/7)

2011年6月 7日 (火)

 昨年から、何度か実施していますが、出前講義と平行して、研究室への高校生とその指導教員の先生の訪問です。今年度の第1弾は、市内の宮城第一高校・コアSSHダイコンコンソーシアム参加チームが、生物の小松原先生と一緒に、ダイコン研究の討論と実際の植物の観察などと言うことで、研究室に来て頂きました。7名の2年生ですが、彼らには、先週の科学者の卵の出前講義で少しお話をしたメンバーでした。昨年は、アブラナコンソーシアムの研究グループの訪問でした。

 ダイコンのどのような特徴を研究するのか、どのようなことに興味があるのか、高校生らしい研究はどういうことなのかなどを総合的に考え、さらに、ダイコンという扱いやすい材料ではありますが、実際にやるとき、簡単に手に入るかなどを、討論しました。最終的なテーマは、企業秘密ということで、また、発表できるときに、HPに記すことにしますが、ダイコンの栽培をしながら、よりよい研究になるよう、がんばってください。できるだけのサポートをしたいと思います。去年とは、また、キャラの異なる生徒さんたちで、とても寡黙ですが、何かしらやってくれそうか雰囲気を感じ取れました。楽しみにしております。

DSCN0591.JPG 討論会の後には、研究室、温室などの見学をしてもらいました。地震で被害を受けた実験台など、見ていただき、そのすごさというか、こんな壊れ方があるのだというのを、見てもらいました。地震の直前にきてくれた生徒さんもいて、かなりびっくりのようでした。

 来月にまた、実験の進展具合を見て、議論できればと思います。


 わたなべしるす

ページの一番上へ

【研究室訪問・実験】「科学者の卵養成講座」エクステンドコース・発表会プレゼン準備、その3(3/9)

2011年3月 9日 (水)

 2/19, 27に続いて、エクステンドコースのプレゼン準備が、今日で3回目で、ポスター、プレゼン練習などが完了しました。

 ポスターを完成させ、実際にプレゼンの練習を行いました。渡辺が年度末の様々なことに追われていることもあり、研究室の学生、院生の皆さんにもお手伝い頂きました。何より、最後に、学生、院生の皆さんの前で発表練習を行い、当日さながらの質疑応答があったのは、エクステンドコースならではないでしょうか。

DSCN0384.JPG また、エクステンドコースで生命科学研究科の他研究室に配属されている受講生の方とも連携して、発表練習ができたのは、それぞれのできあがり具合、プレゼンの工夫など、良い刺激になったのではないかと思います。「科学者の卵」で目指している、領域融合というか、異分野交流というか、そうしたことができたのは、受講生相互にとっても良い刺激になったのではと思います。あとは、3/12のプレゼンです。ぜひ、がんばって、科学者の卵を卒業して、1年後の受験に備えて下さい。そういえば、今日は、県内では高校入学試験の日だったとか。来年の受講生も新しくなります。

 こちらもまた、新しい刺激を受けて、さらに発展できるように、残された年度内の仕事を終わらせて、研究教育が、次の年度につながるように。。。


 わたなべしるす

ページの一番上へ

【出前講義・研究室訪問】福島県立相馬高等学校・アブラナコンソーシアム研究メンバー、3名の生徒さん来訪(3/7)

2011年3月 8日 (火)

 2/26に、アブラナコンソーシアムSSH重点枠「アブラナ科植物の遺伝的多様性に関する研究」の今年の報告会でのコメンテーターを務めましたが、この研究は、3年目になります。最初の立ち上げから数えると。その最初のメンバーで、今年受験生であった、福島県立相馬高等学校の研究メンバー、3名が受験が終わったと言うことで、研究室のアブラナの雑種の見学に来ました。

 相馬高等学校では、ブロッコリーとコールラビ-といういずれも、Brassica oleraceaに属する作物ですが、この間の交配、雑種育成を行っていました。2年ほど行ったのですが、うまくいかず、今回の研究室の見学となりました。ガラス温室に育成してある、その雑種を見て、なるほど、両方の形質が、現れているというようなコメントがありました。

DSCN0452.JPG なにより、3名とも、それぞれ希望のところで、来年度は大学生として、歩んでいくことを伺い、それぞれ、この1年大変だったのだろうと。。たいしたものだと。。また、どこかで彼らと交流ができればと思います。


 わたなべしるす

 PS. そういえば、昨日、今日とそうした、出前講義に伺ったところからの、合格の報せなどを頂き、こちらとしては、うれしい限りです。4月からは、大学生として、がんばって下さい。そうした方々とも、また、どこかでお会いできるのを楽しみにして。。

ページの一番上へ

【研究室訪問・実験】「科学者の卵養成講座」エクステンドコース・発表会プレゼン準備、その2(2/27)

2011年2月27日 (日)

 2/19に、エクステンドコースの発表会のプレゼン準備を開始し、今日が2回目です。プレゼン、つまり、ポスター作成ですが、単純に文章を書いて、絵を並べると言うことではなくて、以下に見やすいもの、見やすい字を使うか、どこに強調するべきなのか、そうしたことを中心に、今日の準備でした。昨年の12/9に分子生物学会で、「プロに学べ! 魅せるサイエンスイラスト!」で、こちらも学習できたプレゼンのポスターの作成のこつのようなことを併せて、講義しながら、ポスター作成を行ってもらいました。

 夕方までかかり、ほぼ、全体像ができあがり、発表の原稿、発表練習を次回に残し、エクステンドコースも、終わりになりそうです。

DSCN0300.JPG 3/12の発表当日に向けて、ラストスパート。渡辺も、年度末の残った仕事がラストスパート。高校生のパワーを分けてもらって、がんばるしか。。。


 わたなべしるす

ページの一番上へ

【研究室訪問・実験】「科学者の卵養成講座」エクステンドコース・発表会プレゼン準備(2/19)

2011年2月21日 (月)

 昨年度から始まった「科学者の卵養成講座」。今年度はエクステンドコースの受講生を受入れ、夏頃から実験をしたり、実験の考察をしたり、今日まで何回かに分けてきてもらいました。のべできてもらった回数は、10回以上になるでしょうか。

 来月、3/12には、「科学者の卵養成講座」のプレゼンがあります。また、そのあとには、日本植物生理学会の高校生発表会が。このエクステンドコースの趣旨は、継続して実験をして、それを学会で発表するというものでした。受入をした渡辺としては、なんとかそこまで達成でき、ほっとしています。

 実験、研究をすることも大変ですが、それ以上に、プレゼンをして、大学であれば、論文発表をすると言うところまで行って、初めて、実験が完結すると言うことを、師匠であった日向先生に言われたのを思い出します。渡辺も積み残しがないように、年度末の残りの仕事を片付けないといけないと痛感した1日でした。


 わたなべしるす

RIMG0530.jpg

ページの一番上へ

diary Top« 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22

ARCHIVE